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叱る依存がとまらない

お疲れ様!
今日は、叱るということについて考えていくよ。参考にしたのはこちらの本。



親として、教師として、むちの場合は上司として、子供や部下を叱りたくなる時ってあると思うんだよね。叱りたいというより、周りの目を気にして、叱らなきゃだめなのかな…「叱らないと叱られるー!」みたいなことってない?それが結構ストレスになることもあるよね。今日は叱ることについて向き合ってみよう。でははじめます!

1叱るのは意味がない


まず、この本では叱るとは、「相手にネガティブな感情を与え、その行動をやめさせる(やらせる)と定義しているよ。
叱ることは、危ないことをやめさせるためには一定の効果があるのね。叱って、恐怖を与えて、そこから逃避させるという意味でそのだめなことをさせなくする効果はあるんだけど、その叱ってびびらせているときに働いている脳の部分と、前向きに努力しようとか変わって行こういうときの脳の部分で全然違うらしいんだよね。むしろびびらせることによって、前向きに努力しようとする脳の部分は萎縮してしまう。逆効果だよね。
だから、よっぽど命に関わる問題で止めさせたい時以外は叱るって正直あまり効果がないと思ったほうがいい。
いやでもさぁ…と言いたくなる気持ちはわかるよ。「あの時厳しく叱ってくれたコーチがいたから」とか「あの先生がいたから…」とかそんな経験談は探せばわんさかでてくる。でも、脳の構造からして、それは幻想。
自分が苦しんだことに意味があったって私たちはどうしても思いたいんだよね。経験値からはどうしても、叱ることに意味がある、厳しいことに意味があるって思いがち。この感覚を捨てる勇気を持てるか…!

2叱る事は叱る側の欲求を満たしている


相手に叱ることによって、叱る側の処罰したい感情って満たされるんだよね。つまり、叱ることによって私たちはちょっと気持ちよくなる。
さらに、相手が行動を改める(実際には表面的に改めたように見えるだけ)と、自己高揚感も生まれる。
だから、「自分の快楽や欲求のために叱っているのかもしれない」とまず自覚しよう。くるしいけど。
この処罰感情は、性欲に似ていると筆者は言う。誰にもでも存在するものなんだけど、取り扱い注意と言う点でね。なるほどと思った。うまく付き合っていかないといけない感情よね。

3自己決定がカギ


じゃぁイライラした感情を押し殺してニコニコするのが正しいのか?というとそういうことではない。叱る以外にも相手を変えようとする方法はいくらでもあるよ。
そこでヒントになるのは、「自己決定」
やはり、人からやれと言われたことをやるなんてやっぱりどうしたってやる気が出ないよね。具体的には、「あなたはどうしたらいいと思う? 」「この先どうなっていたら最高? 」みたいに問いかけるのもいいよね。

4厳しいの本当の意味

厳しいのイメージを変えることが大事!
「叱る」とか「苦しみを与える」のではなくて、「妥協しない」とか「要求水準が高い」が本当の厳しさ。
これはなるほどと思ったね〜

5自分は権力者である


最後に、叱ることに悩んでるって事は、「自分が権力者である」ということを自覚することが大事みたいだよ。
もし自分が、ずっと部下や子供の立場だったら、叱ることについてなんて悩まないと思う。叱られるのやだなぁ〜って思うくらいよね。悩むようになったと言う事は、それなりに権力があることにまずは気づくべき。権力を乱用してはいけない。


ちょっと支離滅裂になってしまったけど、、また自分の人生を変えてくれそうな一冊に出会うことができました☺感謝!
本当の意味でのあたたかい厳しさをもった人間になりたいな〜  まる

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