雑談#19 pixivプレミアムを使ってみた
2021年に使い始めたpixivは、無料で使えるが、とにかく広告がとっても鬱陶しい。パソコンで閲覧する分にはそうでもないが、スマホで見ると、かなり鬱陶しい。広告の内容も、自分には合わないものばかりで、本当にいやだ。そんなこともあり、ふと「1か月無料キャンペーン」に惹かれて、有料のプレミアム会員に登録してみた。もうすぐ、使い始めて1か月になるので、使ってみた感想を、まとめてみよう。
(1)広告非表示はとっても快適
プレミアム会員になると、広告非表示に設定することができる(自動的に非表示になるのではない)。これで、作品の閲覧が大変快適になった。特に小説など読む場合は快適度がぐっとアップする。
(2)小説の表紙に自分が用意した画像が使える
無料会員だと、小説の表紙にはテンプレート画像しか使えない。タイトルは自動で入り、書体や色など多少自分で編集することもできるが、満足いくようなものは作れない。プレミアム会員になると、自作イラストや自分で用意した画像を表紙にすることができ、作品イメージを反映した表紙にすることができた。シリーズ用表紙と作品表紙を別にすることもできるが、画像にタイトル文字は自動的には入れられないので、タイトル文字も自分で入れておく必要がある。
(3)閲覧履歴がたくさん残せる
閲覧履歴が、180日分残るので、少し前に見てもう一度読みたい小説など、探しやすくなった。閲覧をたくさんする人はに便利な機能。
(4)アクセス解析は微妙
広告非表示とともに、期待した機能がアクセス解析だったが、こちらの方は微妙な感じだ。
良いところは、公開時期にかかわらずすべての作品について、いいねやブクマなど作品へのリアクションがあったら通知が入るところ(無料会員のときだと、近作しか通知がなく、知らん間にブクマが増えてるということもあった)。私のように、もともとめったにいいねやブクマがつかないところだと、昔の作品でも通知がくることで励みになる。
どんなタグからアクセスしているかがわかるのも、参考になる。こちらの興味関心と、読者の興味関心が一致していることがわかるから。
微妙なところは、時間帯別のアクセス総数がグラフで表示されるのはいいとして、どの作品にアクセスがあったのかがわかりにくいところ。ユニークユーザー数なのか延べ人数なのか、よくわからないところ。それから、自分のアクセスもアクセス数としてカウントされているところ。どういう経路でアクセスされているのか、分析するほどのデータが提供されていないところ、など。
他にもいろいろ機能があるが、私が使っているのは以上の4つで、満足度はそこそこ、というところ。しかし、これは投稿・閲覧の環境がパソコンの場合である。
(5)スマホの場合
スマホには、普通にブラウザで見る場合と、公式アプリで見る場合の2種類の見え方があるが、まず、公式アプリでは、アクセス解析を見ることができない。スマホでフラウザで見た場合、アクセス解析は見ることができるが、グラフが棒グラフではなく折れ線グラフでとても見づらいこと、個別作品のアクセス数が確認できないこと、通知が表示されないことがあるので、ほとんどアクセス解析の意味をなさない。
なので、スマホしか使っていない人は、プレミアム会員になっても満足度があまり高くないだろうなあ、と思う。それでも、広告非表示にできるだけで、すごくありがたいとはいえるかもしれない。