【自己分析】 「やりたいことの見つけ方」を読んでみつけた自分の個性
自己分析をしてみたので
「やりたいことの見つけ方」(八木仁平)を読んで気づいた自分の個性について、書こうと思います。
やりたいことの見つけ方として、重要なピースは3つです。
1.大事なこと:人生を導くコンパス、価値観
2.得意なこと:自然と人よりも出来ること(才能)、才能が発揮されやすいやり方
※後天的に獲得したスキルではなく、持っている特性
3.好きなこと:興味が持てる分野
1-3が全て重なっている部分が本当にやりたいこと、になる、と本の中では紹介されていました。
好き×得意=やりたいこと、に大事なことを掛け合わせると本当にやりたいことになる。
1.大事なこと(価値観)(状態)
「何のために働くのか?」という質問に対しての答えが「大事なこと」のようです。
例えば、自由に生きたいから働く、安心して生きたいから働くなど
また、「大事なこと」は自分の内側に向く場合は人生の目的、他人や社会に向く場合は仕事になる、と書かれています。
本の中にいくつかの質問が載っているので、
質問に答えていき、それぞれの文章から連想されるワードでマインドマップを作ります。
わたしのマップを共有してみます。
![](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/92711661/picture_pc_69166b5245ef7e6cd3e5603c25b1f9ef.png?width=1200)
やってみた結果結構難しかったです笑
結構こじ付けてまとめたりしてますが、、
本に書いてある質問に答えて、そこからキーワードを抜き出したものをさらにグループ化してみています。
最終目的に近い順に上から並べてみると。。
自然界へのリスペクト
(ワンネスという価値観が近いかも(自分も世界も一つであり、宇宙に帰属するという概念))真理の美の追求(音楽含む)
人間 熱中
ゲームジャンキー
好奇心→自由 →マインドマップにありませんが、、後々よく考えてみたときに「自由」というキーワードの方が自分にとっては大事だと思いましたので、変更
となりました。
1.ワンネス
なんだか宗教っぽくてすごく怖いかもですが笑 宗教には属しておりません。バガボンドを読んでる方はピンとくるかもしれませんが(こないか)、柳生のおじいちゃん、柳生石舟斎が持っている精神性の境地に辿り着きたいって感じです笑
はい、ますます意味不明ですね。
個に執着するのではなく、自分も自然の一部だと思える境地、といいますか、、
煩悩を捨てた先みたいなもの?
私は音楽をやっていますが(アマチュアでフルート)、自分に意識がいっている時は良い演奏はできません。自分一人だけの演奏なんてたかが知れてます。
でもたまにあるんです、この世界の中の空気の一部って感じで演奏できることがあって、
そうすると、周りで鳴っている音と混じり合って、楽器がよく鳴るんですね。それがすごく美しくて..
自分への執着を捨てて、世界は一つ、ただ美しい..って感じの精神性になれた時にそうなる気がします。
でも、自分への執着だらけで目立つことしか考えないと最低な仕上がりになります。
こういう感覚って、何事にも言えるものな気がします。
自分の精神が磨かれ続けて、最終的にその境地に辿り着いて、何かでそれを表現することが最終目標です。
これを1単語でなんと表現すべきかがわからず、とりあえず「ワンネス」にしました。
2.真理の追求
わたしは真理が大好きです。特に現状では人間の手の及ばない自然や物理法則、長年かけて地球がつくった複雑で難解なのに美しいルールが大好きです。
何をやるにも真理に則ってるか?やろうとしてることは本質的か?がとても気になります。
ワードとしては本質でも良いのかもです。
根本的に合ってる、真理に則ってること以外は全くやる気になりません。
3.人間の情熱
1.2とは相反する形かもしれませんが、人間にも興味があります。
特に人間の業、と表現するのがあってるか分かりませんが、何かの信念なのか何かに向かって情熱を傾けてる人が好きです。
1.2と対比的な私利私欲の為に生きてしまう愚かな人間だけど、人間にしかない欲の先の境地みたいなものにもすごく興味があって、
めちゃくちゃ矛盾してるけどなんかこの人って魅力的だよね、という人が個人的には好きです笑
