ボストン大学主催のケースコンペにアジア代表としてEMCチームが参加!
武蔵野大学アントレプレナーシップ学部(武蔵野EMC)では、国内のアントレプレナーシップ教育はもちろんのこと、グローバルアントレプレナーの育成にもチカラを入れています。
そしてこの度、ボストン大学が主催する全世界を対象としたケーススタディコンテストに、EMCチームがアジア代表として参加しました!
■「SUSILO INSTITUTE BUSINESS + ETHICS CASE COMPETITION」とは?
「SUSILO INSTITUTE BUSINESS + ETHICS CASE COMPETITION」とは、ボストン大学が開催する全世界の大学を対象としたケースコンペです。これまではアメリカ国内で開催されていましたが、初の試みとして全世界の大学・大学院を対象に参加校を募集。アルバニア、中国、ジョージア、ドイツ、ガーナ、香港、ハンガリー、インドネシア、アイルランド、日本、ケニア、レバノン、メキシコ、ポルトガル、スペインの、合計16ヶ国、21校、70チームがエントリーしました。
第1段階として、これらの応募チームはオンラインの予選大会に臨みました。
東ヨーロッパ、西ヨーロッパ、中東・アフリカ、ラテンアメリカ、アジアの5つの地域で予選会が開催され、アジア大会の結果、EMC生5名のチームがアジア代表として決勝戦に進出することになりました!
■ジャカルタを舞台にワークと決勝戦に参加!
今回のケースコンペは、ボストン大学があるアメリカではなく、インドネシアのジャカルタで開催となりました。
イベント名にもなっているインドネシア人のSUSILO家がこの大会をスポンサードしており、展開する多数のビジネスのうち「PT IFISHDECO TBK」というニッケル鉱山会社が直面している課題がケースのテーマに選ばれたからです。
1日目
コンペに参加する学生たちはジャカルタの中心地にあるPT IFISHDECO TBKの本社に行き、社員のみなさんからニッケル鉱山の現状や課題について共有を受けました。
その後、国境を超えた混成チームを6つ作って、PT IFISHDECO TBKの課題についてディスカッションしました。
2日目。
早朝から会場に移動して、1日がかりのコンペをスタートしました。
6つのチームがそれぞれ20分間のプレゼンを行い、その後10 分間の質疑応答が行われます。審査員は、PT IFISHDECO TBKの幹部、学者、ジャーナリスト、そしてSusilo家のメンバーが務めました。
決勝に残った6チームは、
メキシコ
日本
インドネシア
ドイツ
アメリカ
レバノン
の6チームです。上記の順番で、同じケースに対して、それぞれが考え抜いた解決策をピッチしました。
■EMC生のピッチは、、、?
EMCは、PT IFISHDECO TBK社及び政府に対して、経済特区を作ることで産業を発展させる提案を行いました。
あいにく、グランプリに選ばれる事はありませんでしたが、海外において他大学の大学生と切磋琢磨しながら、自分たちのアイディアを発表する経験を積むことができました。
■参加者のコメント
ヨウ エキ(楊 湙)さん
今回は他の大学の発表を聞いて、さらなる努力が必要だと強く感じました。また、プレゼンテーションの礼儀作法についても多くのポイントを得ました。特に、プレゼン終了後にGregoryさんからフィードバックを受けて、自信を持つことの重要性を学びました。これからも頑張って練習して、次回のコンペティションではより良い結果を出せるよう努めたいと思います。
畑野 瑞季さん
今回初めての挑戦で、右も左もわからないまま、ここまで進めてこれたことに、チームのみんなには感謝しかないです。また、世界の同世代の子たちのレベルに圧倒されすごく刺激にもなりました。今回の経験を活かして、自分に自信を持ち、より高みを目指して語学力や知識などスキルアップに努めたいと思います。
山口 奈々さん
初めてのケースコンペティションに参加し、予選を通過してインドネシアに到着しました。正直なところ、現地に着くまで実感が湧きませんでした。しかし、インドネシアに来て他地域の参加者と出会い、英語で交流を重ねる中で、ようやく自分がここにいることを実感しました。
一日目は、各大学の学生が混成チームを組み、それぞれのテーマに取り組みました。周囲の参加者のレベルの高さに圧倒され、ついていくのが精一杯でした。それでも、諦めずに積極的に意見を出し続けました。チームメンバーが私の話に耳を傾けてくれたことは、本当に嬉しく、自ら心を開くことの重要性を強く感じました。
