子供に勉強なんて教えられないぜよ!というパパママへ
子供が小学生になると、
親の役割は身の回りのお世話から
勉学のサポートへと変化する。
(いやいやそれは学校の仕事でしょう?
という話はまた別の機会に…。)
簡単な計算や漢字の読み方ならともかく
英語とか社会とか英語はちょっと厳しい。
というかだいぶ厳しい。
中学校受験などの勉強になれば
もう完全にお手上げ。
有名私立中学校の過去問を
検索してみたものの、
そっとタグを閉じる。
これが解ける小学生って
どんな親から生まれたの?
遺伝だ、親が賢いに違いない。
だめだ、勉強はやはりプロにお任せしよう。
というパパママへ。
諦めるのはまだ早い!!
私たちはなにも我が子に
アインシュタイン並の天才に
なってほしいわけではない。
我が子が、義務教育の内容を理解し、
自分が学びたい高等教育を目指して
学べる状態であれば十分でしょう。
ガッツリと内容を教えるのが無理ならば、
子供が学びたくなるようなきっかけだけ
与えられるように注力するのはどうだろう。
私たちより何倍も柔軟でピカピカな脳を
持っている子供たち。
彼らは、
面白いと思ったことは
どんどん吸収していく。
ポケモンのキャラの名前は
何個でも覚えられるし、
好きな歌の歌詞はすぐに暗記できる。
ゲームならプレイしながらやり方を
軽々と習得していくそんな子供たちが
漢字を覚えられないはずがない。
そこで、
勉強が好きな子、
好きではないけどできる子は別として、
ごくごく普通の
勉強をしない子に向けて、
『勉強するきっかけ』となりうる
とても簡単な会話術を
1つ、紹介しようと思う。
親子で賢くなれる簡単な方法。
それは、
「世界で一番○○なのって何だと思う?」
という会話を投げかけることだ。
これ、幼児から小学校低学年くらいまでの
子供たちは大好きな質問だと思いませんか?
これを、日常会話の流れの中で、
さりげなく投げかけると
子供たちは楽しく、知らぬ間に
色々な知識をつけていけるのだ。
私たち親が、答えを知っているかどうかは
関係ない。
知らなければ一緒に調べるだけのこと。
例えば、
おやつにポテチを食べている子へ
「世界で一番最初にポテチを作った人知ってる?」
と話しかけてみる。
私も知らないので調べたところ、
アメリカ人のクラムさんという人が
1853年に発明したということだ。
これを子供と話しながら、
「アメリカってどこにあるのかな」とか、
「1853年って日本は江戸時代らしいよ」とか、
何でもいいので
子供の記憶に種を蒔いておく。
または、
漢字の書き取りを
ダラダラとしている子に向かって
「ねぇ、世界で一番画数の多い漢字って何だろね?」
と話しかけてみる。
日本で使われている漢字では
「鸞」とか「驫」が出てくるが、
覚えさせるのが目的ではないので
「こんな漢字があるんだね!」
「画数は多いけど馬3つだから簡単だね!」
など、しつこくしないでサラッと会話を終える。
こんなことを日々の会話に
差し込むだけで完璧。
これで即座に勉強に興味がでる!
というわけではないのだが、
どこかでこれらの会話が
フックとなって勉強につながる時がやってくる。
そもそも教科書に載っている勉強内容が
頭に入らないのは、
自分とは全く関係がないと思っているから。
興味が持てなくて当たり前である。
でも、例えば先程の例であげた
ポテチを最初に作ったのはアメリカ人という話。
これを親と話した子供が、
学校で「アメリカ」について学ぶ時、
それはもう自分と関係ない話ではない。
自分→親→アメリカ
というように、親を通して
アメリカと自分が繋がっている。
これ、お母さん(お父さん)と話したことがある!
そんな場面をたくさん作ってあげることが
子供の興味の地図を広げる一助となり、
ひいては学習意欲へ繋がると
私は考えている。
その方法として、
劇的で華やかではないが、
この「世界で一番〜」という話かけは
簡単で楽しくてとてもオススメ!!
子供と一緒に賢くなれて一石二鳥^^
よかったらお試しください⭐︎