【EMC海外研修レポート】シリコンバレー研修2日目! 現地企業やVCからお話を伺う!
武蔵野大学アントレプレナーシップ学部の目玉イベントの一つである海外研修「グローバル アントレプレナー」。現在、29名の学生たちがアメリカ・シリコンバレーにて研修を行っています!
初日の様子はこちら! ↓ ↓ ↓
長旅の疲れと時差ボケに負けず、2日目から現地を巡ります。
まずは、世界中にCo-working 施設を展開するPlug and Play(PnP)を訪問!昨年に引き続き「TechCrunch」をはじめ、いくつものスタートアップを立ち上げてきたシリアルアントレプレナーであるKeith Teareさんからお話を伺いました。
続いては、同じくPnPにて、米国で抹茶の販売を手がけるCUZEN MACHAの塚田英次郎さんからお話を伺いました。
現地で活躍する起業家たちの生の声に、EMC生たちは興味津々!
その後、ランチを食べてサンフランシスコへ移動!
地球温暖化の解決を目指すThermaを訪問しました。農場やレストラン、ホテル等の稼働状況をセンサーでモニタリングし、施設自体や冷蔵庫、冷凍庫等の温度管理を自動化するシステムを開発し、クライアントに提供することで、食品廃棄率やエネルギー効率を改善する取り組みをしています。
創業者のManik Suriさんと、シリコンバレーに拠点を構えるベンチャーキャピタルThird SphereのStonly Blueさんのお話を伺いました。
ハーバード大学を卒業し、MIT、英国のケンブリッジ大学で修士を取得し、世界的なヘッジファンドやホワイトハウスで働いてきた超エリートのManikが「どんなに優秀でも失敗は避けられない(ことを理解した)」と言っていたのが印象に残りました。
また、Stonlyは今までに計5社のスタートアップを創業してきており、最初の会社は学生起業だったそうです。その会社を成功裏に売却したが、もっともっと伸ばせるはずだったと思い、後になって後悔したとのこと。それが原動力となって、シリアルアントレプレナーとして、その後の4社の起業に繋がったそうです。
そして、彼は、学生からの質問に答えるかたちで「運というのは、その人が人格、能力共に素晴らしく、人生を懸けて取り組んでいる事業があり、その事業を失敗させてしまうのは社会的に勿体ないと思ってくれた時、誰かが手を差し伸べてくれることだ」と言いいました。まさに、珠玉の言葉。誰にでも「幸運」が訪れるわけではないということを学びました。
その後、サンフランシスコで人気No.1の観光スポットでもあるPier 39を観光してホテルに戻りました。
■学生たちの声
最後に、学生たちの声をいくつかお届けします。
「規模感の違い、動かすお金の大きさに驚きました。また、最初からグローバル展開を考えるのが基本ということに改めて気付かされました。」
「最初の訪問先で質問したいことがあったのに、英語で質問ができなかったのが悔しかったです。次は英語で質問できるようにしたいです!」
「一番に感じたことは『やりたいことではなく、その時代にあった行動をしている』ことです。起業家達はその時の流れ、何が社会に必要であるか。それをしっかりとキャッチして行っていると知りました!」
「いろいろお話がある中で、特に印象に残っているのは『普通に生きている人とは違う世界が見えているのが起業家である』というKeith Teare さんのお言葉です。私自身は、将来シリコンバレーで働こうとか、ユニコーンをつくろうという夢はありませんが、見ている世界や未来はシリコンバレーで活躍する人々と近いものでありたいです。『社会を創る』側の人間でありたいからです。」
「今日のお話を通して得た教訓は4つあります。トレンドに対してアンテナを張っておくことの重要性、プロトタイピングの重要性、直観の重要性、そして、諦めないことの重要性です。」
以上、2日目の様子でした!
EMC生たちのシリコンバレー研修は続く!