福祉の普及啓発入門①そもそも普及啓発のゴールってどこ?
こんにちは、朝にめっぽう弱いムーディです。夜も対して強くありません。
そんな私は2020年1月に「福祉の普及啓発勉強会」を立ち上げました。
「福祉の普及啓発勉強会」とは
「無関心から関心への転換」「福祉を関心のない人に触れやすく」
関心を0→1にしたり、理解を1→100にしたりしている人たちに注目し、普及啓発の仕方を学ぶ勉強会をします。
福祉現場で展開している普及啓発活動に疑問を抱き始めたことが立ち上げたきっかけで、「福祉の普及啓発」自体に焦点を置いて勉強会をする会は恐らく全国でも初じゃないかなぁと。(もしかしたらあるかもだけど調べてなかったので立ち上げました)
過去にそのような勉強会を何回か開催してきました。
▼FacebookURL
https://www.facebook.com/fukushinofukyukeihatsubenkyoukai/
今回は日頃の自身の活動やそこで得た知見の一部をまとめたものを連載してみようと思いました。
福祉に無関心の人に対して関心を持ってもらうための考えを記す「福祉の普及啓発入門」。毎週火曜日に更新して2020年9月8日から9月29日まで連載していきます。更新をお楽しみに!
福祉の普及啓発入門①そもそも普及啓発のゴールってどこ?
福祉の普及啓発入門②
福祉の普及啓発入門③
福祉の普及啓発入門④
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1.福祉で唱えられる「普及啓発」
福祉業界で「普及啓発」という言葉はよく唱えられている。
普及啓発と書いて「ふきゅうけいはつ」と言う。
やたら福祉業界では「普及啓発大事よ!」とよく言われる。
そもそも普及啓発ってなんやねん?
普及啓発とは一般的に「関心や理解をより深めることを促すこと」を指す。
つまり、一般的に普及啓発活動とは関心や理解をより深めることを促す活動を指す。
福祉業界が抱える課題の多くは福祉従事者やその福祉に携わる人のみでは変えることのできないものが多く、福祉日頃関わりのない人に関心を持って貰い、共に共創していく必要があるのだ。
福祉業界の課題を解決するため。
そのために普及啓発活動が行われる。チラシを作ったり、祭りを開催したり、講演会が開催されたりしている。ここら辺がよく行われている普及啓発活動である。
2.普及啓発のゴールは「関心や理解」ではない
しかし、こう考えると、普及啓発は「関心や理解をより深めることを促すこと」がゴールではない。なぜなら、関心や理解を深めること自体が福祉の課題解決には繋がらず、共に共創していくことが普及啓発のゴールであるからだ。
なので、いくら普及啓発活動をしても共創に結びつかなければ惜しい活動で終わってしまう。
「共創をゴールに」
この考えがあるかどうかで普及啓発活動の効果は大きく変わる。
関心を持って貰ってどう共創していきたいか。理解してもらいどう共創していきたいか。普及啓発を考える際には不可欠。
次回は普及啓発活動の4つの段階とそれに対する啓発活動について分けて開設していく。
グッバイオンザビーチ!!!
※このnoteは「週1note」という企画に参加しています。
https://note.com/hiromi_okb/m/me4d6ac09d131