26年卒業の大学生・大学院生の内々定率が、48.2％と過去最高なのだそうです！君達は何しに大学に入ったの？就職予備校じゃないんだよ・・！
こんにちは、窓際にいると春の日差しを感じて嬉しいDJムッチーです。
2026年卒業の大学生・大学院生の内々定率が、2025年1月末時点で48.2％で過去最高と聞いて驚きました。
背景には、就職活動におけるインターンシップの重要度の高まりがあるそうです。大学3年生で内定を得た学生の54.2％が、10社以上のインターンシップに参加したと言いますから、この大学3年生は、学問もそこそこに社会経験を積んでたということですよね・・・何してるの君達は！
大学は、就職予備校になってしまっているということなのでしょうか？
売り手市場なのか？
内閣府のホームページでは、就職広報活動開始が、3月1日以降となっていて、いわゆる解禁日です。選考活動は、6月1日以降となっています。
それなのに、なぜ1月末時点で企業は内々定をだすのか・・こういう所にはコンプライアンスは効き目を失ってしまうのでしょうか？
人手不足で、学生側の売り手市場だということは、否めないと思います。 しかし、1月に内々定をもらっている学生が優秀なのかと言われると、はなはだ疑問です。企業は育成すべき人材ではなくて、使い捨ての人手だと思って採用しているのではないでしょうか？
出世魚のブリのように、まだ若いツバスやハマチ（イナダ）の頃から市場に並んで取引されるものの、やはり狙いは脂の乗ったブリという状況と同じなのではないのかと思います。
勉強もしないで就職市場を泳ぎ回って先物漁の網にかかった学生の像をAIに描かせたら上手に作画するでしょうか？
よく勉強して脂の乗った学生を狙う人事のプロは上手に描いてくれそうですね・・簡単だもの（笑）
メリット・デメリット
早い内々定は、やはり企業側の理屈で「内定辞退へのリカバリー策がとりやすい」と言うのが本音で、メリットとしてあげています。そして、早い内々定は「ミスマッチが起こりやすい」というデメリットも認めています。就業条件比較で二股かけてる奴が沢山いるのも人事は十分認識しているのです。バレてないと思うのは、気の早い学生だけです。
学生にとってのメリットは、早い内定獲得による安心感なんだそうです。使命感を持って就職を考えていないのが良く分りますね。デメリットは、もちろん学業や課外活動がおろそかになることです。
こんな状況だから、就職して「こんなはずじゃなかった」と言って、退職代行をつかって1年以内にやめてしまう人が沢山でるのではないでしょうか。
なんか、可哀想になってしまいますね。。。いつも正解を出すのは、じっくり落ち着いて学んで、考えて、答えを出す人ですね。その反対は、必ず臍を噛む・・意味わかるかな？（笑）
大学の質の低下
僕が子供の頃は、大学は最高学府といわれて、進学する人は少なかった。
地域的な特性もあるでしょうが、中学のクラスの集合写真で大学に進学したのは２～3人です。残りの40人は、家業を継いだり、職人になったり、勤めに出たりで、厳しい社会で立派に生きています。
息子の中学の卒業写真を見ると、大学進学していない生徒の方が少ない状態です。最高学府で学ぶ機会が増えて、日本人の質が上がるはずなのに、相当に下がっています。
これは、大学の質の低下に起因しているのではないでしょうか？
何が勉強できてどんな知識が習得できるかより、就職率を前に出す大学の多いことには驚きますよね。
昨年、東北の医療系の大学の学校案内の制作をお手伝いしたのですが、やはり最初に、完璧な就職指導を前面出してくれと要望されました。
事情を聴くと、受験する生徒はそこにしか興味が無いかららしいのです。
学校案内では就職支援を約束したうえで、学科や講座の解説をするのですが、学部長クラスにインタービューしても、自慢話しかしない人ばかりで閉口しました。講座紹介で教員が書いてくる文章の拙さときたら、目を覆う物ばっかりで、よく学位が取れたなと思う教員が幾人もいました。
この状況は、日本中に浸透してしまっているのでしょうね・・・
それに引きずられて、偏差値上位の私立大学も似たような状況になってきているようですね・・・やはり、大学は公立に行きましょう！
（と言うのも、私大の偏差値がそのまま社会的評価に繋がらないからです）
日本の大学教育の堕落と企業の人手不足対策を見ていると、「AIが現在の仕事のほとんどをこなす様になる」とまことしやかに語られるのも頷けます。
だって、学問をせずに内々定をさっさともらって安心しているような人手不足対応採用の学生が出来ることは、AIができるような事ぐらいですものね。
「そういうことだったのか」とAIを伝えるジャーナリストの考えが理解できたのでした。。。言っときますが、AIにとってかわられやしませんよ！
それでは、今日はこの辺で失礼します・・・
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DJムッチーでした。
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