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小市民のハワイ旅行@HGVC-2


Day2

今回の旅行は、何もしないというのがテーマのはずだった。
観光地にも行かずに、ただただのんびりする。
それがいかに難しいかというのを、これから思い知ることになるのだが。

Day2はのんびり始まった。
そして、私たちの気づかないうちに、ハワイ主要ホテル従業員によるストライキが始まっていた。

この日は、アラモアナショッピングセンターへ出かけるのが唯一の予定である。
トロリーで5分もしないうちに現地着。
今回のお目当てはアロハシャツである。

これまで二度ハワイを訪れたが、アロハを買おうという気は全くと言っていいほど起こらなかった。
しかし、心境の変化か、今回はアロハを着てみようという気になった。
せっかく買うのだから、ABCストアで20ドルみたいなものでなくて、ちゃんとしたものを、ということでわざわざアラモアナまでやってきたのだ。

いくつか店を回って、トリ・リチャードで購入することに決定。
自分のと長男のも一着ずつ購入。
これからハワイに訪れたら一着ずつ買い足すなんていいかも、とか思っていたら、妻(サングラス)、長女(ワンピース)も購入していた。恐るべし。

その後、夕食の食材を購入してホテルに戻る。
夕食はアラモアナのフードコート内の店を吟味して、タコスとチキン&ビーフのグリルセットを購入。

ホテルに戻ってから、何をしたのか記憶にない。
多分文字通り何もしなかったのだろう。

夕食を食べようとすると、あらためてアメリカンサイズに驚かされる。

チキンとビーフ

この馬鹿でかいチキンは、奥にある入れ物に詰め込まれていた。
あの入れ物は、ハワイでテイクアウトするときに使うごく標準サイズだ。
どうやってこれだけのサイズのチキンをあの入れ物に入れたのか。その場で見ていたのだが、今ひとつ思い出せない。

ということで、隣にちょこっとあるタコスの存在感が全くない夕食となったのであった。

お部屋について

ここでお部屋を紹介したい。
今回泊まったのは、グランドワイキキアンの2BRタイプである。
HGVCなので当然と言えば当然であるが、部屋は広い。
建物自体は新しくはないが、定期的にリフォームしていることもあって部屋の内装は綺麗。

リビング
ベッドルーム

これともう一部屋ベッドルームがつく。
シャワーは2つ。気になるトイレも2つある。

家電関連も一通り揃っている。
電子レンジ、IHコンロ、オーブン、食洗機。
しかし、使い方がよくわからず、結局使ったのは電子レンジだけだった。食洗機も何度か使ったが、そもそも洗う食器の数が少なすぎて、使うまでに至らないことが多かった。

そして、グランドワイキキアンには室内に洗濯機&乾燥機がつく。これは便利(だが後でトラブルにもなる)。

ということで、一通り生活をするには十分すぎるほどの設備が整っている。

しかし、水の確保は結構大変だった。
環境配慮もあって、当然ながら部屋にペットの水が置かれていることはない。あるのは、1.5リットルくらいはいる水差し。それを館内にある浄水器まで持って行って水を確保しなければならない。しかも、浄水器があるのは1階と8階ラウンジのみ。部屋が29階だったので、わざわざ一階まで水を調達しに行くのはやはり面倒だった。

一見分かりにくいが、ここから水を調達する

Day3

Day3は、ヒルトン・ハワイアンビレッジから外に出ることなく過ごす。
ヒルトン・ハワイアンビレッジと言えば、ラグーンプール。午前中はそこで水遊びをする。

ラグーンプール

ひとしきりここで過ごしてから、午後はHGVCの説明会に参加。
HGVCに宿泊すると、ほぼ確実にHGVCの説明会に参加することになる。自分も宿泊2週間前にHGVCから電話がかかってきて、予約することになった。
もちろん参加特典があるので、それも目当てということで。

今回担当されたのは、T氏。
なんと、全米のタイムシェア型リゾートの販売でトップになったことがあるという由緒正しき方である。

いきなりペントハウス(上層階にある高級タイプの物件)が最高、と切り出され、ペントハウスの売り込みかと警戒していたが、HGVC最下層の小市民であることを考慮しながらのご提案となった。

で、提案されたのはホラクニの1BR毎年、プラチナというやつで、毎年宿泊できるだけのポイントを確保できる最低ラインの物件である。
で、ローンの金額を確認してみると、ちょうどローン金利爆安(と言っても世間的に見れば嘘みたいに高い)キャンペーン中で、今の負担額と全く変わらない。

個人的にはもう少し行ってもいいかな、と思っていたので、他にないの、と聞くとグランドワイキキアンの1BRを紹介してくれた。まあ、これでいいかということで無事契約。

とあっさり書いたが、これで午後がほぼ潰れた。
もちろん不動産契約なので相応の時間がかかるのは理解できるが、こっちも疲れた。

その後、ご縁を大事にするT氏とLINE交換した。T氏から「ホテルに行っても埒があかない時は、営業サイドからプッシュした方が早いから、困ったことがあったたお気軽に連絡して」と言われた。
まさか、この一言がT氏にとって予想外の重荷になるとは、彼も想定していなかっただろう。

夕食はヒルトン・ハワイアンビレッジ内にあるピザ屋でテイクアウト。
ここはアメリカだから、ということでSサイズを3枚注文してみたところ、大きさはドミノピザのMサイズとほとんど変わらず。
これで大丈夫か、と緊張感が走る。
しかし、食べてみたら予想以上に重くて、結局1枚残すという体たらくであった。

深夜のトラブル

我が家では、部屋に洗濯機があると、なぜか洗濯しまくる。
しかも、先ほど述べたように現在ストライキ中。
となると、バスタオルとかを交換しようと思っても、本当に持ってきてもらえるのかと不安になる。
ということで、夜家族分のバスタオルをなぜか選択することにする。

これが悲劇の始まりだったのだろう。

寝ようかと思った時間になっても洗濯機が回っているので、自分が最後乾燥機に放り込む役を引き受けた。
しかし、いつまで経っても洗濯が終わらない。
怪しくなってみてみると、最後の脱水にいっていないようだ。
何度か脱水だけやってみようとしたが、全くうまくいかない。
そもそも脱水前の排水ができていないことが判明した。

これはまずい、ということで、まずは水浸しのバスタオルを乾燥機に退避。
その上で再度洗濯機を操作してみたが、全く良くなる気配はない。

30分ほど経って、洗濯機を救うことは諦め、バスタオルだけでも乾燥機にかけることにした。

しかし、水浸しのバスタオルの入っていた乾燥機にはたんまり水が溜まっている。そこで深夜にやることは二つ。
・水浸しのバスタオルを絞って乾燥機に入れてもなんとかなりそうなレベルにする。
・乾燥機に溜まった水を除去する

ハワイに深夜やることでは全くないのだが、コップで乾燥機に溜まった水を取り除く作業を何往復かけて行い、その後4人分のバスタオルをシンクで絞るという作業を行った。
しかし、このバスタオルがホテル仕様で分厚い上にバカでかい。
腕がパンパンになりながら、タオルを絞って乾燥機に入れ、ベッドに潜り込んだら1時半を過ぎていた。

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