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ピッツバーグ留学について

こんにちは。お久しぶりです。こんな状況ですが、21卒の就活生、頑張っております…(泣)

今回は、3年の後期に4カ月間行った、ピッツバーグについて書きたいと思います。ピッツバーグはアメリカ留学では、あまり聞きなれない地名だと思うので、その魅力を知ってもらえたらいいなと思います。

1. ピッツバーグ(Pittsburgh)ってどんなところ?

ピッツバーグはペンシルベニア州の都市のひとつ。2つの川に囲まれた、三角州のような土地の中に、そびえ立つオフィスビルの景観がとても素敵です。

( 写真:https://tabizine.jp/2018/09/09/202350/ )

ちなみにこの赤いトロッコは、インクライン(incline)といいます。ピッツバーグが丘が多いです。これに乗ることで、丘の頂上に行け、ピッツバーグの素晴らしい景観を望むことができます。

ピッツバーグはかつて、「STEEL TOWN」(鉄の街)として有名でした。しかし、1980年代に国際競争に負けたり、鉄鋼業による環境問題などがあり、鉄鋼業の衰退と共に経済も衰退してしまいました。しかし、今では、テクノロジー、医療、教育の面で再発展しています。ピッツバーグにあるカーネギーメロン大学は、ロボティクスなどが有名で世界でもトップクラスに入る大学です。

ピッツバーグでは、スポーツが盛んで、Steelers(アメリカンフットボール)、Pirates(野球)、Penguins(アイスホッケー)が有名です。アメリカあるあるなのかもしれないですが、アメリカ人は日常生活でも、Pittsburghやスポーツチームの名前の入ったTシャツやパーカーを着ます。(笑)

2.どんな大学に行っていたの?

私の大学の提携校である、ピッツバーグのデュケイン大学というところに通っていました。カトリック系の私立大学です。学生数は、6000人くらいです。丘の上に立っており、高低差があるので、エレベーターで一階を押しても、本当の一階じゃなかったりします。(笑)

大学内でスポーツが盛んで、フットボール、ラクロス、バレーボールなどいろんなスポーツ観戦に行きました。どの部活の試合にもたいてい、チアリーダーがいます。めっちゃかわいいです(笑)

大学内には、スタバやビュッフェ、ハンバーガーショップ、メキシカン料理、サブウェイなどがあります。

(ビュッフェはこんな感じです。$10くらいで、好きなだけ食べれます。フライドポテトやハンバーガーだけでなく、サラダやフルーツ、ベジタリアン、ヴィーガン、アレルギー対応の料理、中国料理など種類はたくさんあります。私はこのせいで太りました。(笑))

(日本では見たことないような色のドリンクもあります。ちなみに、ドラゴンフルーツ味です。ドラゴンフルーツ自体、初めて食べました。最後の方は、毎日のようにスタバかもう1つ別のカフェに行って、ホットチョコレート飲んでました。(笑))

3.授業はどんな感じだったの?

デュケイン大学には、ESL Program (English as a Second Language)というものがあります。英語を第二言語として勉強する学生に対してのプログラムです。レベルは、Basic A・B(初級)、 Intermediate A・B (中級)、Advanced A・B (上級)があります。その上は、主に、大学院で授業をとりたいけど、まだ英語のスキルが足りないという大学院生にむけた授業があります。私は、当時大学3年生でしたが、英語のテストの結果も見て、ESLの先生にこのレベルに挑戦してみないかと言われたので、大学院生と一緒に授業を受けていました。

私が取っていた授業は、①Academic Lectures for ESL、②Academic Reading in Context、③Academic Writing in Context、④Academic Listening & Vocabulary in Context、⑤Advanced Speaking and Listening B の5つです。①~④の授業はすべてつながっており、2週間くらいでトピックが変わります。そのトピックの講義を聞き、そのトピックに対しての要約や意見を書き、そのトピック関する資料を読み、そのトピックでどういうことを学んだのかについて4つの授業でやります。トピックは、アメリカの保険、異文化、ピッツバーグの歴史、経済学入門、医療の倫理観などについてでした。個人的に、医療の倫理観や倫理問題は、専門用語がたくさん出てきて難しかったです。

①Academic Lectures for ESL

60分くらいの講義のビデオを見て、ノートをとる。宿題としては、TED talkやYouTubeで自分の興味のある分野(政治、経済など)についての講義を見て、みんなの前で10分くらいで要約する。その講義に関連した質問を自分でいくつか考えてきて、みんなディスカッションする。

②Academic Reading in Context

トピックに関する資料を宿題として読んでくる。資料では何を言っていたのかについてチームで要約する。先生が、その資料に関するクイズを用意してくれるので、それをチームで解き、クラス全体でディスカッションする。

③ Academic Writing in Context

②Academic Reading in Contextで読んだ資料の要約や、それについて自分がどう思うかを書く。レポートを一回出して終わりではなく、先生が添削してくれるので、また書き直して3回くらい再提出するのを繰り返す。

④Academic Listening & Vocabulary in Context 

①Academic Lectures for ESLで聞いた講義の復習をする。どういうことを言っていたのか、分からないところはあったのか。分からない単語はあったか。講義の構造はどうだったのか。また、次の講義で使うスライドが渡されて、講義を聞く前に予習してくることが求められます。この授業では、たった一つの講義に対しても、その講義を理解するために、予習・復習をしっかりすることが大切であるということを学びました。(予習・復習は大事であるとはわかっていても、日本の大学の授業で今まで出来ていなかったなと改めて思いました。)

⑤Advanced Speaking and Listening B

Speakingだけは、一つ下のクラスの授業を取っていました。この授業では、発音やイントネーションやアクセントについて学びました。発音を学ぶってめっちゃ初歩的じゃんと思うかもしれませんが、キレイに英語を発音するって大切なことだと、私は思います。

4.留学生活で思ったこと・学んだこと(勉強面)

①勉強量がハンパじゃない

毎日どの授業でも課題がでます。私は、授業が終わった後は図書館で勉強してましたが、アメリカの学生は本当にみんな勉強してます。勉強する本当の理由は分からないけれども、たくさんのアメリカの学生が図書館にこもって勉強しているのは、課題の多さにもあると思います。アメリカの大学と日本の大学を比べたら、日本の大学を卒業することは簡単だなと思ってしまいますね、、。(日本の大学は入るのは難しいけど、卒業するのは簡単だともいいますからね。)

②自分の意見を話す機会が多い。

自分が発言する時に、ただ情報を言うのではなく、それに対しての自分の意見は何なのかを話すことを求められることが多かったなと思います。自分ってあまり自分の意見がないなと思うことが多かったです。そこは、今でも改善していかなきゃいけないところでもあります。

今回は、勉強面の話ばかりでカタイ感じになってしまいましたが、今度はピッツバーグの観光地などを紹介できたらいいなと思います!

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