【EMC海外研修レポート】 3日目 ModuleQ、Mr.Mark Kato、Cuzen Machaのセッション!
世界の最先端を知り、志を共有するグローバルなネットワークを構築することを目的に、1週間の「グローバルアントレプレナー海外研修」に出発した武蔵野大学アントレプレナーシップ学部(武蔵野EMC)の2年生たち。本日は終日、スタートアップの支援施設であるPnPでのセッションでした。3日目ということで、学生たちも少しは現地に慣れてきた様子です。
■AIで人のビジネスを加速させるModuleQ
最初にお話を聞いたのは、私たちのビジネスをサポートして強化してくれるAIプラットフォームを生み出したModule Q 創業者のDavid Brunnerです。
Davidさんは大学で情報工学を学び、そのまま研究者になるか起業家になるかを考えて、起業家の道を選びました。AIで世の中をどのように便利にしていくかにチャレンジしています。
学生たちからは、
「日本にいると、日本のマーケットのことだけを考えてしまうけれど、自分も世界の70億人のことを考えられるビジネスをつくりたいと思いました。」(原田 弘脩)
「ひとつでいいので、大きな疑問や大きな欲望を持つことの大切さを知りました。そこに向かってアイディアを出すことが大事だと思いました。」
(熊谷 流気)
等の声があがりました。
■長きに渡り日米で活躍するMark Katoさん
次に、30年以上現地で活動をされているMark Katoから "What is Silicon Valley ?"をテーマにお話を伺いました。
これからのビジネストレンド、日本企業の失われた30年と言われている衰退の原因、これから我々は何をなすべきか?大いに刺激的なセッションでした。
日米両方を見つめてきたMarkさんのお話に感化された学生は少なくなく、
「Markさんのお話を聞いて、やっとシリコンバレーの凄さがわかった気がした。日本とシリコンバレーの違いを比較してお話してくれて、アメリカのスケールの大きさを知ることが出来ました。」(畑野 瑞季)
「Markさんのお話で、どれだけシリコンバレーが進んでいて日本が遅れているか再確認で来た。」(白石 絢)
等々、自分たちが置かれた環境について、改めて考える機会を得た学生も多かったようです。
■アメリカで日本の抹茶を売る! CUZEN MACHA
ラストセッションは 米国で抹茶の販売を手がけるCUZEN MACHAのEijiro Tsukada。
大手企業を退職し、スタートアップにチャレンジ。アメリカにおいて日本文化を広める活動に、学生らは興味関心を寄せました。
「CUZEN MACHAの話が印象に残っています。自分のやりたいこと、興味があることを仕事にする楽しさを再確認しました。これまでお話を聞いた起業家の方たちも、「自分の気持ち」「自分の興味」を大事にしていました。好きや興味を大切にすることの重要性を改めて意識しました。」(大沼 梨依菜)
「自分も日本文化に関心があるので、シリコンバレーで抹茶を広めるCUZEN MACHAさんのビジネスに感銘を受けました!」(石澤 拓己)
という声があがりました。
その他にも全体を通じて様々な感想があがりました。
「DAY3を通じて、自分の視野がすごく狭いし、日本の市場もすごく狭いということを知りました。自分は地域創生をしたいけれど、日本のいち地域のことだけを考えるのではなく、もっと市場を大きく捉えて考えたいと思いました。」(清水 涼太)
「情報にたくさん触れることが大事だと思いました。色々触れた上で、自分で精査して考えることが大事だと思いました。」(野村 一倖)
「シリコンバレーがいかに進んでいるかを痛感しています。圧倒されるだけでなく、日本に引っ張って来れるものはないか探したいです。」(上村 昴)
■引率教員のコメント
学生たちも、徐々にシリコンバレーの生活に慣れてきたのか、質疑応答の内容や振り返りの感想に、キラリと光るものが増えてきました。
「質問のクオリティが上がって来ている。これが、一過性のものなのか、実際にチカラがついてきているのか、正確なところは最終日のプレゼンを聞いて判断しますが、すごい成長だと思う。」(伊藤 羊一)
「みんな思ったより英語で質問している。最終日のピッチに向けて頑張ってほしいです。」(平石 郁生)
教員陣の期待も高まります!
引き続き、学生たちの奮闘にご期待ください!