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【韓国 安楽死】アジアで初めて『安楽死法案』が国会に提出されました

2024年7月5日、韓国でアジア初めての『安楽死法案』が国会に提出されました。

提出したのは『ともに民主党』の議員、アンギュベク(安圭佰)国会議員。

実は2022年に一度国会へと提出されようとした法案ですが『韓国医師会とカトリック教会』の反対により廃案に追い込まれた過去があります。
しかし様々な調査機関が公的な世論調査を行い
『国民の84%が安楽死法案に賛成』
『10人中7人は安楽死に賛成』していることが把握されています。
明確に強く反対しているのは10%程度。
すでに国会議員への調査でも『100人中87人』が法制化を支持しており、今期の国会では立法化されるのではと期待されています。

ちなみに韓国では2018年2月『延命医療決定法』という法律が施行されています。
これは終末期の患者さん(死が間近の患者)の心肺蘇生や人工呼吸器装着などの中断を認めるものでいわば日本の『尊厳死法案』にあたるものです。世界では当たり前のように認可されている法律。

残念ながら日本ではこちらも『宗教団体や思想団体、障害者団体から強烈に妨害され』法律化できていない状態です。
韓国で安楽死法案が可決されたら『アジアで初』ということもあり、アジア全体どころか世界に衝撃が走ることでしょう。
これからの韓国の進展ぶりは要チェックですね。

他のアジアの国々については⇩でまとめています。

ありがとうございます。

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