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「STARTUP QC」と「Marubeni Phillipines」を訪問!(Be a global entrepreneur! マニラツアーVol.4)

グローバルアントレプレナー育成プログラム『Be a global entrepreneur!』マニラツアーも、あっという間に4日目となりました!

■本日の実施内容

「インターンシップコース」のメンバーは、本日も朝9時からTechShakeにてインターンシップを行います。

TechShakeにて

「Innovation Program」に参加している野村一倖さんは、自身が創業した旅行会社「ことらべる」の事業を引き続きブラッシュアップし、TechShake代表の足立さんからフィードバックを受けました。また、事業内容を紹介するピッチ資料を作成し、明日の「EMC MANILA PITCH EVENT」の準備を進めました。

「Interview Program」に参加している田中綾子さん、丹羽蓮一郎さん、藤田あみさん、室口心春さんは、昨日行った企業インタビューの記事の完成させました。タイトル、サブタイトル、写真の選択、キャプションの付け方など、TechShake社のみなさんからたくさんのアドバイスを頂きました。
その後、今回のインターンシッププログラムについて実施内容や成果をまとめたピッチ資料を作成しました。

TechShakeのみなさんと「Interview Program」のメンバー

「ビジネスピッチコース」に参加している岡田航明さん、岡本雄仁さんの2名は午前中、首都マニラに隣接するケソン市へ。自治体が行うスタートアップエコシステム「STARTUP QC」について理解を深めました。

STARTUP QCにて

午後は全員が合流して、「Marubeni Phillipines」を訪問。ご存知日系企業の「丸紅」です。以前からフィリピンで積極的にビジネスを展開している同社は、化学薬品、エネルギー、環境インフラ、食品・農業ビジネス、ライフスタイル、金属と鉱物、植物、電力事業、交通とインフラ、輸送機械など、総合商社の枠を超えて様々なビジネスを手掛けています。

Marubeni Phillipinesにて
Marubeni Phillipinesのみなさんと集合写真

本日の企業訪問は以上です。
明日の「EMC MANILA PITCH EVENT」に向けて、各人ピッチの準備を進めます。

懇切丁寧にツアーをコーディネートしてくださるTech ShakeインターンのKenjiさん

■参加者の感想

岡田航明さん
今日は午後、Marubeni Philippineを訪問しました。
その中でもMarubeniのMICHAELさんのコメントと表情。そして言葉1つ1つから信念と熱を感じました。
この3日間、ピッチを行う中で、ビジネスモデルやサービスの料金など、枝葉の部分はたくさん考えてきました。もちろんそこも大事なのですが、根本の自分を突き動かす熱。動力の部分を伝えることが、最も重要だと再認識できました。
明日のピッチでは、前半の1分でどれだけ思いを伝えられるかに注力し、japanese soulを伝えたいと思います。

岡本雄仁さん
PLDTに続き、ケソンシティの市役所もここ数年スタートアップの育成に力を入れ始めたとのことで、徐々にアントレプレナーシップがフィリピン(特にマニラ)に広まっていることにとても感心した。
現在のフィリピン経済の発展には、どうしても政治的な支援が必要。今までは政治が悪いとそれだけで希望をなくしていたが、捉え方を変える事で可能性を広げることができると今日だけではなくこのプログラム全体を通して学んだ。
また、物事を考える際、多角的に見る事ができず、考え方や捉え方に偏りが出てしまうことに気づけた。その原因は、考える際の前提の置き方が自分の関心や既存の知識に寄ってしまっていることにあると考え、改善する為には浅くても良いので、幅広く学ぶことが大事なのではという結論に至った。
他にも、社会課題とマーケットのニーズは必ずしも同じではない事を再認識した。
貧困層に稼ぎ方を教えても、今お金が入らなければ生きていけずに意味がないように、プロダクトフィットでは無くプロダクトマーケットフィットを考えないといけないことは当たり前な事だと、農業のスタートアップの話を聞いて再認識した。
色々調べる中で、フィットジャーニーという領域を分かりやすくまとめられるフレームワークを新たに知ることができた。

田中綾子さん
今日は教育についての話を聞く機会が意外と多く、教育について再考することができました。
朝から明日の発表のための準備をしてきしたが、どうしても文章を書きすぎてしまい終わっていないので、引き続き頑張りたいと思います。
今夜は4分で話す練習をしっかりとしていきたいと思います。

藤田あみさん
今日はMarubeni Phillipinesを訪問した。結論、Marubeni Phillipinesはこれまで私の持っていた大企業に対するイメージを刷新し、起業していることだけがアントレプレナーである証明ではなく、アントレプレナーの精神を持った人物はどこにいてもアントレプレナーとして世界に活気を与えてくれる存在であることを気づかせてくれた。これまで様々なビジネスアイデアに触れ、その戦略性や斬新さに驚く毎日であったが、精神性こそ起業家として最も重要であることを感じた。明日は自分自身も聞き手にエネルギーを与えられるようなピッチができるよう、今からできる最大限の準備を施したいと思う。

室口心春さん
フィリピンの人たちは自分のお金のほとんどを衣食住に使う、特に食には支出の6割をあてるそうです。日本で今私たちが興味を持っている教育、エンタメ、ヘルスケアなどはフィリピンでは嗜好品であって、必需品ではないとういことを知って明日のピッチの内容に悩むインタビューチームです。
EMCでは起業といえば「自分の興味×社会課題」が大切だと習ってきましたが、フィリピンでは売れそうな市場があればその事業をすぐやるというのが主流ということもお聞きして衝撃を受けました。

丹羽蓮一郎さん
午前中のインターンシップで、TechShake代表の足立さんから、スタートアップにフォーカスしたフィリピンの市場分析についてお話しを伺いました。
初日に感じたフィリピンでのスタートアップの可能性に加え、難しいポイントを含めて、客観的な視点も持って、市場を捉えることができました。例えば、いま規制中のものや、スタートアップが少ないなど、一見すると負の側面に見てる事象についても、そこだけを表面的に見るのではなく、逆に、これから可能性がありチャンスに変わる、と全く違った視点から捉えることができると感じました。物事を多面的に、観察・考察・仮説・実践・分析する大切さを身に沁みて感じた一日でした。

野村一倖さん
本日は午後にMarubeni Phillipinesに訪れて、同社で働くフィリピン人のマイケルさんがめちゃくちゃ熱い話をしてくれました!
僕が印象に残っているのは、ニーズを気にするのもそうだが、何にお金を払いたいのか、誰がそれを欲しがっているのかを考えた方がいいというお話でした。僕が今ビジネスアイデアを考えるにあたって、現地のニーズを意識してアイデアを考えていましたが、実際自分がお金を払いたいのか、お金を払ってでもこの経験が欲しいのかなどを考えると、事業内容を少し変えないといけないなと思うことができました。
これは海外でも日本でも同じことであり、課題が多いフィリピンにおいて、課題があるからニーズがあるという考え方になっていましたが、実際にお金が動くきっかけは、国が変わっても、「欲しいかどうか」お金を払いたいかどうか」だという根本を学ぶきっかけになりました!

■明日16日にはピッチイベントを開催!オンライン配信します!

8月16日(金)の日本時間午後2時〜5時45分には、マニラのCommon Ground Rockwellにてピッチイベントを開催します。
マニラ首都圏の大学、大学院、専門学校、職業学校の学生を招待し、グローバルアントレプレナーとしてピッチを行います。
現地からオンライン配信を行いますので、 ぜひ応援してください!

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