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EMC3期生13名と「Be a global entrepreneur!」派遣生2名の研修スタート!(2024年度インドネシア・シンガポール研修 vol.1)

こんにちは!
武蔵野大学アントレプレナーシップ学部(武蔵野EMC)です!

EMCでは、「グローバル アントレプレナー」という海外研修を2年次に行っています。8月25日(日)にはシリコンバレーチームが日本を飛び出し、1週間の研修を行いました。

最終ピッチを終えたシリコンバレーチームの様子

そして、シリコンバレーチームが帰国する9月1日、入れ違いでインドネシア・シンガポールチームが日本を飛び出しました!

出国直前のインドネシア・シンガポールチーム

今年は、グローバルアントレプレナー育成プログラム「Be a global entrepreneur!」で海外に派遣される大志田空さん、三橋龍起さんも同行します!

■最初の渡航地・インドネシアでの初日の様子

以下が、学生たちが本日お話を伺った方や訪問したりした場所になります。

  • Taka Suzuki - Genesia Ventures

  • Food Spot CEO Mr.Aoyagi.

  • JETRO Indonesia

  • Okuzono

Taka Suzuki / Genesia Ventures

Genesia Venturesは、アジアで持続可能な産業がうまれるプラットフォームをつくることをミッションに掲げるスタートアップです。今回お話を伺ったTaka Suzukiさんは、新卒でサイバーエージェントに入社後、サイバーエージェント・ベンチャーズ(現:サイバーエージェント・キャピタル)でインドネシア事務所代表を務めた後に同社に参画した方です。

Taka Suzuki様と学生たち

CEO Mr.Aoyagi. / Food Spot

Food Spotはインドネシアで同国最大のフードデリバリーサービスです。運営企業のKlikspotは日系企業のインドネシア進出支援も行っています。長年インドネシアビジネスを行ってきたCEOのKen Aoyagiさんからお話を伺いました。青柳様は東京出張中のお忙しい中、オンラインでのセッションをしていただきました。

FoodSpot CEO 青柳様とのセッション

その後、学生たちはFoodSpot現地社員の方と交流を兼ねて、各自の自己紹介と自身のプロジェクトを英語でショートピッチ。慣れない英語でのピッチでしたが、頑張って伝え社員皆様からのフィードバックも受けました。

社員皆様への英語ピッチ

JETRO Indonesia

続いてJETRO Indonesia 平松さんからの現地概要のセッション。
インドネシアという国の概要や市場の魅力、現地スタートアップの様子などを学びました。

FoodSpot國吉様・JETROIndonesia平松様と

Okuzono

この日の締めくくりに訪問したのはOkuzonoです。フルオープンキッチン、禅庭、畳など、日本食だけでなく日本文化そのものに触れられるレストランです。ジャカルタでは最大級の規模をほこる日本人経営の日本食レストランです。

シェフリーダーの西村様と

セッション後は市内を散策、ローカルフードにもチャレンジしました!

◾️参加メンバーのコメント

最後に、参加メンバーの感想をご紹介します!

▶EMC生

田 昌浩さん
先生のスピーチはとても理にかなっていると感じました。自分の強みをしっかり認識し、それをうまく活用することが大切だと理解しました。また、自分の英語能力の不足にも気づいたので、明日のスピーチだけでなく、英語の勉強と会話能力の向上にも努めるべきだと思います。

岡崎 亮介さん
今日は4人の方のお話を聞いて、それぞれ海外で活動している方も日本の起業家も考えることが似ている部分がある中で、何か違いのようなものを感じました。そこに海外で働く魅力を感じることができました。

池田ひなたさん
今日は初めてのことがたくさんで、とても楽しかったです!街も東京とは違って猫がたくさんいたり、バイクや車が多くて怖かったです。また、自分の英語力のなさを改めて実感しました。でも言葉が通じたときは嬉しくて、楽しかったです!優しい人もたくさんいて、温かい気持ちになりました。明日のプレゼンも頑張りたいです。

八巻文香さん
初めてのジャカルタで日本とは違う雰囲気をたくさん感じました。鈴木さんの話を聞いて、質問に対して自分の回答がパッと出なかったことから、自分の分析が足りていないと改めて感じました。英語でのプレゼンはボロボロでしたが、改善の余地が見えたので、明日の最終プレゼンに向けて頑張りたいと思います。

杉山吏空さん
鈴木さんの話を聞いて、普段からEMCで言われていることと似ている部分が多く、インドネシアで働いている方も同じ考え方をしていると知り、一歩踏み出すことの重要性を改めて感じました。また、英語での説明が伝わった気がしなかったので、今日中に明日の英語プレゼンの準備をしようと思います。

髙田歩さん
今日、実際に英語でピッチしてみて、伝えたいことを100%伝えるのは難しいと改めて感じましたが、その分良い刺激になり、明日のピッチを全力で頑張ろうと思いました。また、その後の自由行動やホテルでは英語を使ってなんとか過ごすことができ、気合があれば伝えられると実感しました。明日頑張ります!

