見出し画像

【働き方】独立の選択肢について考えてみる

36歳、子供2人。
ワーママの設計者です。

現在育休中です。

ここのところは住宅のことを考えていました。
店舗併用住宅の購入を考えていたのですが、
一旦白紙に戻りました。

私の店舗併用住宅の購入したい気持ちにはいろんな思惑が絡まっていました。

①自分で設計した自宅がいずれ欲しい
②不労所得が欲しい
③ずっとサラリーマン嫌なのでなんでも良いから自分の実績が欲しい

これがぐちゃぐちゃに絡まっていたことに気づきました。

それぞれ紐解いて別で考えた方が良い事に気づきました。

特に②は、中途半端な投資は後々に続かないことがよく分かり、自宅とは分離して考えたいなと思ってます。

そして仕事の不満へしっかりと向き合うべきだなと。

漠然とした不安と不満を言葉にして、
今まで蓋をしていた独立について考えてみよう。

チーターと我が子(特に意味はありません)


今まで

掘り下げのためにちょっと自分を振り返ってみます。

幼少期の私は、感情のコントロールが苦手で
欲しいものが手に入らないと泣き叫び、床で転がる、
持続力がなくて興味がない勉強などは机でできない。
飽き性。ゲームばっかりやってる子。
友達にも馴染めませんでした。

中学生・高校生になり、吹奏楽に打ち込み、
うちこみすぎて、授業に身が入らなくなり
なんなら、お昼まで練習して、なぜか午後の授業だけ参加するという
トリッキーな動き方をしていた時期もあった笑

もちろん浪人して、
物理にはのめり込むも、それ以外は全く身が入らず
物理だけできれば入れる某理科大学になんとか合格。

そう、私は一つのことにしか力を注げないのだ!

大学では建築にある程度のめり込むことができました。
コンセプトワークが好きで
初期の段階では、評価されるも、
形に落とし込んで最終的な出来がよくなくてあまり評価されない。
というタイプ。

この辺で持続力の大切さにやっと気づき出します。
これを自分で意識的に補わないとヤバい。
努力し続けた人が作ったもののボリュームがすごい。

なので、社会人ではそこを強く意識しました。
辞めてはいけない。まずは続ける。嫌なことでも続ける。

ゼネコンで建築をやっていますが、
幸運なことにも、ゼネコンらしからぬ柔らかい案件に当たる機会もありました。

例えば、具体的な場所はないんだけど、企業の支店づくりの時の
考え方、コンセプトを作ってください。みたいなものとか

外資系でコンセプトを重視する会社で
まずはコンセプトありき、
それに沿ったデザイン提案をしてください。だとか

そういう物件はとっても楽しい。
(建築やってる意匠系の人はこういう人のほうが多そうですね)
初期のコンセプトを考えたものを実現することは頑張れます。

でも、他の人が考えた(つまり基本設計は別)ものを
実施設計、現場監理することは本当に辛い。。
これも本当に幸運なこととはわかっているんですが、
10年の設計生活の中で
自分で一から考えていない物件に当たったのは1度だけで
2021年から2024年の間。
しかもこの時期、ウクライナの戦争が始まって物価上昇が激化した時期で
入札時の金額が、物価上昇により原価が膨れ上がり赤字になりました。

来る日も来る日も金額交渉。。
どう工夫したら安くなる?
を考えるのは逆に楽しかったりするんですが
まぁ辛かったです。

一人目を産んだ後だったので、
小さい子を育てながらで相当きつかった。。

自分的には相当頑張って、
しかし2023年の夏頃には、我慢が限界に達しそうになり
もうなりふり構わず、周りに当たり散らしながら(最低笑)
朝はメンタルやられて起きれないからフレックスを活用しまくって
夜中働くという謎の自分流を貫き

10月には忙しさのあまり、移動中も常に電話していて
パソコンをカバンごと無くすという最低の事態を招きながら

なんとか、11月に竣工を迎えるのでした。
この時二人目妊娠3ヶ月目。
しかも、黒字化達成!!(億レベルで回復した)

いやーよく頑張ったよ、偉いよ。
これは乗り越えたよ、頑張ったよ。

そして、私は鬱にならないタイプだと確信しました。
鬱になる前に周りに吐き出すタイプ!!

