【遊戯王MD】超重メリラドン 2024.01版
2024年1月10日
――超重神童ワカ-U4、実装
ついに……ついに待ちわびていたワカ-U4がマスターデュエルに参戦。
召喚権を使わない1枚初動、他に初動引いてれば上振れ札になるぶっ壊れカード。
元々ランク4を立てるために超重ギミックに初動を任せていた身としては、待望の1枚でした。
というわけで早速超重メリラドンに組み込みました。
1.メリラドンについて
初めてこのnoteに辿り着いて、どういうギミックなのかわからないという方は過去記事をどうぞ。
初動や展開ルートについて触れてます。参考までに。
簡単にいうとハリラドンのリペアギミックです。
レベル4モンスター2体から、アウローラドン+レベル1チューナーの盤面を再現するギミックになっています。
2.レシピ
今までと決定的に違うのは60枚体制になったこと。
初動とそれにアクセスできる札が増えたので無理なく厚くできました。
引きたくないカードが多いラドンギミックを使う身としては、これができるのも嬉しいポイントです。
既存のレシピでは初動にアクセスする手段にスモール・ワールドを使っていましたが、バイ-Qが来たことでお役御免。
やはりテーマ内サーチは強い。
純構築の超重デッキと違い超重ギミックに依存していないので指名者セットは採用したまま。
一方でバイ-Qワカ-U4から動いた際に増Gを当てられると辛いため、PSYフレームセットを追加で採用。
バイ-Qギミックとアクセルスタダバロネスの動きを共有できるのも強いです。
ランク4を立てられて強いのでパラエクを再び採用。
ベイゴマセット、音響セット等ラドンと相性がいいカードも増やしています。
その他、抹殺で弾く用にドロバも採用。自分で使っても強いので3枚。
1枚初動にならない既存の超重の枚数は変えていません。
展開で使う分には1枚でもいいので40枚に近い構築で回していた時は減らしていたのですが、素引きした場合妨害を貫通できて強いので60枚にした時にまた増やしました。
誘発貫通ルートが増えたので、メリーメイカーから入るスプリガンズギミック用のメインデッキのカードは最小限の2枚+1枚に。
デッキの総枚数が増えたことで初手に引くことも減りました。
Q.ここまで来てメリーメイカー要素いる?
A.いる。
超重新規について
超重神童ワカ-U4
召喚権を使わずランク4を立てられる1枚初動。
召喚権を使わずレベル4を追加する、という意味では幸魂に近い感覚で運用できる。
超重僧兵ビッグベン-K
ワカ-U4からアクセスするためにデッキ内にいないといけないので2枚採用。
ガイア・ブースターをサーチすることでランク4成立。
イワトオシにアクセスしながら先にバロネスを立てながらランク4を立てることも可能。
他の超重名称と合わせて初動になるので、1枚初動ではないものの素引きした場合も活躍の機会がある。
超重武者バイ-Q
ワカ-U4やイワトオシにアクセスできる1枚初動。
ワカ-U4ギミックで先にバロネスを立てる際に必要。
超重武者装留ガイア・ブースター
ワカ-U4ギミックでイワトオシを絡めず直接ランク4を立てることも可能。
素引きしても強いが展開に絡まないので1枚採用。
3.総評
メリラドン側からとしては今回のアップデートに限って言えばプラスでした。
初動も増えて展開前にバロネスも立てられて、手数で誘発を踏み越えることもでき、かなり使い勝手はいいです。
超重側として考えた時、スプリガンズのギミックは不純物が増える要因ですが、レベル4が2体さえ並べられれば展開できるので、指名者で誘発を弾きながら展開できるのは他の構築にない強みです。
と言ってもEXの自由枠が減って、消費がより激しくなってしまいましたが。
さて、大方の予想通りURでの実装。
ワカ-U4どころか他の2枚までUR実装は意外でしたが。てっきりベン-K、バイ-QはSR実装だと思っていました。
ということは、規制されるとしたら紙や海外と同じくイワトオシカカ-C辺りってことで、今後うらら貫通ルートが取れなくなる可能性が出てくるのが若干不安。
杞憂に終わるといいんですけどね。
先行ワンキル警戒でブレイク・アーマーの事前規制はあったものの、新規のワンキルルートも開拓されており、マスターデュエルでも規制秒読みと言っていいでしょう。
ワカ-U4初動とイワトオシ初動で何が違うか、ワカ-U4側はとれる選択肢も多くて単純に比較できるわけではないですが、最終的にイワトオシにアクセスして展開する場合に焦点を当てると
・召喚権を使わずにイワトオシギミックにアクセスできることがメリット
・一方で魔法トラップの縛りがかかるのがデメリット
既存の5枚で縛りがつくのはメインのダイ-8とEXのカカ-Cの2枚だけ。
新規の3枚のうち初動の2枚であるワカ-U4、バイ-Q共に縛りがつき、ベン-Kは1枚初動になりません。
つまり従来のイワトオシから動いた時と比べて自由度が減るということ。
具体的に言えば指名者と相性が悪い。
とは言え初動が増えて初動にアクセスできるカードも増えて、選択肢が増える分には問題ないじゃん……と思えますがそれは現状の話。
仮に今後イワトオシが規制されて1枚になった場合、3枚+6枚-2枚で初動枚数的にはプラスになるものの、強みだった指名者と合わせて各種誘発を貫通する動きが取りにくくなります。
うららは手数で乗り越えられますが、増Gが重くなります。ドロバが増えてきているのもキツい。
新たな出張ギミックが増えたこと自体は嬉しいんですが、ランク4を立てるというただ一点、ただそのためだけの動きとして超重ギミックを利用していた身としては若干向かい風気味です。
規制されないといいんですが……まぁ難しいでしょうね。
代わりにワンキル用のカードなりが規制されてくれるといいんですが。
4.おわりに
というわけで今回はワカ-U4ギミックを取り入れたメリラドンを紹介しました。
ついにペンデュラムギミックP効果を使っているだけでP召喚はしてないけどを取り入れることができたのも嬉しく思っています。
これで融合召喚、シンクロ召喚、エクシーズ召喚、リンク召喚に加えてペンデュラム召喚も取り込みました。
あと取り込むとしたら儀式だけですね。厳密に言えば融合モンスターは融合召喚してないけど
最後まで読んでいただき、ありがとうございました!
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