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PitchにInterviewに、学びの連続!(Be a global entrepreneur! マニラツアーVol.3)

グローバルアントレプレナー育成プログラム『Be a global entrepreneur!』のマニラツアーも、あっという間に3日目! 本日もメンバーは積極的に活動しました!

■本日の実施内容

「インターンシップコース」のメンバーは、昨日同様TechShakeで1日のプログラムをスタートさせました。
唯一「Innovation Program」に臨んだ野村一倖さんは、自身が経営する旅行会社・ことらべるの事業について、ビジネスモデルをブラッシュアップし、TechShake代表の足立さん、共同創業者のPaoloさんよりフィードバックを受けました。

「Innovation Program」に臨む野村一倖さん(写真右)

「Interview Program」に臨む田中綾子さん、丹羽蓮一郎さん、藤田あみさん、室口心春さんは、TechShakeの社員さんたちの指導の元、現地スタートアップに対してインタビューを行いました。インタビューを行うことで、フィリピンのビジネスについて理解を深めることができます。なお、インターン生たちが取材した記事は後日、TechShake社のWebサイトに公開予定です。

「Interview Program」の取材中の様子

そのころ、「ビジネスピッチコース」に参加している岡田航明さん、岡本雄仁さんの2名は、eスポーツカンパニーのNexplay Esports社を訪問。

Nexplay Esports社について教えていただきました

Nexplay Esports社について教えていただいた後、それぞれのビジネスアイディアをピッチし、フィードバックを頂きました。

ピッチする岡田航明さん(写真右)
ピッチする岡本雄仁さん

午後からは全員合流して、フィリピン最大の電気通信企業であるPLDTのイノベーションセンターであるInnolabを訪問。PLDTのビジネスやPLDT Innolabについて学びました。

PLDT社のご紹介

その後、伊藤羊一さんから武蔵野EMCについて紹介し、「ビジネスピッチコース」の2名がそれぞれのビジネスプランを紹介しました。

PLDT社のみなさんにEMCの紹介をする伊藤羊一さん
PLDT社のみなさんと集合写真

1日の締めくくりは、美しいフィリピンの海が見えるレストランにて。今日経験したことをシェアし合い、明日に向かって英気を養います。

1日を締めくくるディナーの様子

■参加者の感想

田中綾子さん
午前中のインタビューは周りの人に助けてもらいながら、なんとか乗り切ることができました。しかし、いざ文字起こしをするともっと話を聞きたいところが出てきたので、そこをメールなど追加取材できたらと思います。
フィリピンの通信会社を見に行き、今まで海外駐在など考えたこともなかったですが、とても面白そうに感じました。英語をもっと勉強して、そういったことにも挑戦してみたいと思いました。

藤田あみさん
今日はついに企業様とのインタビューの日でした。前日に津吹さんから、「インタビューでは、事前に企業に対する仮説を立て、その差分を確かめるように話を伺うことで、深みのあるインタビューを実現することができる」とのアドバイスをいただいていたので、事前に自分の中で相手企業に対する仮説を持ってインタビューに臨みました。その結果、非常に面白い考察を得ることができたので、いついかなる時も自分の考えを持つことの大切さを感じました。
また、帰宅中の車内では、羊一さんから質問力を鍛える上でのコツをお伺いすることができ、この研修期間はすべての瞬間が学びに繋がるフィーバータイムであると実感しました。明日からは相手の考えを引き出すことのできる質問力を意識しながら、すべての事象に関心を持って行動しようと思います。

岡田航明さん
今日はSNSのマーケティング会社でライブコマースについて知り、日本では売れない売り方で結構な数字を出していることに驚きました。
現地の客層に合わせた売り方、マーケットインの感覚がとても大事だと改めて実感しました。

PS.
日本食のそばを食べたのですが、あまり美味しくなかったです笑

野村一倖さん
今日は自分の旅行会社のビジネスモデルキャンバスをTechShakeのパウロさんと1on1で作らせていただきました。
実際EMCの授業で、ビジネスモデルやproblemからsolutionを考えること、競合他社との違いや自社の強み、ペルソナなど多くのことを学んできました。しかしいざやってみると、自分のビジネスについて考えることも、海外の方からフィードバックを受けることも、多くのことが新鮮で、何もかも自分ごととして捉えることができ、とても勉強になりましたし、楽しかったです。
明日からは今日作ったビジネスモデルキャンバスを用いてプレゼンの準備に入ります。
最後のプレゼンで結果【顧客やパートナー獲得】が出せるよう最後まで走り切ります!

