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【開催レポート】学生たちが世界の幸せを叫ぶ「EMC Pitch」
ものすごく便利な世の中になった。
しかし、果たして世界は幸せに向かっているだろうか。
僕たちは、世界を幸せにしてきただろうか。
全然ダメだ。
まだ何もできていない。
なぜなら、
世界中の人が「幸せだ」と感じられていないから。
しかし、まだまだ可能性はある。
僕たちはきっと、世界を幸せにできる。
だから、
みんなで「世界の幸せをカタチにする。」ためにどうするか、
真剣に語り合おうと決めた。
未来を作っていく君の想いを聞かせてほしい。
世界の幸せを叫べ。
2022年12月4日(日)に「EMC Pitch」が開催されました。
上記の文章は、EMC Pitch 実行委員長である伊藤羊一さんの言葉です。
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「EMC Pitch」は、「世界の幸せをカタチにするために私はどうするか」をテーマに、学生たちが自らの想いやアクションを発表する場です。
2022年8月から登壇者を募集し、書類選考を通過した学生たちは2度のワークショップと課題提出を経て、総勢11名が学生がファイナリストとしてピッチに臨みました。
日本だけでなく、イギリスやカナダ在住の学生からも応募がありました。
年齢も様々です。最年少は日本とイギリスに住む12歳、最年長は40代の社会人学生。発表するテーマも、それぞれです。
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トップバッターでEMC1年生の板本 大輝さんは、島根県出身。「デジタルのチカラで都市と地方の格差を埋める」という目標を掲げて、入学直後に株式会社エマーを創業。オンライン配信ビジネスを行っています。
小学6年生の朝倉 煌太さんは、広島の平和記念式典に参加したことがきっかけで「戦争のない世界を作りたい」と思ったそうです。そして、世界を知り、相手を知るためには、新しい教科として「世界知(せかいし)」が必要で、まずは自らサイトをつくりたいと宣言してくれました。
浪人中だけれど、幸せいっぱいという木村 塁さんは、幸せな人の共通点は「新しいことに挑戦していること」だと分析して、一人ではなくみんなで新しいことに挑戦することの大切さを伝えてくれました。
社会人学生でバントマンの沖内 辰郎さんは、地方創生と地方空港の必要性を訴え、特に四万十空港の実現について、演奏とサメの着ぐるみで伝えてくれました。
イーロン・マスクを超える起業家になることを目指す高校生の鶴田 一朗さんは、夢と挑戦心を持つ若者と大人が増えることが世界の幸せにつながると訴えました。そして、「貧困と飢餓をなくす」「誹謗中傷のない世界を創る」「ストレスのない人間関係を築ける社会を創る」ことを宣言してくれました。
早朝のイギリスからオンラインで参加した、12歳のさいとうかいささん。コロナをきっかけに「学びとはなにか」を考え直したさいとうさんは、個人の学びを中央集権型ではなく、ブロックチェーン技術によって自分自身で管理できる社会の実現について発表してくださいました。
深夜のカナダから登壇した沢本 大地さんは、留学中の高校生です。沢本さんは世界の幸せの実現のために、まずは「幸せの前提」について紐解いてくれました。自分の原体験をもとに「幸せの前提」を見つけ出し、この前提を社会にも広げるために起業したいと宣言しました。
イタリアに留学経験のある高校生の山市 麗奈さんは、いつも幸せそうなイタリア人の様子を見て、幸せになるためには「ナルシストであること」が重要だと考えました。そして、ナルシストになって理想の自分に近づくことが幸せへの道だと説きました。
同じく高校生の鍋島 彩夏さんは、子どもの頃からダンスに熱中しダンスをこよなく愛しています。世代を超えて愛される「踊る」という行為の魅力と大切さを伝え、自分自身も高校卒業後にダンスのオンライン配信をスタートし、みんなを幸せにしたいと宣言してくれました。
野中優那さんは、ミャンマーでクーデターを体験した高校生です。その際に痛感したのが、世界の無関心です。この「無関心」をなくすことで、世界の幸せにつながると考えた野中さんは、ミャンマーの情報や魅力を伝える活動を行っています。これからもこの活動を継続し、紛争のない世界をつくると宣言しました。
最後に登壇した大学生の瀧澤 美玖人さんは、世界を幸せにするために、まずは自分自身が幸せであることの重要性を伝えてくれました。そして、その幸せを周囲に幸せを伝播させることと、幸せを生み出すビジネスを生み出すことを宣言してくれました。
この様子は、下記のYou Tubeで視聴することができます。
学生たちの想いのこもったピッチを、ぜひご覧ください。
イベントの詳細は、下記のプレスリリースからご覧いただけます。
公式サイトはこちらです。
EMCPitchは、来年以降も継続的に開催されます。
登壇したい学生のみなさん、2023年度の募集をお待ち下さい!
ともに、世界の幸せについて叫びましょう!
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