今年で4年目の「サバヌーヴォー」!秋にノルウェーから空輸される天然生サバが今年も羽田空港に届きました!新酒ボージョレ・ヌーボーにちなんで名付けたそうです・・・
こんにちは、鉄面皮の存在を実感している、兵庫県民のDJムッチーです。
日本で消費されるサバの半分ほどが、ノルウェー産だというコトをご存知でしたでしょうか? ノルウェー産といえばサーモンを思い出す人が多いのですが、実はノルウェー産のサバはサーモンを上回る輸入量なのでした。
サバヌーボは、ノルウェーで水揚げされた後、日本航空便を使って、冷凍することなく新鮮なまま約60時間で日本に輸入するサバ。この取り組みが4年目を迎えたそて、「新たな秋の味覚に」と取り扱う日航グループの商社JALUXさんは、人気定着を狙っておられます。
フランス産ワインの新酒ボージョレ・ヌーボーになぞらえて名付けられた、サバヌーボは脂肪率30%以上で脂ノリノリで、重さ500グラム以上の大型。栄養価の高いものをと、JALUXの担当者が目利きしたものらしいです。
今年の目玉は、超高速凍結技術で生食用に加工した刺し身やすしネタ。
今までは、首都圏でのみの流通でしたが、販路を九州など各地に拡大。サバ料理専門店や高級スーパーにも提供していくようです。もちろん日本航空の羽田便ファーストクラスの機内食でも楽しめるそうですが・・・・
ということは、関サバのような高級なサバが獲れなくなっているのでしょうね・・・・かなり高級そうなので、庶民はヌーボじゃないのを食べるしかないですね・・・・サバと言えば庶民の魚ですものね!
ヴォージョレ・ヌーボと言えばあまりお高くないのも魅力なんですが、サバはヌーボの方が高価で、なぞらえた名前の割には意味不明な結果ですね!
サバの自給率は50%
国産のサバは1980年代から90年代にかけて、100万トン近くを記録する年もあって、漁港はサバラッシュに沸いていたそうです。大型で脂が乗ったサバも多く、国産だけで十分に消費を賄えていたのですが、水揚げ量は徐々に減少、近年は40万トン前後で推移しています。あがったサバも「小ぶりで脂乗りも悪い。塩焼きに適した大型は極端に少なくなった」と、水産関係者は異口同音におっしゃいます。
ノルウェーでは厳しい資源管理の下、旬の秋に沿岸部で集中的に漁獲するので、サイズも国産に比べて大きいのが特徴です。日本で需要のある500グラム以上の大型魚の収穫割合が3割ほどで、国産がおよそ1割なのに対して漁獲量もかなり多いようです。
輸入開始当時、ノルウェー産のサバは「脂がきつく、魚体のしま模様が目立つのも見慣れない」と市場関係者には不評で、国産の穴埋めで使われることが多かったそうです。
ところがサバは、塩サバやみそ煮など加熱調理が前提のため、寿司など生食が前提のサーモンと比べて受け入れやすかったようで、いつのまにやらとんでもない量が輸入されるようになったみたいで、今や日本の消費の約半分がノルウェー産のサバになってしまいました。サバの自給率50%です。
もちろん輸入されるものは、サバヌーボのように高級品ではなくて、庶民にも手の届くものです。
定食屋では「大戸屋ごはん処」さんの超人気メニュー「さば炭火焼き定食」「さばの味噌煮定食」で主にノルウェーサバが使われています。お弁当屋では「オリジン弁当」のサバの塩焼きは、20年近く前からノルウェー産が主体で、「Hotto Motto(ほっともっと)」さんも随分前からノルウェー産を使っているそうです。
残念ながら素人には、国産なのかノルウェー産のサバなのかを見分けることができません。そして気になるのはお値段ですよね・・・・
美味しければいいやではなくて、サバに限らずどんな食品も自給率を上げる必要があります。ぜひ消費者が少しでも国産品を買えるように流通業者が中心となって情報提供を頂きたいものです。
そういう意味で、SDGsを掲げるJALグループさんがサバヌーボの市場拡大を狙うのは、道理に反することかもしれませんよ!
(最後にディスる悪い癖・・・笑)
サバの陸上養殖も始まっています。こちらにも期待ですね!
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