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2014年7月の記事一覧

一度開かれた魔眼を閉じることは出来ない。
明るみになった真実を布で覆い隠そうとしても無駄だ。
バラバラになった自我を拾い集めても元には戻らない。
顔や身体の形は同じでも昨日までの自分とは全く別の生き物。
そう、お前は覚醒し生まれ変わったのだ。

東京の街の何が嫌かって色がないこと。
灰色に白や黒、生命力や楽しさを全く感じない。
歩くだけで息苦しく、ここは死の街かと錯覚する。
道路や電柱の色をカラフルにするだけで毎日が
ずっと楽しくなると思うんだけどな。

1つの作品を投稿するごとに1つの作品がタイムラインから消えていく。そのことを惜しみ、新しいものを投稿するのをためらう自分がいた。だが、作品を守り維持しようとするのが本当にその作品を活かすことなのだろうか?そうではない。流れゆくものの残像こそが美しく、散ってゆく花びらこそが美しい。

自分の作品を漫然と眺めていたら、そこに使われている赤色の多さに愕然とした。どれだけ赤色が好きなのだ、自分。そういえば昔から赤色が好きだった。高校の頃、赤いマフラーをつけて赤いベルトを巻いて赤いリストバンドをつけて登校していた。赤色と自分の間にはいったい何があるのだろう。