岡本雄仁さん
ライブ販売事情に関しては、盛んな地域に行かないとなかなか聞くことのできないビジネスモデルだったので、とても新鮮だった。
日本国民は決断をする際に他の商品と比較することが多く、決断をするまでに時間がかかるため、日本ではこの事業への参入は出来ないという憶測がディスカッションの中であったが、他にも金儲けに対する悪い印象が根深く関係しているのではないかと感じた。
また、フィリピンでこのビジネスが成長する理由として、モールや実店舗を持つブランドは基本的に収入がある程度ある人をターゲットにしており、人口の大半を占める貧困層はそもそもアクセスすることができない(移動手段が車であることや移動にかかる費用もフィリピンの平均賃金から考えると高い)ことからネットに貧困層が集まり、低価格で大量の商品の購買が生じると聞いて納得がいった。実店舗よりも安めに販売しているというのも、とても興味深かった。
e-sportsについて、日本ではパソコンやコンシューマーゲームがマーケット中でも主流だが、フィリピンを含めた東南アジアではスマートフォンを媒体としたゲームがマーケットの中心を占めているという。その背景には低所得者が人口の大半を占めるという事実があり、低所得層をターゲットにしたマーケットに対する認識が大きく変わった。
例えば日本で低所得者は節約するため、その層をターゲットにしたビジネスを考える場合「必要不可欠なもの+ある程度の質が担保できるビジネス」でないといけないという印象を持っていたが、特にフィリピンなどの発展途上国では質ではなく安さが追求さているのではないかと思った。即決ができる国民性とフィリピン国内で最もシェア率を取っているShopeeなどネットで売買されている商品の価格から感じ、「貧困層」と一括りに言っても、同じ価値観を持っているわけではないと気付かされた。

室口心春さん
私はヘルステックの企業のCEOの方にインタビューをさせてもらいました。医学博士号を持っている方で、医学に非常に詳しい上で、今は会社の経営をメインでやっているとお聞きしました。今回のお話をお聞きして、自分の専門の学問領域を極めた上で、アントレプレナーシップも持っている状態が自分の理想であることに気がつきました。

丹羽蓮一郎さん
午前中はアジア圏を拠点にデジタルマーケティング事業を展開されているフリークアウトホールディングスさんにインタビューを行いました。調べて得る限りの情報から考察し仮説を立て、それを基にインタビューを行うことで、より深く掘り下げ、かつ魅力を引き出すことができ、価値ある時間になると実感しました。また、加えて私の活動しているプロジェクトやビジネスアイデアなどを織り交ぜて会話するなど、全てのチャンスを逃さない/掴み切る、というマインドを心掛けました。
夜に視察に行った、デジタルアートミュージアムでは、行く前と実際に体験してみて感じたこととでは大きな差がありました。日本やカナダなど先進国のものと比べてクオリティが決して高いとは言えず、何がそこまで差を生んでいるのか、ここをコンサルした時には何から着手するか、などとても学びが多く、視察としては大変有意義な時間でした。現地の方々にはとても評判が良いように見受けられ、フィリピンにおいてこの分野はまだ未開拓の市場であり、事業展開の可能性を大いに感じました。

■16日にはピッチイベントを開催!オンライン配信します!

8月16日(金)の日本時間午後2時〜5時45分には、マニラのCommon Ground Rockwellにてピッチイベントを開催します。
マニラ首都圏の大学、大学院、専門学校、職業学校の学生を招待し、グローバルアントレプレナーとしてピッチを行います。
現地からオンライン配信を行いますので、 ぜひ応援してください!




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