3月下旬の引っ越し費用が、通常の約3倍まで高騰しているらしいですよ！転勤の引っ越しは会社持ちだから、さもありなんですね！
こんにちは、後2日辛抱すると春が来ると信じているDJムッチーです。
何やら、3月下旬の引っ越し代金が、通常の引っ越しの3倍になるということで、ニュースやらワイドショーが騒いでいます。
諸物価高騰で、段ボール代は２～3割増しに、燃料代は2割増しに、人件費も1割増しになっているし、2024年問題で物流業界は人手不足が続いているのが原因だとか？
でもそれでなんで3倍になるの？・・と思いませんか！
せいぜい5割増し前後じゃないの、受注が増えてるんやろ・・・違うかい？
繁忙期じゃない時期でもちゃんと利益は出る仕組みのはずが、繁忙期なら3倍にしてもいいのかい？
これこそ悪徳商法なんじゃないのかなと思いますが、皆さんいかがですか？
商人のジレンマ
価格は、需要と供給のバランスで決まると言うのは当然として、需要が多くて供給が少なければ、価格決定は奔放で良いのでしょうか？
価格決定は、自由な市場取引の中で決定して行きます。ただし、困っている人に高くモノを売りつけるのは自由取引ではありません。困っている人に高く売りつける商人は、お仕置きされて追放されるのがお決まりです。
では、引っ越しについてはどうでしょう？
転勤で、3月末まで現在の勤務地に居て、4月から新しい勤務地に赴任する。としたら、3月末までは引っ越しはできにくいですよね。
でも、3月下旬の引っ越しは需要が増して、供給が不足する。
そこで、通常価格の3倍出さないと請け負ってもらえないと言う、あたかも筋の通ったような理屈なんですが、ちょっと待ってよ！です。
いつもは100円で売ってるけど、この時期は300円だね・・的なストーリー。
ということは、引っ越し業界には定価はなくて時価ですか？
レストランで、混んでるからと言ってメニュー記載の価格の3倍になるようなことは、あるはずないですよね・・・
僕も5回ほど引っ越しをした経験がありますが、自分の都合で引っ越しする時には、必ず業者の方の見積訪問があります。
その折には、標準価格表があって、それに沿って見積価格が決まりました。
この標準価格表は、季節によって価格が移動するのでしょうか？・・葉物野菜じゃないんだから、出来不出来があるわけがないのでら季節ごとの価格の移動は考えにくいですよね。
トラックの不足の時期は引っ越し日の移動を提案されたこともあります。
ところがです、サラリーマン時代の転勤による引っ越しでは、見積は無かったんです。理由は、会社が引っ越し費用を出してくれたからです。
ということは、おそらく転勤にともなう引っ越しは、引っ越し業者の言い値で会社は大した審査もなく発注していると思われます。
この状況なら、良いものをより安くという商人のジレンマは、脆くも崩れてしまいますよね・・・高くても買うなら、値段を吊り上げろ！ですね。
こういう考えを持つ商人に特有の性質が、品質が低いことです。
TVで著名なお笑いタレントを起用してCMをうっている引っ越し業社は、イメージと実際が大きく異なるというクレームが多いことでも有名です！
本当の商人哲学を持つ企業が、業界を整備していただきたいものです。
いっそ、みんなで示し合わせて繁忙期には引っ越しをひかえてみてはいかがでしょうか？
手配したトラックが動かせずに、ダンピングが始まるかもしれませんよ！
商人のジレンマを感じるほどの、使命感のある引っ越し業者さんの登場を待つしかないのでしょうかね・・・・
新入社員の赴任
今春入社予定の新入社員の諸君も、赴任先への引っ越し代が高くて難渋しているようです。企業は、社員の転勤費用を負担する気があるなら、新入社員の赴任先への引っ越し費用も負担してあげるべきですね。
最近は、地方からあこがれの東京企業へ就職する人が多いはずです、あこがれられる企業なのなら、それぐらいの費用負担はしてあげなさいよね・・
（すぐにやめるから、考え物だ。。という声もうっすら聞こえますが・・）
それでは、今日はこの辺で失礼します・・・
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じゃあまたこの次
DJムッチーでした。
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