かつての乗客に想いを馳せて。”Yayoi Rusted Train”を歩く。【VRChatワールド紹介】
今回訪れたのは猫屋敷やよい氏作のワールド
Yayoi Rusted Train
草原に置き去りにされ朽ちた電車が特徴的なワールドだ。
ワールドを訪れて最初に目にする光景。
ここは電車の最後尾のようだ。
電車内は植物に浸食され切っている。
中央は水たまりができていた。
澄んだ水で満たされている。ゆらゆら揺れる草花が美しい。
注意書きが貼られていた。
電車の点検に関する検査項目が書かれている。
金網の張られた窓。青空と草原が広がっている。
天井は蔓性植物で覆われている。
黄色い吊り革。
少々汚れてはいるものの、錆や劣化は見られない。
まだ使えそうだ。
外に人工物の残骸が落ちている。
外に出てみた。電車の1両だけがポツンと草原に置き去りにされている。
近くに散らばっているのは線路の枕木だろうか。
ワールドや鏡の設定ができるパネル。
遠くから見た電車。
建築物の名残のようなものもあった。
これらが何という名前のものなのかは筆者には分からなかった。
日刊新聞が掲載されていた。「ロズウェル」「エイリアンハンター」などの文字が読み取れる。ロズウェル事件に関係する内容だろうか。
路線図があった。
オリジナルなのか、それとも実在する路線なのかは分からない。
遠くに電線をつなぐ鉄塔がある。
今でもどこかに電力を供給しているのだろうか。
感想
ワールドの規模はかなり小さめですが、草原を吹き抜ける爽やかな風となびく草花、その中に佇む朽ちた電車という、生命の力強さと文明の儚さの対比がとても美しいワールドでした。操作キャラクターを寝かせ、視点を低くして空を見上げるだけでも草原に寝そべっているような感覚が味わえます。かつてこの電車を利用していたであろう人々の現在に想いを馳せるのも、このワールドの楽しみ方のひとつとしてお勧めしたいです。