ファッションLGBTQ

みなさんこんにちは。moneです。
今日はセクマイについてのお話です。

今朝ニュースを見ていたら、草彅剛さん主演の映画のインタビューをやっていました。
映画の内容はトランスジェンダーの主人公(多分体は男で心が女)が親戚の子供を預かる、というものでした。

トランスジェンダー…男でも女でもないってことですね。
ヒールを使ってカツカツ歩く草彅さんはかっこよかったです。映画のタイトルは忘れてしまいました(すみません)
見に行きたいなぁと思っています。旦那はきっと一緒に行ってくれないだろうから一人で行ってきます笑

草彅さんは「役をもらった時は人生のターニングポイントなんだ」と言っていました。

映画のワンシーンで、主人公が会社の面接を受けるシーンがあり、会社の面接官が

「LGBT、今は流行りですよね。僕も講習会とかに行きましたよ」
と言って主人公が押し黙ってしまうというシーンが印象的でした。

「今流行りの」

この言葉に納得できません。LGBTQブームが起きていることは確かですが、流行っている、という言葉に「ん?」と思いました。
吉田鋼太郎さん主演の「おっさんずらぶ」というドラマ?映画?もありましたね。今度見ようと思っています(吉田鋼太郎さんが好きなので)

確かに流行ってるのかもしれません。
でも、流行りは「いつか廃れるもの」したり「再燃するもの」だと私は思っています。
そして、LGBTQは「廃れるもの」ではありません。生き方です。人生です。

今まで水面下にいたセクシャルマイノリティにようやく日の目が当たりつつある、たったそれだけ。

それだけなのに「今流行りの」と言われてしまうと、今まで長くセクマイで悩んだり生きていたりしていた人たちも「最先端にいたい人・新しい価値観を持ってる自分カッコイイ」みたいになりたいだけなんじゃないか?と思うわけです。

LGBTQが社会で日の目を浴びる事が悪いわけではありません。少しでも理解してくれる人が増えるのは良い事です。
ただ、それをネタとして流行らせたり、ファッションメンヘラの様に「ファッションLGBTQ」が出てきてしまうのでは?と危惧してしまいます。

SNSやネットだけでは、LGBTQの全てを理解できるわけではありません。
実際に、会って、話して、もっと色んな人とキャッチボールを重ねて、あるいは当事者に会わずとも、書物やニュースにアンテナを張って
「自分はどうありたいか」を突き詰めていく、そんな生き方が私はしたいです。

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