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僕らはそれに抵抗できない 依存症ビジネスのつくられかた

今日は「僕らはそれに抵抗できない 依存症ビジネスのつくられかた」について紹介していくよ。


なんでこの本を読もうかと思ったかと言うと、子供たちがアマプラ依存にならないか心配なのと、私の甘いもの依存を克服するヒントはないかなと思って読み始めたよ。

まず、本書には私たちを依存症にするためのテクニックが6つほど紹介されていたよ
1目標
2フィードバック
3進歩
4難易度のエスカレート
5クリフハンガー
(ドラマとかで、ラストが明かされずにおわって、次がみたくなる仕掛け)
6比較
まぁ、細かい事はいいんだけど、要するにいろいろなテクニックを駆使して私たちを依存症にしようといろんなビジネスが作られているっていうのは知っておくと良いかも。

この本で私が1番勉強になったのは、依存症かどうかをどう判断するのかという話。
例えば、勉強ばっかりしてる人に対して、この人は勉強依存だとは言わないよね。運動がんばっている人にも運動依存とは言わない。
逆に、ゲームとかネット動画に関しては依存って言われがち。これらの違いは何なんだろう?子供たちがアマプラを見てるのは依存なのか?本書で紹介されていて気になったキーワードをいくつかピックアップするね。

1だめだとわかっているのにやってしまう


確かに、勉強や運動はダメではないものね。ゲームやアマプラに関しても、過度に見ると良くない、というのは大人ならわかるはず。
でも子どもの場合はそもそもそういう判断がつかないから判断基準としてはちょっと難しいと思ったわ。

2苦しみを癒しているか

これ、一番なるほどって思ったかも。
何か嫌なことがあったときに、それをすると癒される、だから依存してしまう、そういうものは依存症とよべるのかもしれない。
私の甘いもの依存は若干それに近い。甘いものを食べた食べるとちょっとストレスが解消されるような気がして。。だからやっぱりちょっと危ないよね。そもそも、苦しみの部分を癒すのではなくて、なくしていかないと。
この点に関しては、子供たちがアマプラを見るのは、現時点では苦しみを癒すためではなくて、楽しくて見ているから、これも当てはまらないのかなって思った。でも、これが私にめちゃめちゃ怒られたときに、アマプラ見たら癒された…みたいになってくると、依存症の入り口になるかもしれないね(笑)

3愛に近いか

本書では、依存症っていうのは愛に似ていると書かれていて。我々には誰かを愛したり守ろうとしたりする遺伝子があるからね。
ちょっと間違った方向に向かった愛?が依存症、という捉え方もなるほどと思ったよ。

どう行動を変えていくか


私たちが依存症になってしまうものというのは、あの手この手で巧妙につくられているっていうのがわかったよ。正直これらを無理矢理嫌いになるとか遠ざけるっていうのは結構難しいなって思った。
でもだからといって降参しては、私たちの人生がそういったもので蝕まれていってしまうよね。
そこで、大事なのは、「代替のものを探す」ということかなと。
甘いもの食べるな食べるな
アマプラ見るな見るな
と言われると、
甘いもののことしか考えられなくなったりアマプラみたくてたまらなくなったりするよね。

人間て、完了したものより、中断されたものの方が記憶に強く残るんだって。
アマプラの途中で消されたりなんてしたら、もう、逆効果よ笑

だから代替のものを見つけていく、楽しく依存症を克服できる気がするな。
子どもたちのアマプラ視聴に関しても、無理にやめさせる、というより、いかにアマプラより楽しいものに出会わせるか、と考える方がポジティブだよね。まぁアマプラは強敵ですけどね笑 
そんなわけで、早速明日の朝は楽しそうなダンス動画を見つけたので、それをみながら子どもたちとダンスの時間でもつくってみようかと思います!
甘いものに関しても代替のものを探し…節分の豆食べながら執筆してました笑

ではではー!

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