畠中詔摩さん
インドネシアの街を見ていると、規制が緩いためか銀行が非常に多いことに気づきました。預金金利は日本に比べて高いものの、これだけ多くの銀行があるにもかかわらず、あまり競争的な金利設定ではないことに少し違和感を覚えました。明日もう少し深掘りしてみたいと思います。また、語学に関して、私は日本語とPythonのバイリンガルですが、英語が全く駄目だと再認識しました。もし海外でビジネスをする際には、英語が話せて社交的な人をパートナーにしようと思います。もちろん、自分で話せるようになるのが理想ですが、Pythonが書ける人と英語が話せる社交的な人なら、Pythonが書ける人のほうが少ないと思うので、自分の得意を伸ばして、苦手な部分は補ってもらおうと思います。いずれは英語を話せるようにしたいです。とりあえず、明日の英語のプレゼン頑張ります。

大𡈽翔さん
今日の朝からジェネシアベンチャーの鈴木さんのお話をお聞きし、いくつかの気づきを得ました。お話を聞く中で、自分の発言をしていく中で、まだまだ抽象的な言葉を具体化していかないといけないと感じました。なぜ好きなのか、なぜやっているのかを鮮明にすることで、なぜ続けられるのかなど、自分自身の将来に直結することを改めて感じました。そして、人生の充実感ということが今回のメインテーマでしたが、EMCに入ってから少しずつ充実しているなと感じています。今回のお話を通じて「人生の充実感=好きなこと×能力」ということを学び、「好きなこと」をしているからこそ充実感があるのだと気づきました。午後は、Foodspotのオフィスを訪問し、実際に食事やデザートをいただきましたが、非常に美味しく、自分が住んでいたら毎日頼みたいと思いました。また、プレゼンでも最後まで改善し、少しでも満足できるものにしたいです。自由行動では、Block Mに行き、街並みや屋台を楽しみました。屋台の焼き鳥を食べましたが、美味しすぎて「これが食べたかった!」と思わず口にしてしまうほど良かったです。津吹さん、紹介していただきありがとうございます!明日以降も楽しんで、さらに頑張っていきます!

中原勇人さん
完全アウェイな海外で企業や活動に挑戦するチャレンジ精神や順応力を見習わなければならないと感じました。今回が初めての海外で、目に入るもの全てが新鮮でした。特に開発中の街並みを見て、昔の日本もこんな感じだったのかと思いました。そして、ビルの隣にスラム街が隣接しているなど、貧富の差が顕著に現れていることに驚きました。この差をなくせば、この国ももっと成長して大きく変わる可能性があると感じました。また、インドネシア人がとても優しく、笑顔も素敵で、一つ一つの出会いを大切にしていると感じました。日本人もこうなれば良いのにと思いました。

安蒜夏帆さん
ジャカルタは刺激に溢れていて、歩いているだけでとてもドキドキワクワクしました!(でもちょっと怖かったです) 今日お話を聞く中で、グローバルに活躍される方のマインドや考え方について学ぶことができました。今日の学びをしっかり自分の中で消化し、英語でのプレゼンも改善点があるので、明日に向けてしっかり準備したいと思います。明日も積極的に取り組みたいと思います!

