CardanoのWalletの維持管理、種類、特性、バージョンアップ、リカバリー等
※資料はBTBFさん作成（Walletのリンクもあります）
【2023年1月最新】カルダノ (ADA) 対応ウォレット9選 特徴と機能を比較！ | X-StakePool (xstakepool.com)
最近、Walletについての問い合わせが多く寄せられます。一番多い問題点がダイダロスWallet関連のお問い合わせになっています。いわゆるフルノードのWalletは同期関連、バージョンアップ、データ復帰などが多く寄せられる問題となっています。（特にバージョンアップしていなかった ,そのまま放置していて動かない等）
Walletの問題に関しては資産保持の観点からなかなか扱いが難しく、SPOも手を出せないデリケートな扱いとなってしまうので、皆さんもしっかり勉強され、パソコンの事、OSの仕組み、扱いなど勉強して頂くことが肝要になります。
Cardanoのウォレット管理には、ウォレットの種類、メンテナンス方法、リカバリー手順があります。
ウォレットの種類
ハードウェアウォレット: オフラインで秘密鍵を保管する物理デバイスで、オンラインの脅威から高いセキュリティを提供します。代表的なものにはLedger Nano SとX、Trezor Model Tがあります。
ソフトウェアウォレット: コンピュータやモバイルデバイスにインストールするアプリケーションです。デスクトップウォレット（例: Daedalus）はCardanoブロックチェーン全体をダウンロードし、モバイルウォレット（例: Yoroi、Nami）は日常のトランザクションに便利です。
ペーパーウォレット: 公開鍵と秘密鍵を紙に印刷する方法で、完全にオフラインで保管します。長期保管に適していますが、紙の紛失や損傷に注意が必要です。
ライトウォレット: ブロックチェーン全体をダウンロードせずに動作し、便利さとセキュリティのバランスを取ります。EternlやFlintが例です。
メンテナンスとセキュリティ
定期的なバックアップ: リカバリーフレーズを安全な場所に保管し、定期的にバックアップを取ります。
信頼できるウォレットの使用: DaedalusやYoroiなど、Cardanoコミュニティで広く使用されているウォレットを選びます。
ソフトウェアの更新: 常に最新の状態に保ち、セキュリティパッチを適用します。
2要素認証の有効化: 可能であれば2FAを有効にし、セキュリティを強化します。
フィッシング攻撃への注意: ウェブサイトやリンクの正当性を確認し、ウォレットの資格情報を入力する前に注意します。
リカバリー手順
リカバリーフレーズの取得: リカバリーフレーズを用意し、これがないと復元が不可能です。
ウォレットソフトウェアの選択: DaedalusやYoroiを選び、"Restore Wallet"機能を使用します。
リカバリーフレーズの入力: 正確に入力し、新しい支出パスワードを設定します。
ブロックチェーンとの同期: 同期が完了したら、残高を確認します。
セキュリティ対策: リカバリーフレーズが漏洩した場合は、新しいウォレットに資金を移動します。
これらの手順を守ることで、Cardanoのウォレットを安全かつ効率的に管理できます。
最近では出来るだけライトウオレットを使用してバックアップとしてEternlにWalletを復活させておくという風に出来るだけフルノードウオレットは使用せず普段からデスクトップ用と携帯用で設定するという2段重ねをするようにしてもらっています。様々なWalletがあるので各々の特製を生かしてのご利用をお勧めしているところであります。
WINDOWSの扱い方やファイルのバックアップ方法、COPYやペースト、ファイルの移動など基本的な話やWalletの扱い方はいくらでもフォローいたしますが、大切な資産の扱い方や秘密のシードフレーズ管理など個々でしっかり行うべきことはご自身でしっかり管理されるようにしてください。我々SPOも様々な方法でバックアップはいたしますけどです。
MUEN-StakePoolでは個々のデータなどを扱う事はありませんが、細かいフォローは行っています。ご高齢の方で聞く人がいない場合はいつでもご連絡ください。 mail：muen89314@gmail.com
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