ボストン大学への訪問(2024年 選抜型海外プログラムレポートvol.1)
武蔵野大学アントレプレナーシップ学部(武蔵野EMC)2期生の久保里桜子です。
昨年に引き続き、特に海外に研修に行きたいという意欲の強い学生たちがEMC生の代表として渡米する「選抜型海外プログラム」がスタートしました。選抜型海外プログラムは下記の目的で行われます。
それでは、選抜型海外プログラムのレポート1日目をお届けします。
■ボストンでの初日スタート!
ボストンの研修初日、新しい環境に触れ、学びと感動が溢れる一日でした。初めて訪れたこの海外の大学では、学生たちの情熱と活気ある姿に心打たれました。驚かされたのは、アメリカの文化では、自分の意見を率直に表すことが求められることです。アメリカでは、自分の考えを述べないと取り残されると言われていますが、その文化を目の当たりにし、実感することができました。
ボストン大学経営大学院では、日本とは異なる授業スタイルに驚かされました。学生が授業を進める主体性が求められ、全く新しい体験をしました。
■ボストン大学で授業体験
ケーススタディ授業やグループ発表、個人プレゼンなど、様々な形式の授業にお邪魔させていただきました。
1:ケーススタディ授業
実際の企業のトラブルを解決するケーススタディでは、学生たちが真剣に取り組み、自分の意見を積極的に表明していました。U字型の席配置が、全員が教授に近い距離で、発言しやすい環境を作り出しており、誰1人取り残さない授業スタイルを体感しました。
2:グループ発表
ビジネスプランの発表では、収益やローンチ方法まで考え抜かれたプレゼンが行われました。その内容は、今からでもピッチコンテストに出場できるくらいの完成度でした。プロトタイプを持参するチームや、発表と質疑応答に役割を分けているチームなど、グループワークにおける役割分担の重要性を学びました。
3:プレゼンテーション
個人のビジネスプランや自己紹介についてのプレゼンでは、意義深いフィードバックを受け、実りある時間となりました。今回は、私たちEMC生も発表の機会をいただきました。フィードバックタイムでも、アメリカの文化を体験する場面が多くありました。まず、聞いてくださっているボストン大学の学生さんたちの質問力。どれもプレゼンテーションをより良くするためのフィードバックやプレゼンに対する具体的な質問ばかりで、自分自身の自己分析やサービスに対する多方面の視点を考えさせられました。とても貴重な時間となりました。
■1日の締めくくりはアメリカ最古の海鮮料理レストランで
1日目の最後にはアメリカ最古のレストランであるユニオンオイスターハウスで、ロブスターや各種海鮮料理を味わいました。今回の訪問を受け入れて下さったMBA兼学部講師のグレッグとディナーをご一緒し、ロブスターの食べ方を教わるなど、地元ならではの体験を通じて、ボストンの魅力を存分に楽しみました。
翌日からのプレゼンテーションはハードなスケジュールでしたが、それぞれが万全を期して臨み、非常に学びの多い1日となりました。これからもこの貴重な経験を大切にし、成長と学びを重ねていきたいと思います。明日は、バブソンカレッジに行きます!お楽しみに。