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【イギリス安楽死】党派を超えた議員達による圧巻の名演説🎉🎉🎉2024年11月29日イギリス下院議会で『安楽死法案』が承認💡(スピーチ集①)

先日2024年11月29日、イギリス下院の議会で『安楽死法案』を承認して、今後も精査&審議していくか…その決選投票がありました。
投票は『自由投票』で、党派を超えた形で行われました。そのため労働党だろうか保守政党だろうが、有権者の声を受け取った議員個人による『賛成&反対』意見が飛び交い、大変見応えあるものでした。

そして結果は御存知のとおり⇩

『大差』で安楽死法案が承認された…そう言っていいでしょう💡


今後の経過としては、以下のようなスケジュールとなっています。

ソースは⇩

来年の2025年4月25日までには最終結果が発表される予定です。場合によっては再度『自由投票』が行われることになります(勘だと多分ない…)。

そして5月以降は貴族院(上院)で審議されますが、イギリスの場合、『もう一院制に変更してええんやない?』という議論があるぐらい、法案を形式的に流すことが多いので…事実上

来年『4月中』には英国で安楽死制度が成立


するはず!と見込んでいます。
まぁ~『キリスト教原理主義』団体が、お得意の『陰謀論的アプローチ』を仕掛けてメチャクチャにする可能性もありますが、英国は日本やアメリカほど、その点では汚れてないので大丈夫でしょうwww


決戦投票前に、4時間かけて各議員が法案に対するスピーチをし合ったのですが、その模様をマトメなので掲載しておきますね💡
すんごいカッコいいですよ。


【名場面スクショ】

法案の提出責任者 キム・リードビーター議員
ロージー・ライティング議員


ところで、この投票結果を受けて、イギリスの大手一般新聞の『ガーディアン』の記者が、とても素敵な記事を書いていたのでお時間ある方は、こちらもチェックしてみてくださいな⇩

英語原文です💡

『密かに参加した民主主義の実験』
原文:an experiment in participatory democracy by stealth


メチャクチャCoolなフレーズではないでしょうか❓
日本人の皆さんは、この記事や議員の情熱、そして英国の一般の人々を想いを見て、何か感じないでしょうか❓

記事を書いた人物👆

イギリスの終末期医療の変遷の中で、確実に歴史に刻まれた大イベントだったのですが…
その一部始終を追いかけてきた私も、涙が出そうになるぐらい嬉しかったです。
中盤戦の動向も、鋭意注視していきたいと思います。

おめでとうございます!

ありがとうございます。

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