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エッジを創り、エッジを活かす|株式会社タイミー全国選抜3daysサマーインターンシップ「次世代経営会議」にてチームMVPを受賞

こんにちは! 柳田宙輝です!
皆様、今夏をどのようにお過ごしでしたでしょうか?

私は、長期インターン、おにぎり屋起業、サマーインターン、セブ島訪問など、有意義に過ごすことができました。その中でも今回は、株式会社タイミー様主催の全国選抜3daysサマーインターンシップ「次世代経営会議」にてMVPチームを受賞させていただいた経緯などをお話しさせていただきます!


本サマーインターンシップは9月1日から3日の期間で汐留のタイミー本社にて実施され、全国から約30名が集いました。プログラム内では、他の参加者とチームを組み、タイミーのアセットを使って「3年後に100億円」を創出する事業拡大案を立案し、タイミー役員にプレゼン・フィードバック後MVPが選出されるという内容でした。

どうして参加したの?

結論から言ってしまうと、偶然と運が重なり今回の機会につながっています。新卒ヘッドハンティングサービスの「エシカル就活」というサービスから本インターンにエントリーをさせていただいたのですが、実はちょっと変わった経緯がありまして、、。
「エシカル就活」を運営する株式会社アレスグッドのCSO村田興平さんと食事させて頂く機会があったのですが、その際にエシカル就活のアカウントは作っていたものの、設定をしっかりとやっていなかったんですよね、、。さすがに、よくしていただいているのにやらないのはダメだろうと思い、設定を行いました。(みなさんもエシカル就活ぜひ登録してくださいね! )

エシカル就活のプロフィール画面

設定を行うと、「せっかく頑張って設定したんだし、どこか応募したいな」と思い、偶然本インターンシップと出会いました。惹かれた点は純粋に「賞金200万円」という文言。ということで早速エントリーという邪念丸出しの状態だったわけです(もちろん、これに加えて、普通のサマーインターンとは異なる経験ができそうだな、と感じたのも大きいです)。

尖りまくりのDay1

初日に、運営からチームメンバーが発表されました。私の所属するチームAirportは”全員男子”(他のチームは女性が1人以上在籍していました)、そして”他のチームより1人多い”というチーム編成で、今振り返っても特に尖った6人だったと思います。というのも、最終日はオフィスカジュアルという指定があったのですが、私たちのチームだけ服装からして明らかに違ったんですよね笑。

銀座にあるビルの最上階で行われた最終プレゼンでのMVP獲得後の写真。右から4人目は株式会社タイミー代表取締役の小川嶺さん。

他の参加者が黒いスーツに白シャツを多く着用しているのに対して、私のチームはTシャツだし、明るいし。(私に至ってはジャケットを着用していないんですが笑)といった具合で、一番尖った奴らが集結してしまった訳です。

ここまでで明らかだと思いますが、6人全員の個性が強過ぎて、まとまらないし、まとまる気配も感じられないといった様子。現状分析やアイディア出しなど行いましたが、道筋が見えて来ず。そこで夜、ワーカーさんへのインタビューと親睦を兼ねて、「THE 赤提灯」というアルバイトが全員タイミーワーカーの飲食店をメンバーで訪問しました。ワーカーさんから聞く話は、私たちが抱いていた仮説とは異なり、いかに現場の声が大切なのかを知りました。私たちの親睦はというと、少し深まったかなといった具合。帰宅後にはベッドの上で「このチーム、まとまるのか!?」と思いながら初日を終えました。

1時間ごとに衝突するDay2

2日目は、中間発表がある以外は一日中ワークの時間でした。まだまだ、事業拡大プラン立案の兆しが見えず、タイミーワーカー様にアポイントを取りインタビューを行いました。3人の方へインタビューを行い、共通項が見えてきたため、この観点から事業を考えていきました。なんとか中間発表までに下地を作ることができましたが、役員から頂いたフィードバックは中々辛口でした。そこから改めて、立案し直し改善していった訳なんですが、全然まとまらず1時間ごとに衝突するという始末。

ひたすら考え議論するメンバーたち

しかし、夜になっていくにつれ、段々と兆しが見え始めました。個々が本音で衝突し合ったことで、互いの強みを把握し合うことができ、チームとして結束し始めたんです。夜の8時過ぎに方向性が定まり、そこからまたまた衝突を繰り返しながらもなんとか2日目を終えました。

チームになったDay3

私たちのチームが提案した「ごほうびTimee」。ロゴやプロトタイプはメンバーが制作。

最終日は午前中がワークの時間で、午後からは役員への発表というスケジュールでした。朝を迎えて、下地が完成していないところからワークをスタートさせたのですが、驚異的な団結力を発揮し、納得のアウトプットを出すことができました。プロトタイプ制作なら彼、パッションのあるプレゼンなら彼、マネジメントなら彼、ファイナンスなら私、などと各々に対する信頼が固まり、個性を最大限に発揮した団結を見せたわけです。

