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【遊戯王MD】相手ターンカリユガ 2024.08

こんにちは、radonです。

突然ですが相手ターンにカリユガしたくないですか?
自分はしたいです。

……という記事を書いてから早い事でもう9ヶ月近く経ちました。
前回はランク4からカリユガを出すギミックを紹介しましたが、この間にマスターデュエルの環境も変わりました。

・2024年2月7日――赤き竜実装
相手ターンにカラミティできるように

・3月8日――イワトオシ準制限
・4月11日――ダイ-8準制限
・5月1日――イワトオシ制限
超重で赤き竜が出しづらくなった
同時にランク4が立てにくくなった

・6月7日――カラミティ禁止
相手ターンにカラミティできないように

・7月11日――センチュリオン実装
ランク4が立てやすいテーマが増えた

・8月8日――新規RR実装
カリユガが立てやすくなる

炎環境の襲来などいろいろありましたが、この間に安定して相手ターンにカラミティできるようになり、ターンスキップ型の先行制圧にカリユガを推していた当noteは肩身が狭い思いをしていました。
ランク4デッキの初動として使っていた超重ギミックも、ワカ-U4の登場以後赤き竜を使うようになり(しかもサブプランで)、その超重も規制により安定性が損なわれました。現在ダイ-8は規制解除されてますが。

当時はレベル12シンクロを並べやすいテーマであるセンチュリオンも控えていて、環境のインフレに震えていました。

赤き竜「すまんそれカラミティでよくね」

蓋を開けてみればセンチュリオンがカラミティを使うことはありませんでした。
まさかの先にカラミティが禁止になり、その1ヵ月後にセンチュリオンが実装される事になります。
運営は本当に禁止から実装の順番でよかったのか……? いやセンチュリオンが出すコズブレも十分強いけど……

赤き竜の実装からカラミティの禁止まで、ターンスキップ界隈にとっては激動の4ヶ月だったと言えるでしょう。

これによりターンスキップ型の先行制圧として、カリユガは再び日の目を見ます。
また、センチュリオン自体、初動の多いランク4を立てやすいギミックとして注目していたので、自分のギミックと組み合わせられるじゃんと前々から考えていました。
ちんたらしてたら新規RRが来て他にカリユガを出すデッキが台頭してきたので、この辺で情報を発信しておかないとタイミングを逃すなと思い、慌てて書いてます。

前置きが長くなりましたが、ここから本題。
今回は相手ターンにカリユガを出すギミックの初動に、センチュリオンを使ったデッキを考えて来ました。

相手ターンにカリユガを出したい方の他にも、センチュリオンを使いたい方やランク4デッキの展開に悩んでいる方にオススメです。
それではどうぞ。


1.はじめに

今回のギミックでできること。

・ランク4から相手ターンにカリユガ

ギミックや各カードの解説など、詳しくは前の記事でも話してるので、そちらも参考にしてください。
多分同じ内容の事も書いてますが。

2.レシピ

初動にセンチュリオンを採用したことで1枚初動12枚に。
↓センチュリオンギミックでランク4を立てる方法は過去の記事を参考にしてください。

初動以外に前回のレシピからの変更点として、烙印融合を抜いたことでアナコンダの融合効果を完全にオミットしました。その分EXに余裕ができました。
素引きしたくないカードが増えますが、既存のアルバスと烙印融合のセット採用もアナコンダの役割が増えるのでいいと思います。
この辺は好みですね。

スプリガンズ・キット
バルディッシュからの展開で素引きして嫌なカードは、キット効果でデッキに戻せます。
この時サーチした復烙印は、ブーツやファントムフォースの除外に反応して1ドローできます。
今回は誘発多めのレシピにしてあるのでドローする意味はあります。

幻影騎士団サイレントブーツ
サイレントブーツは墓地効果目的なので、素引きしても各種コストに使っても大丈夫です。
スタンドアップの効果に手札コストが必要なので、そこで使えば無駄がなさそうです。

レイダーズ・ウィング
レイダーズウィングは、効果外テキストで幻影騎士団扱いなのでバルディッシュから落とせます。ブーツを落とせない時は代用してください。
その場合、アーセナルからリクルートできませんが、X素材を取り除きながら自己蘇生できます。

幻影騎士団シェード・ブリガンダイン
ブリガンダインはラウンチを素引きしてしまうと、バルディッシュの効果を使えない=ファントムフォースを自分のターンに使えないので、ラウンチをキットで戻せない場合にバルディッシュから貼る用です。
素引きしても特殊召喚しやすいレベル4モンスターとして使えます。


最終盤面+手札にスタンドアップ

カリユガの大嵐効果で、自分のセンチュリオンカードを巻き込んでしまうので、そこだけ相性が悪いです。
次のターンのリソースと考えると、サルガスのバウンス効果でついでに回収しておくと被害が減らせます。
スタンドアップは貼ったターンしか②効果を使えませんが、これで使い回せます。
2ターン目以降は、センチュリオン展開で戦う感じです。
それでも復烙印とトゥルーデアは吹き飛ぶけどね。

最近カリユガを出すギミックとして注目されているRRと比較して

強み
・1枚初動が12枚と多い
・素引きして嫌なカードを展開中に戻せる
・普通にセンチュリオンで戦える(赤き竜からコズブレが出せる)
・↑と合わせて増Gを貰っても妥協できる
・2ターン目以降のリソースを展開中に確保できる
・EXの自由枠が多い

弱み
・センチュリオン初動は手数で妨害を乗り越えにくい
・スプリガンズギミックが枠を圧迫する=引いた時ゴミになりやすい
・最終盤面に他に妨害がない
・各サブギミックを活かすとなるとEXの圧迫が激しい

パッと思いついた限りだとこんな感じでしょうか。
コンボデッキの性ですが、純構築と比べて対応力や貫通力が減るのはしょうがないですね。

気になる方は、他にランク4が立てやすいギミックと併用するのがいいと思います。
このギミックの最大の強みは、1枚初動の選択肢の多さなのでそこだけは譲りません。

3.おわりに

というわけで今回はセンチュリオンギミックから相手ターンにカリユガを出すデッキを紹介しました。

よくよく考えたらRRでも幻影騎士団でもないんだよな

ランク4が立てられるのなら初動はなんでもよかったのですが、センチュリオンは相互にサーチし合えて初動になる枚数が多いのが強みです。
RRと比べるより、センチュリオンのカラミティリペアと捉えた方がいいかもしれないですね。
図らずも、シンクロで封殺していたセンチュリオンがエクシーズで封殺する形になり、ちょっと面白く感じます。

あとどうでもいいですが幻影”騎士”団と騎士”センチュリオン”が共存してるの熱くないですか?
いやそうでもないか。

最後まで読んでいただき、ありがとうございました!

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