中北響さん
ジャカルタの街を歩いたりタクシーに乗って移動しながら、街並みや景色を見るのが楽しかったです。午後にはFoodspotのオフィスを訪問し、社員の方々にプレゼンを行い、フィードバックを頂きました。私は英語が全然話せませんが、なんとか頑張って伝えようとすると、相手と良いコミュニケーションが取れて、通じ合ったときの感覚がとても嬉しかったです。今まで海外にあまり興味がなかったのですが、勉強してもっと海外の方とも話せるようになりたいと思いました。

杉田さん
今日はお話を聞いて、グローバルな視点を学ぶことができました。ジャカルタに限らず、フードビジネスは宗教や文化的背景の影響を受けるため、メニューなどにも工夫が必要であることを学び、とても大変だと感じました。また、人生の充実感=好きなこと×能力という話を聞いて、本当にその通りだと感じました。ビルの前には必ず警備員がいて持ち物チェックが行われているため、治安が良いのかどうか少し不安に感じました。久しぶりにコミュニケーションができない辛さを感じました。

富永碧さん
今日は自分にしてはかなり英語に挑戦し、楽しさを感じた日でした。異なる言語でのコミュニケーションの難しさは理解していましたが、それ以上に楽しいということを改めて実感しました。うまく伝えられなくても自分なりに話してみて、それを相手が「いいね!」と言ってくれることの嬉しさ。言葉ではなくてもジェスチャーでの会話ができることの楽しさ。そして伝わらないときには、自分が英語を話せないもどかしさも感じました。今日の話は、自分に合っているものばかりで、自分が悩んでいたことへの回答も得られ、インプットとアウトプットが充実した一日になりました。

▶「Be a global entrepreneur!」参加者のコメント

三橋龍起さん
鈴木さんの相互理解の話では、「インドネシア人だから」「日本人だから」といった主語を大きくせず、異文化に歩み寄ることが大切だと話していました。その文脈とは異なりますが、自分の目指す世界や求めていることが相手に100%共感してもらえるとは限らないため、譲歩やズレの修正を通じて、これまで合わないと思っていたビジネスモデルや人とも共創できる可能性を見出しました。今後、価値観の相違などに嫌悪感を持たず、相互理解の文脈で将来的な合致を目指して他者と交流することを決意しました。また、ピッチのフィードバックにおいては、経験がある立場を前面に出さずに、素直に課題点や想いを伝える方法で話したいと考えました。本会は商談ではないため、ビジネスシーンでの適切な距離感を保たず、EMC GLOBAL一期生としての立ち回りで行動した方が、多くの方と共感や共創ができると考えたためです。最後に自戒として、考えるだけでは無意味であり、価値は結果からしか評価されないということを記し、筆を置きます。
P.S 明日は、皆様にたくさん話しかけます!

大志田空さん
今日は初見の方々にピッチを見ていただき、フィードバックを頂くことができ、明日以降に向けて大変勉強になりました。特に、ムスリムの方に仏教・寺に関わるサービス案を直球でぶつけた際の反応が非常に新鮮でした。宗派によっては完全にNGの方もいれば、「meditationがないなら興味がある」という方まで多様な反応が見られました。これを踏まえて、サービスをどこまでユニバーサルに設計するかを今後の検討で決めていこうと思います。また、Airbnb等の主要プラットフォームへのリスティングも含め、ローンチ初期にどのように集客するかについては、ピッチで触れていなかったので、明日以降のピッチで言及したいと思います。提案先へのパーソナライズなど、細やかな気遣いが相手の行動変容を促すために必要だと感じました。自分の強みについても話がありましたが、強みにレバレッジを掛けるために必要なスキルは、研鑽を積んで身につける必要があると感じました。私は自認している強みが、自認している弱みによって相殺されることがあるので、強みにレバレッジを掛けるという意味でも、弱みを克服する努力(アウトソースする工夫)をしていこうと思いました。世界を飛び回る生き方を改めて目指したいと思います。一方で、そのHowについては解像度が低いので、先生方やたつきさんに話を聞きまくって、帰るまでにネクストアクションを決めたいと思います。ナシゴレンにハマってしまい、少食のくせに食べ過ぎています。明日もたくさん食べて、ナシゴレンのプッシャーになります。明日もよろしくお願いいたします!

▶引率教員のコメント

白木夏子さん
全員で切磋琢磨しながら、人生を変える瞬間を感じられる旅にしたいと思います。見たもの、経験したこと、感じたことが、より深い学びに繋がるようサポートしていきます!

津吹達也さん
今年も熱気に包まれたアジアでのツアーが始まりました。スタートアップや現地の大学生との交流、さまざまな異文化体験を通じて、学生たちが多くの冒険を経験し、アジアの楽しさや刺激を体験して欲しいと思います。私自身も学生たち以上に楽しみにしています。

海野慧さん
いよいよアジアツアーが始まりました!初めてのインドネシアやシンガポールを訪れる学生もいるかと思いますが、世界は遠いようで実は近いということを実感してもらいながら、新たな一歩を踏み出してほしいと思います。


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