最終プレゼンの様子。みんなでプレゼンを行い、私は特にファイナンスについて話しました。

その結果、チームMVPを獲得することができました。

チームってこういうものなんだ、という成功体験

本インターンシップを通して、チームワークに対して大きな成功体験を得られました。具体的にいうと、「これは1人じゃ成し遂げられなかった」と思える体験をしたということです。これまでのワークでは、少なからず「1人でもできるな」「1人の方が生産的だな」といった本音が見え隠れしていました。一方で、今回のワークは、「これは1人じゃ成し遂げられなかった」と思え、チームってこういうものなんだ、と理解できました。(もちろんまだまだ乏しい理解ですが、、)

チームにおいて、本音で向き合うこと、そして1対1のコミュニケーションを怠らないことが重要だと思いました([1対1]×nの集合体がチームである、と思っています)。今後、今回の成功体験を継続的に再現し、さらに深いチームビルディングをしていきたいと思っています。

エッジを創り、エッジを活かす

ここからは今回の経験をさらにメタ的に分析してみたいと思います(アントレプレナーシップ学部生の参考になればと思っています)。なんと、本インターンは応募者の1%以下の選抜だったようで、そこになんとか入り込めたのは“エッジ”が効いていたからだと思っています。自分でもこれまでの経歴にエッジがあるなと自覚しているんですが、経歴や今取り組んでいるエッジを如何に活かすかが肝だと思います。私の場合は「中高時代の2度の転学」「アントレプレナーシップ学部1期生」「おにぎり屋で起業しようとしている」などの“エッジ”を人事の方にアピールしました。そして、インターン期間中も“エッジ”を存分に発揮させていただきました笑。

ここからは持論&私の価値観なので、軽く聞いて欲しいのですが、私たちの学部の学生は如何に“エッジ”を活かすか、が戦略だと思っています。ある教員がおっしゃっていましたが、「アントレプレナーシップ学部を卒業した」という事実だけでは何の価値も生まれないと思っています。一方でアントレプレナーシップ学部のアセットを用いて“エッジ”(価値)を生み出すことはできます。たとえば、Airportのメンバーは今回のインターンシップで経営層からフィードバックをもらえる環境に感動していました。もちろん、私に取っても良い機会でしたが、アントレプレナーシップ学部では日常的な光景です。改めて、本学部の価値を理解しましたし、私たちにとって相当なアドバンテージだと思います。こういったアドバンテージから“エッジ”を創ることができます。そうして生み出した“エッジ”をどう活かしていくのかだと思います。

サードドアという考え方があるのですが、これに近いと思います。このサードドアを開けていくのがアントレプレナーだと思っています。他の選抜系イベントを通じて感じるのは、やはりいわゆる高学歴で能力の高い同期が集まっているんですよね。そうなってくると、正攻法では勝てないわけで、非正攻法=サードドアを見出す必要があるわけです。例えば、私が本インターンシップへの参加権を獲得できたのもサードドアを見出せたためだと思っています。これは就活における一例に過ぎませんが、どのような場面でも、如何にサードドアを見出し、開けていくのかが私の戦略です。そして、これからもサードドアを見出して飛び込む、つまり「エッジを創り、エッジを活かす」生き方をしていこうと思っています(サードドアの概念について知りたい方はこちらのサイトもご覧ください)。

タイミー大好き

最後に3日間を通してタイミーが大好きになったので、タイミーの回し者なんじゃないかくらいに良さを語ります。本インターンに参加する前は、面白さや将来性を見いだせていませんでした。

まず驚いたのが、人事の方がめちゃくちゃタイミー愛に溢れていて、最初の面接の際にタイミーについて語られたのが強烈でした。一般的な面接では、学生への深掘りが主だと思いますが、タイミーの場合自社愛を語られます(もちろん深掘りもされますよ笑)。これには高い好感を抱き、なんて楽しそうなんだと感じました。3日間を通しても、タイミーが大好きな社員さんしかおらず、皆さん楽しそうなんですよね。

小川さんとのツーショット。

代表の小川嶺さんが、弱冠26歳でこのイベント実施時は現役大学生だったという(なんとサマーインターン初日の9月1日に大学の卒業が確定されたようで、一番に私たちに話してくれました笑)。この表現が正しいかは分かりませんが、小川さんはカリスマ性と大衆性を兼せ持った方だと印象を受けました。集団の前に立った際はみんなを導き、1対1で話すと親身になる、という方でした。若くて、人柄も優れた小川さんが代表だからこそ、タイミーは著しく成長しているんだと思います。

タイミーの将来性に対する考え方も180度変わりました。「タイミーは数多の事業へ拡大できる」と感じました。事業拡大案を立案する中で、ECや金融、海外展開など本当に数多の方向性が見えました。役員の方々とお話ししても、同様に「プラットフォーマーだからなんでもできるよ」と仰られていました。ということは、今後新規事業がバンバン生まれていくということなんです。ということで、今後のタイミーは本当に面白いと思います。 

さいごに

改めて、本機会はまさに「エッジを創り、エッジを活かす」ことができ、チームでコトを成すとはどういうことなのかを学ぶことができた、最高の3日間でした。今回出会った縁は、一生続くと思っていますし、一生の仲間を作ることができました。

最後になりますが、今回の機会を作っていただいた、 小川嶺さん、 八木智昭さん、緒方仁暁さん、メンターの石田幸輔さん、副担任の坂田優也さん、そして運営いただいた皆さん、ありがとうございました! 最高の3日間でした!

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