MUNE流『キャラクターモデリング講座』
Blenderでキャラクターモデリングが「うまくなるコツ」を紹介します。
今回は、「練習のコツ」「部位ごとの制作のコツ」6選のコツとなっています。
それぞれ見ていきましょう。
モデルはboothで販売しています。
https://mucgne.booth.pm/items/4600094 #booth_pm
練習のコツ
学んだことやショートカットをメモしておく
使う頻度が少ないショートカットはメモをすることをおすすめします。
3dcgは便利な機能があります。効率良く作業する事ができますが、多すぎで覚える事ができません。なので、「こんな機能があるんだ〜」と覚えておき、ショートカットをメモしましょう。
こだわりすぎない
キャラクターモデリングでは、少しの違和感が「似ていない」「可愛くない」と感じてしまいます。最初から違和感をなくすことはとても難しいので、全体のバランスを見てから修正するとうまくいくことが多くなります。
顔だけ作って満足しない
よくありがちなことだと思いますが、私も最初は顔だけ作って満足していました。顔が作れるようになったからといって、体が作れることはありません。全体を作って少しずつクオリティを上げることで完成度が上がっていきます。「最後まで作り上げる」ことを意識しましょう。
モデリングだけしない
3DCGはモデリングの他、テクスチャ→UV展開→リギング→アニメーションなどがあります。リギングまでできるようになるとポーズを取らせる事ができます。また、関節部分のメッシュの割り方なども理解できるため全体を勉強することで様々なことを理解する事ができます。
アウトラインを表示させながらモデリングをする
最後にアウトラインをつけると思った通りに線が出ないことがあります。なので、最初から表示させることで線を出したいところを意識しながらモデリングをする事ができます。
チュートリアルで満足しない
チュートリアルでモデリングをすることは初心者にとってはとても良いことですが、操作方法を覚えているのにチュートリアルをするのはあまりおすすめしません。自分でポリゴンの流れを考えて「こうすればうまくいくのか」という感覚をたくさん経験することでモデリングがうまくなると思っています。
制作のコツ
部位ごとのコツを解説します。メッシュの流れを理解するために、ワイヤフレームを公開します。キャラクターごとに特徴となるチャームポイントがあると思うので、そこを意識しながらモデリングしてみてください。
ワイヤーフレームは参考程度にご覧ください!
また、アウトラインの強弱方法を公開してます~
1.顔
POINT
正面の見えている場所を理解すること
エラの流れをつけることでアウトラインがきれいに出る
2.体
POINT
全身のバランスを意識する
筋肉の付き方を理解してどこが膨らんでいるかがわかるようにする
3.アウトライン
アウトラインの方法は背面法を使用しています。
ウェイトの値で強弱を出せるので簡単でおすすめ!
さいごに
ワイヤーフレームの正解は存在しません。「どんな形を作りたいのか」を考えながらメッシュの流れを意識してモデリングをしてみてください!
ご覧いただきありがとうございます!