4.ゲームジャンキー
昔からゲーム性がないとなかなか長続きしません。勉強も周りと競って1位を決めるというゲームだと思った方が楽しく出来るタイプです。いわゆるゲームもめちゃくちゃ好きです。
飽き性なので、簡単に攻略できるゲームはあまり興味がありません。
ある程度難解で、ただ結果がある程度細かく出ることが私にとって重要です(子供w)
この項目は人生の目的というよりは、状況にゲーム性があると自分のモチベーションが保ちやすいという意味です。
5.自由
マインドマップにありませんが、、自分にとってとっても重要なキーワードで自由があるので、これは入れなきゃと思い急遽入れました。
5番目にしていますが、もしかしたらこれが最終目標かも..?というくらい自分にとっては大事なキーワードな気がします。(マインドマップにはないけど,,,)
自由な状態で常にいたいです。
常識に縛られたり、ルーティーンに縛られたり、根回しをしないといけない状態だったり、そういった状態がすごく苦手です。
仕事の目的 を決める
「人生の目的」を決めたら、次は「仕事の目的」を決めます。
周りに広げていきたい価値観=仕事の目的です。
うーん、どれも広げたい笑
1,2,5あたりですかね。
2 得意なこと(得意な思考パターン、行動、)
本の中で質問に答えた中で得意な思考パターンを箇条書きにしてみた
2−1 リミットを考えない
2−2 客観視すること
2−3 制限を逆手にとる
2−4 集中する時間があると思考を深くすることができる
2−5 人と話すこと、要点を捉えること。自分よりも能力の高い人と一緒にやるとすごく伸びる
2−6 熱しやすい(ただし、冷めやすい)
2−7 同時多発的に様々なことを考えられる(逆にいうと思考が飛びやすい)
2−8 様々なことを繋げて考える。ストーリーを作る
2−9 発想の転換
2−10 情熱を1点集中して、90点を100点にすることに情熱を注ぐ
2−11 めんどくさがりなので、不要な仕事は省く
2−12 情報を整理、要約する、大事なことを見極める
2−12 数字を扱うものが得意
2−13 人に影響されやすい
2-14 ビジュアル化されたものでテンションがあがる(自分もおしゃれしたい)
3 好きなこと
・漫画
・ファッション
・音楽
・デザイン
・動物の生態
・人間の感情、思想、情熱、生活
【好き】×【得意】で「やりたいこと」を考える。
これはとりま数の勝負のようで、ガンガン出すのが良いらしいです。
・ライフプランナー
【好き】人間の生活×【得意】要点を捉える、ストーリーを考える、数字を扱う
・建築設計
【好き】人の人生生活×【得意】要点を捉える、ストーリーを考える、数字を扱う、発想の転換
・漫画評論家
【好き】漫画× 【得意】情報を整理、要約する
・ファッションアドバイザー
【好き】デザイン×要点をとらえる、
最終的に好き×得意の中で、大事なものの価値観を提供できることが
本当にやりたい仕事、となるようです。
私は下のような内容かなと思いました。
建築設計
■届ける価値【ワンネス】【自由】【真理の追究】
■好き 【人間】
■建築に対する想い(大事な価値観を踏まえて)
・誰もが【自由】に何かに捉われることなく生きられる箱としての建築を目指したい。(特に思うのが、女性はこう、男性はこう、こういうライフスタイルが普通だからこういうプランが良い、みたいなのはやめたい)
・自分は世界の一部だと安心できるような建築を目指したい【ワンネス】
自然環境を取り込む
・(これは価値の提供ではなく、自分の興味の話)
建築を通じて、人間が暮らすとは何か、世界はどう成り立っているのか
【真理の追究】をしたい。
■仕事を進める上での注意点(得意の長所使い)
【制限を設けずに考える】
【制限がある場合には、逆さにして考える】
【個人での集中時間を確保した上で、一定期間でアウトプット、人と話す】
【仕事でアウトプットされるビジュアルにこだわる(テンション上がる)】
【数字で考える】
【好きな人と仕事する】
そもそもこれって、向いている仕事を見極めるものなんですが、
やってみて思いましたが、私は今の設計の仕事向いてます。(たぶん)
特に大事な価値観の項目は、結構自分の中で大事にしている価値観が整理されて、すごくスッキリしました。
この価値観を見失わないように、迷ったらここに返ってくれば良いかなと思いました。