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1人でサーフィンを始める方法🌊その参

その壱では海の場所・海を知るところから始まり、その弐では海を知るところを深掘りした内容からサーフィンデビューする最適なタイミングをお伝えしました。その壱とその弐では海を知る事を中心にお伝えしています。サーフィンを始めるうえで海を知ることがとても重要です。海の危険性を知る事で危険を回避して楽しくサーフィンしましょう!

1人でサーフィンを始める場合は特に注意が必要ですので、海の危険性について勉強してから海に入りましょう。次から海の危険性についてお伝えしますので参考に読んでみてください。

海の危険性を知る

サーフィンはとても楽しいスポーツですが、海が牙を剥く事も多々あります。サーフィンを始めたばかりの人は、どの状況が危険なのかが分かりません。自分が危険な状況だと気が付かない人が流されてしまったり、溺れたりと事故に遭ってしまうのです。危険な状況だと分かれば危険を回避する事もできますので危険ポイントを理解して、危険を察知したら海から上がるようにしましょう。

危険ポイント
①岸から見る波の大きさと、入った海では波の大きさが想像と違う事がありますので海に入ってから怖いと感じたらためらわず海から上がりましょう。始めのうちは気合いで頑張るとか意地を張るよりもまずは自分の力量を見極めましょう。自分が楽しめる波の大きさを知る事から始めましょう。

②潮の満ち引きで波の大きさが急に変わりますので、少しでも怖いと思ったら海から出るようにしましょう。

③波のブレイクしているところに居れないほど流れが強い事があります。沖に出たら自分がどの位置にいるか?現在位置を回りを見渡して確認しましょう。岸に対して岸に平行に流されているのかを確認するポイントと、沖に流されているのかを確認するポイントの2つのポイント決めて常に流されているのかを確認しながらサーフィンをしましょう。

④流れが強い時にはひたすらパドルをしても戻れず、100mぐらい流れる時があります。パドルのトレーニングだけになる事もあります。このような状況の時は波のサイズも比較的大きい時が多いので初心者の場合は入るのをやめましょう。

⑤潮が引いている時(干潮)は足が地面に付くが、潮が満ちてくると(満潮)足が地面に付かない事があります。干潮と満潮の時間を知り、干潮に向かう時間なのか満潮に向かう時間なのかが分かる事で、足が付かなくなる事に焦らなくなると思います。急に足が地面に付かなくなって焦る事で溺れてしまう事があります。

⑥オンショアやオフショアの風に流されることがある。流されて危険を少しでも感じたら海から上がりましょう。

⑦カレント(離岸流)につかまって沖に流される事があります。上級者になるとカレントをうまく使って沖に出ますが、初心者の場合は流されているのか分かりません。沖にぐんぐん流されていると感じたら流れに逆らっても沖に流されてしまいます。沖への流れに逆らわず岸と平行になり流れから横に外れて下さい。

⑧大きなセット(一定周期で大きな波が連なって入る波)が入って沖になかなか出れない事がある。大きな波が連なって来る事がありますがパニックにならないで下さい。頑張ってドルフィンをしてセットが過ぎ去るのを待ちましょう。

⑨テトラや堤防の横で割れるポイントの場合、ポイントの状況によりカレントが変わります。テトラの横で入る場合はどこでカレントが発生しているのかを事前に確認して下さい。沖に流れるカレントが多いと思いますので、沖に流されている場合は逆らわず岸と平行になるように流れから外れて下さい。

海に入る前に岸から海を見るチェックポイントをまとめました。
〇波がどこで割れているのか?をチェック!
〇どの波に乗るのか?をチェック!
〇その波に乗っている人達は流されているか?をチェック!
〇その波へゲッティングアウトしている人の動きをじっくり見ましょう。
〇セットの大きさとセット間隔を見ましょう。

サーフィンを始めたばかりのころは沖に出るのに必死で、流されていても自分では分からないと思います。
海に入ったら自分がどこにいるのかを確認しましょう。岸にある建築物で目印を2点は作りましょう。沖に流されているのかを確認する為の目印と、岸と並行に流されているのかを確認する為の目印を作って「自分が流れているのか?」を常に確認して波乗りを楽しみましょう。

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有料記事では私がサーフィン初心者だったころの体験談やサーフショップで確認したいポイント、ビーチクリーンについて記事にしています。大自然と調和ができるサーフィンに興味を持ち、サーフィンを始めるきっかけになれば幸いです。事故なく楽しくサーフィンライフを送りましょう!

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