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4th of July

何かをアウトプットしたいけれど、何から書いていいものかわからないまま時間だけが過ぎている。昔はふとしたことをメモするようにブログを書いてスッキリしていたけれど、このところはふと思ったことを次の瞬間忘れるので書き留めるにも至らない。とりあえずプロフィールを今の自分に見合ったものにした。

僕たちの記念日の歌があるよ!と夫が言った。世界的に有名な日だからね、半笑いで言うと、『そうだけど僕と君の特別な日の歌なんだよ』と夫は言った。そういう考え方は良いなと思った。

夫と付き合って3年の記念日、誰かと2年以上一緒にいた試しのない私にとっては記念すべき日だ。しかしながら、君と出会ったのが人生最高の出来事とか言われても、産後激的に増えたケンカでの罵り合いが脳裏を過って以前のようには受け取れない。嬉しいけど引っかかる(笑)それでもやっぱり、この人だったのだろうなぁと思う。

夫に出会ったのはもう30代終盤で、その頃の私は自分は母親になるのかどうかについてふと考える時が多々あった。それまで付き合ってきた人との間には子どもができる感じはしなかったし、同時に何かに阻まれてそれ以上の関係にもならなかった。
自分の子どもってどんな子なのかなぁと思い始めた頃に、占いへ行ったのを覚えている。特に子どものことは言及しなかったけれど『あなたは子どもを産む星の下じゃないけれど、過去世では子どもを育てたことがあって、しかし志半ばで離れ離れになってしまったことを後悔をしているので、今世ではぜひ頑張ってください。』と占い師の希望を告げられた。

「星の下じゃないって言われたらどうしようもないじゃんね」と一緒に行った友達とアレはヤブやろなどと文句を言っていたが、今思えばあの結果は当たっていたのかもしれない。占いから数ヶ月後、私は夫に出会った。付き合ってしばらくしたある朝、私が仕事に行く準備をしていると、彼が子どもを抱っこして私の方を見ている白昼夢のような、ビジョンのようなものを見た。

占いってこんなだっけ?と思いながら聞いた。


私はそれでこの人と家庭を持つのかもしれないと思った。

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