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ハンドパン録音用にマイク買った話
マイクって苦手なんです 色々考えることが多いから
一月末くらいにハンドパンの音撮るようにマイクを買いました。いい音で撮ってみたくて。
ZOOMのiQ7ってやつを買ってみました。何でこれを選んだかといいますと
・マイク買ってミキサーやインターフェース買って…と色々揃えるお金も物理的場所もない
・手軽にサクッといい音で撮ってみたい
との理由からiPhoneに直接接続できるこいつにしました。
買ってみたものの
iPhoneとマイクの差が分からない
です…!
ちょっとしたクイズ
iPhone11で撮った音とiQ7で撮った音
どっちがどっちか分かりますか?とツイートしてアンケート取ってみました。
ご回答くださった方々本当にありがとうございました。
クイズ参加してくれたら嬉しいです
— へいしょー (@heyheisho11231) March 11, 2021
iPhoneとiQ7[外付けマイク]で撮りました。どっちがどっちでしょう
とりあえず選択肢Aはこれ pic.twitter.com/CBTSDbUN5a
Bはこれ pic.twitter.com/J0NwEqOL0u
— へいしょー (@heyheisho11231) March 11, 2021
一聴で分かる方もいれば、謎な方もいるのではないでしょうか。
答えとしては
AがiPhone BがiQ7です。
んでアンケート結果はこちら
回答はこちらに
— へいしょー (@heyheisho11231) March 11, 2021
正解率は約35%でした。
意外な結果でしたかね?
この結果を基に「iPhoneなかなかいいじゃん」「マイクっているかな?」とか色々考えられそうですね。
みなさんはどう思いましたか?
自分はTwitter等SNSに演奏動画あげるならiPhoneでもいいのかなと感じました。
iQ7を買うか悩んでる人の参考になれば幸いです。
おわり
理系的な話ごちゃごちゃ
理系の話嫌いな方はお戻りください。
冒頭に戻る。マイクは苦手、考えること多いから。
ZOOMのiQ7の性能を考える
主な仕様
・マイクロフォン MS ステレオマイク(90°/120°/M-S)
・最大入力音圧 120dB SPL
・入力ゲイン +3 ~ +43dB
・音質 44.1kHz/16bit, 48kHz/16bit
・電源 iOS機器より給電
・端子 Lightning コネクタ、ステレオミニジャック(ライン出力/ヘッドフォン出力兼用)
・外形寸法 54.5(W)× 57.2(D)× 26.5(H)mm
・質量 30.5g
サウンドハウスさんからコピペ
やっぱり気になるのは「音質 44.1kHz/16bit, 48kHz/16bit」ってところですかね。
オーディオに関して詳しい人は「はいはいそうなのね」ですが、知らん人もしくは物理は苦手な人は「なんのこっちゃ」ですよね。
こいつらの名前は「サンプリング周波数」と「量子化ビット数」ってやつです。
サンプリング周波数
1秒間に何回処理するかを表すのがサンプリング周波数(サンプリング・レートって言ったりも)
再生できる周波数はサンプリング定理より、サンプリング周波数の半分の周波数まで表現できます。ナイキスト周波数とも言うのか
例:48kHzの場合は半分の24kHzまで再生可能
またこいつが厄介でナイキスト周波数を超えるものはエイリアシングという雑音を発生させてしまう原因になったり…等々考えることが多い
※ハンドパンにおいてはそこまで重く考える必要はないが
人間の耳は20~20KHzまで聞き取れます。また、一般的に成人は16KHz(だっけ?)までともいわれてます。
そのため、ナイキスト周波数が20KHzまであれば十分…ともいえないのが不思議な世界
マイクの周波数特性ってもんがあって、「どこの音域が得意」と個性がそれぞれです。20~20KHzまで拾えるからOKって訳でもないのが、大変なところ・・・
詳しく知りたい人はググってみてください。知る事は楽しい事です。しかし楽器に当てはめて考え出すともう…私は思考を放棄します。
色々説明ははしょってますが、【44.1kHz】これ一個知るだけでも、そこそこのデジタル信号処理知識が必要になるんです。
はい次
量子化ビット数
こいつは振幅方向(音の大きさ)に値を取ること
デジタルの世界では、アナログである音を変換しますが、サンプリングした後で2進数にする(量子化)ときに振幅値をどこまで細かく変換するかをきめるのがこのbit数です。
こいつもこいつで量子化ノイズってものを発生させる原因君なのですが、そこまで深く考えなくてもいいところ。
まぁ総じて…
「どっちも数がデカけりゃいい音だ」
で認識しても問題ないと思います。
仕様の「音質」一個とっても考えることはたくさんです。しかし、マイクはそんなもんじゃない。
その他、・指向性・出力インピーダンス・感度・ノイズレベル・最大出力・ダイナミック・レンジ・最大SPL・S/N比等々…
比較すべきスペックはたくさんある。一個一個全部知る必要はないかと思いますが、理解するにもなかなか大変
もはや理解なんかしなくても買っちゃえ!が正解なのかもしれない。
私は考えること多いからマイクは苦手だなって常々思います…
余談
ちょっとググったらiPhone11のマイクって「48kHz/16bit」もしくは「48kHz/32bit」で録音できるっぽい…!?
これなかなかすごいな