大都市の夜景を最上階で一望する”The Top Floor”を歩く。【VRChatワールド紹介】
今回訪れたのは、Artless氏作のワールド
The Top Floor
高層マンションの最上階という、
いろんな意味で高みの視点を体験できるワールドだ。
ワールドに入って一番初めに見る光景。
まずはこのスライド式のドアを開く必要がある。
ドアの先にはダイニングルームとキッチン、バルコニーがあった。
大きなガラスが張られている。
有名なミュージシャンのポスター。著作権的に大丈夫なのか心配である。
バルコニーの椅子に腰掛けて見た夜景。
まだ少し明るく、ちょうど日が沈む頃のようだ。
リビングのソファ。タータンチェックのクッションが添えられている。
4人掛けのダイニングテーブル。
この黄色いボールは鏡をON/OFFするスイッチになっている。
オブジェクトが大きめなので、
当たり判定も大きく押しやすいのがありがたい。
鏡はダイニングテーブルの手前に起動した。プレイヤーが写っている。
何となく手を振ってみた。
逆光があり、この鏡は表情を確認するには適さない。
キッチンに並べられていた酒瓶。ウィスキーだ。
他にもいくつか種類があった。
「手を洗いなさい」と呼びかけるペスト医師のイラスト。説得力はある。
帽子ほどの大きさのプリンがあった。揺らすとプルプル動いて楽しい。
ラーメン鉢に入った奇妙な料理を見つけた。
ゆで卵や箸が入っていることからおそらくこれはラーメンなのだろうが、
ピンク色のスープとトッピングのビーフジャーキーのようなもの、
満遍なく振りかかった黒い粒がそう断言するのを躊躇わせる。
キッチンの先にはリビングルームがあった。これは鏡越しの写真。
下から照らされるとどうしても不気味に見えてしまう。
シャムネコの絵。つぶらな瞳。
シャムネコの絵の左にはもうひとつのバルコニーへと続いている。
望遠鏡と、別のワールドへのポータルもある。
バルコニーの奥には寛げるスペースがあった。
夜風を浴びながらまったり過ごせそうだ。
ダイニングルームに戻り、階段を上る。
階段を上り切って振り返った時の景色。
フラミンゴの電飾のある部屋へ。ここは広々とした作りだ。
部屋の端はソファで囲まれている。
全面ガラス張りで、どちらを向いても絶景だ。
このピンク色のボールは、何人かで遊ぶゲームを出現させるものらしい。
もう一つも押しみる。
あまり日本人には馴染みのないゲームだが、
国際交流に備えてルールを覚えておくのも良いかもしれない。
フラミンゴ部屋を抜けると、ビデオルームがある。
まだ壁には何もないが…
この緑のボールを押すと…
スクリーンが出現する。
ここに動画サイトのURLを入力すると
部屋で動画を視聴できる仕組みだ。
ビデオルームの外はバルコニーになっている。
ビデオルームと隣接するベッドルーム。
黄色いボールは共通して鏡の起動スイッチになっている。
ベッドの正面に起動した鏡を撮影した画像。
ベッドに寝ながら記念撮影が出来る。
パソコンとデスク。
このワールドの制作風景を再現しているようだ。
部屋の隅にあったギターとトランペット。
鏡に反射しているのでトランペットが少し分かりにくい形に。
感想
とてもお洒落で居心地の良い雰囲気。夜景の迫力が特に印象深い。ワールドの色調も良かったです。暖かな室内の照明と木目調のフロア、窓の外の紫の夜空の対比が美しい。間取りもシンプルで迷子になるようなこともありません。かかっている音楽も静かなジャズで、音量も会話を邪魔しない程度に調整されています。ただ気になるのは、著作権侵害の恐れのあるオブジェクトがいくつか見られたことくらいでしょうか。今後何らかの申し立てを受ける可能性はあるものの、全体として完成度の高いワールドだったと思います。