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ジークアクスみた!
ジークアクスを夕方見に行ってきました。
色々喋ります。
ネタバレと不親切多大にあります。
ジークアクス見た人&ファーストガンダム見た人向けで書いてるので…
拝啓、シャリア・ブル
庵野秀明作品は軒並みすきなはずなのですが、見に行く選択を天気に委ねてしまうくらいには意欲はなかった。(意欲がないというのは自分のアニメへのハツラツさが最近低くて多分他の作品に対してもそうです)
結果晴れたので見に行きました。
ジークアクス 明日の天気で見に行くか決めます
— 知恵煮込 (@mudong.bsky.social) 2025-01-18T12:08:01.324Z
するとなんと!
シャリア・ブルが昨日の自分と全く同じ発言を作中でしてました!!!
「今日の天気は何かね」
「…?晴れです」
「では、行こうか…」
(すべてうろ覚え)
みたいな会話がなされるのですがホントにまんますぎてビックリしました。
はしゃぎすぎですかね?
正直、作中ブラウ・ブロを駆るシーンを見るまで記憶からすっかり抜け落ちてたキャラだったのでこれを機にファースト見直したいなと思いました。なんなら復習したうえで見たかった。
ザクマシンガンが120mmらしい威力で描かれていて素晴らしかったこととか
戦車ゲー(をソースに話すのもなんだが…)でティーガーの88mmを使ってた身として過去作のその辺の描写に釈然としなかったのですが、最初の奇襲シーンの破壊描写とか一発一発の重さに感動しました。
あと今作のガンダムのデザインだと頭部バルカンの心理的な恐ろしさが何となくわかりました。
あの顔ガン詰めで斉射されたらたまったもんじゃない!
あとはGUIの素晴らしさも挙げたいです。
チラッと映る火器管制的な画面とか、軍事OSのポスト画面みたいなもの全て煮詰められてて見てて楽しかった。
ここはカラーの素晴らしいところかもしれません。
しかし、連邦のペーパークラフトみたいな耐久の戦艦はやはり変わってなかった。カラーならもっと捻りそうな気もしましたが…
あと書いてて思ったのはそういやシャアのマスクに再解釈無かったな…という点(確か主人公に「変なマスク」と言わせていたので多分わざと)
あとは個人的な色々
意趣返しというか、旧作の再現が沢山入ってて笑いが止まらなかった。
しかし同時にシリーズものの限界も見えた気がします。
今作はガンダム作品群の中でもまさにファーストの設定(概念)を色濃く受け継ぐ以上、出てくる概念やっぱり1回見た事あるものになっちゃうので…
ファースト(というかガンダムシリーズ)を初めて見た時は色んな設定(主にニュータイプ)に凄くときめいたのです。
ジークアクスは結末で、そういうときめきとか視聴者を唸らせるギミックが発動しそうかと言われたらそうでも無い気がする…
ニュータイプ、サイコミュみたいなシリーズ物ゆえ既にあったもの(発展しきったもの)が下敷きになっている以上、やっぱり見た事あるものにしかならなそうでは…というクッソ生意気な予感はあります。
だからといってニュータイプの新解釈みたいなのもあまり…
過去のニュータイプが不思議キャラでほとんど占められているのはそうなんですが、「シュウジ」が持つ何かしらのイタさにかなり抵抗を持ってしまった。
キャラの個性とか人それぞれの好みとして片付けられるものではあるんですが、作品全体でこんな感じのキャラ付けがされている可能性もありはするので…
でもまあそんな理由で作品全体を嫌いにはならないようにはします。きっと好きになれる展開も来ると思うので!
そういう面では今後の展開もしっかり気になっているので、先行上映の内容が最大瞬間風速でないことを祈ります!
そういう感じの感想でした。