って感じで今です。

今振り返るとすっごいいろんな良い経験をしました。
これは大きく自分を成長させたと確信できる物件です、が
もう二度とやりたくない笑

でも、こんな環境を乗り越えてきた自分は少し誇らしくもあり、
設計を続けられている自分を何故か手放せない。
しかも、人間関係は本当に良い。
だから会社は続けるしかない。
って思っちゃってたんです。

独立への間違った恐怖感

わたしの中で、設計で独立するっていうと
巨匠みたいな人とかで
下積み時間はすっごい辛いし
お客さんだってなかなかつかない。
すっごい無理して働かないといけないイメージでした。
そんなことを子供生まれたばかりの人ができっこない..

って思っていて、なので選択肢にまるでなかったんです。

独立するなら設計と別の軸(例えば不動産とか、マーケティングとか)がほしいよなぁ、
とか、いろいろ考えちゃって、、

でも、ふと気づきました。

もしかしてこの価値観ってアップデートされてない...!?

もしかしたら全ての希望を満たす働き方があるのかもしれない。

先日、とある設計事務所に勤めている人とお会いしました。

その人は副業でココナラでボリューム検討をお売りしているとのこと。

ボリューム検討というのは、まっさらな敷地に対してどの程度の建物が立つか検証して
土地の購入をして良いかの検証をするものです。

私も何度かやったことがあるのですが、これを個人の投資家が買うようなのです。

結構びっくりしました。

その方はそれで人脈を広げたり、多少の収益を得たりしているわけですが、
なんか広がりがありますよね。

そういうふうに、設計業務を切り出して売る、というのが今の時代は結構できるのかもしれないというふうにも思いました。

今の会社の何が悪いんだっけ?

今の会社は好きです。
頑張ったことはちゃんと評価してくれます。

仲間も信頼できるし、自分の居場所だと思える。

正直、これを捨てるのは、、、惜しい!!!

何が不満かというと、
やっぱり自分で仕事を選べないこと。

私がやりたいのは、
やっぱりまっさらな敷地にどんな建物が立つか最初っから考えて
その建物のストーリーを考えて、素敵な建物に仕上げていきたい。

そういう仕事がもらえる環境なら全然オッケー

これは、できる人にしか回ってこないので当然本人の努力次第なとこもあります。
それは意識して立ち回っていたつもりではあるんです。

それで、そういうデザイン系の仕事が回ってくる評価に少しずつなっていました。

ただ、会社なので、仕事が取れたらぜったいに誰かがやらないといけない。

そういうタイミングは絶対にある。

うーん悩ましい。

それと、全力を出し切った仕事の後は少し休みたい。。笑

やっぱりずっと忙しいのはしんどい。
給料減ってもいいから、子供とちゃんと向き合える期間も作りたい。

もちろん常に子供とは向き合い続けるよう努力してます。
でもやっぱり私の性質上、何かにハマると全部心が持ってかれるんですよね、、、

あと、見えてない世界を知りたい。

これは別に独立しなくてもいんですけどね笑

人脈広げたいし、視点も広げたい。

とりあえず、いろんな会に参加したり、独立支援の講座に申し込んでみた


悶々としておりますが、
とりあえず、やってみよう。

ということで、女性、独立、で検索すると、行政で支援している施設とかがあるんですね。

そこで安い動画の無料講座の販売がされていたので買ってみました。

それと、基本的な税金、とか確定申告、とかそういう普通のことを学び出そうと思い、
本を購入しました。

今、育休中やりたいことが悶々と溢れ出ていますが、
子供が間も無くハイハイ開始されるので、
きっと今後はそこまで時間が取れないでしょう(泣

とりあえず、やりたいこと列記しといて、でも無理はしない
ゆるーく考えてみようかな

・女性独立支援の動画を見る
・女性起業家の会に参加してみる
・お金の勉強をする
・友達の自宅の設計をする
・(自分の住宅についてうっすらと情報を集める)
・(本当は宅建の勉強もしたい)
・(趣味である占いの勉強もしたい)

とにかく、自由に飛び出したい!
飛び出したいんだー!!



この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?