【SynthV 夏色花梨 カバー】ウイスキーが、お好きでしょ
今回この曲初めてフルコーラス聴きましたが、こんな感じだったんですね。
アレンジに金管、弦、木管が入ってますがボイシングがバーナード・ハーマンみたい
(映画タクシードライバーの作曲した人)
今回ははなから夏色花梨をSAYURIさんに寄せる気は毛頭なく、どうせ無理だと思ったし。
一方で歌い方の崩しというか間にはこだわりました。こういうウエットというだけでなくなんというか
もたらす感じ、意味ありげな雰囲気というのは楽譜通りでは絶対感じ出ないし、大人の色気?的な
伴奏全体もそうですが濡れ濡れな感じで女性が上目遣いで語る息使いの色っぽさみたいなものを表現できるものかトライしてみました。
基本的にはもたる感じなんだろうと思ってましたが全体をただもたらすだけだとただ重たいだけ、なんかまだるっこしくなり
突っ込むところありでのもたらせ、にしないとリズムがルーズになるだけなんだな、というのが勉強になありましたね。
こう,ぬめっとした感じというか。
ちなみに今のSynthVでは音のアタックはかなり細かく調整できるので
お好きでしょ というフレーズも
(ん)うお、すきい んで しょぉおお〜
みたいなこともできるんですよね。
メロの入りも単にしゃくるんではなく前音からのつながりでの子音を
ぬめー
ということもできます。
これは意外と英語発音させる時大事なテクニックだったり。
さて普段、演歌とかそういうのは全く聞かないのですが、意味ありげな含みをもたらすような濡れ濡れウエットなぬめー、という音楽表現の挑戦は面白かったです。