二日目は本番のプレゼンテーションの日でした。これまでの準備の成果を発揮する場であり、緊張感は非常に高まりました。前のチームの発表に圧倒されましたが、自分たちのベストを尽くすことに集中しました。20分間のスピーチでは、自信を持って話すことができましたが、質疑応答では予期していなかった質問に悔しさを覚えました。それでも、全力を尽くしたという充実感はありました。
このような貴重な機会を得ることができたことに、心から感謝しています。
平松 沙彩さん
今回この大会に参加できたことを誇りに思うのと同時に、このような機会をいただけたことにとても感謝しています。想像以上に大変だったし、辛かった経験も全部含めて、とても貴重な経験になりました。
こんな機会きっと2度とないから、自分ができる限りの力でぶつかろうと思い、挑みました。何回も練習したプレゼンは自信を持って話せましたが、Q&Aがうまく答えられず悔しさが残りました。
また他国の参加者のレベルの高さに圧倒されました。分析やスライドのクオリティが高いだけではなく、振る舞い方や話し方がオーディエンスを惹きつけていて、世界のレベルの高さを感じ、学びが多かったです。
なのでわたしももっとオーディエンスに強く訴えかけられるプレゼンを目指していきたいと思いました。
今回の大会はプレゼンだけでなく、他国の参加者との交流もできました。みんなすごくフレンドリーで、お互いを讃えあったり、いろんな話ができたり、すごく楽しかったです。
今回感じた悔しさ、楽しさ、世界各国のエネルギーなどをバネに、これからもチャレンジしていきたいです!
矢内 鉄朗さん
私は日常会話もままならないレベルで非常に悔しい大会でした。学べるチャンスがあったにも関わらず逃してしまったことは大きな損失です。まだまだ自分のキャパが足りないし、限界を決めてしまう部分があるなと強く感じる大会でした。
学部長 伊藤 羊一さん
EMCの学生たちはすごい挑戦をしました。結果として賞は取れませんでしたが、その頑張りに感激しました。そして、世界トップレベルの5チームのプレゼンテーションから多くを学びました。この一歩は、EMCの未来を着実に作っていくと信じています。
教員 津吹 達也さん
EMCとしてこの舞台に立てたこと大変誇りに思います。そして今回の機会を与えてくれたBostonUniv.Greg教授並びに関係者方々に御礼を申し上げます。
世界の舞台に立ち、そのレベルを知ることでまた学生たちは大きく学び成長したと感じます。世界をより良くしていくため、新たな価値を創造していくため、これからもチャレンジをし続けていきます。Go Global!
教員 平石 郁生さん
As a professor at Musashino University's Entrepreneurship Department, I came to Jakarta for the finals of a BUSINESS+ETHICS case competition organized by SUSILO INSTITUTE and Boston University. Our team won the regional qualifying round and was invited to the final competition. It was an amazing opportunity for the students and faculty members. And I was honored to be asked to provide critiques and feedback to the six teams participating in the finals. Thank you very much, Professor Greg Stoller at Boston University, for giving us such a wonderful opportunity!
Gregory Stoller(Boston University)
Case competitions are the ultimate combination of teamwork and analysis. I can’t think of a better way to do that and especially during this most recent competition. I’m very proud of the work that all six schools put in.
この経験を糧に、さらに邁進するEMCの活躍にご期待ください!