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Fortnite Festivalの判定調整方法についてメモ
最近Fortnite Festivalをよく遊んでいる方々の間で判定調整の話題が出ることが多いので、色々調べて自分なりのオススメの方法を書き残しておきます。
推敲する時間がなく読みづらい箇所があるかもしれませんが、ご了承ください……
2025年2月9日追記: 一部の文章を修正しました。
とにかく要点だけ知りたい人向け基本の判定調整
リザルト画面で「詳細を表示」を押して、表示される項目の一番下にある「平均入力時間」を確認します。
設定画面>ゲーム>Festivalの項目にある「入力のレイテンシー」を、先ほど出た平均入力時間の数値に合わせて調整します。「早い」と表示された場合は、現在の数値からその数値分左に、「遅い」と表示された場合はその数値分右に動かして調整してみてください。
ある程度しっかり調整したい人向けの判定調整
①Festivalメインステージに入り、スパークプラグに話しかけて自動チューンナップを行います。
チュートリアルでやったビープ音(ピッ……ピッ……という音)が鳴る調整です。映像補正は自分がちょうどいいと感じる値で設定しましょう。よくわからなかったらとりあえず0でもOK。
➁自分がやり慣れていて、難易度が優しい曲を4曲プレイします。現状自分が一番よくできる、余裕でフルコンボできるくらいの曲が良いです。このときパーフェクト率や判定はあまり意識しないでください。曲にノる感じで気楽にやりましょう。
③リザルト画面から詳細を表示して、平均入力時間を確認します。
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④4曲の平均入力時間をすべて足して4で割ります。例えば+35ms、+27ms、+28ms、+25msだとすると平均28.75ms遅いということになります。
⑤メニュー>設定(歯車マーク)左から4番目の「ゲーム」の項目>Festivalの項目から入力のレイテンシーを調整します。今現在設定されている数値から、④で出た平均値をもとに調整します。
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④で出した平均が+28.75ms(遅い)だったとすると30+28.75=58.75なので調整後は55~60ミリ秒。
平均が-17ms(早い)だったとすると30-17=13なので調整後は10~15ミリ秒。
⑥先ほどプレイしたものと全く同じ曲・パートをプレイします。これで平均入力時間が0に近づいていれば調整成功です。±5msに収まるのが理想ですが、±10ms以内であればだいたいOKです。
もし譜面の流れてくるタイミングが少し早い・遅いと思ったら、音声/映像の補正を動かして調整してみてください。早いと感じるときは右側(+)に動かすと譜面のタイミングを遅く補正できます。逆に遅いと感じるときは左側(-)に動かすことで譜面のタイミングを早くできます。
このとき、音声/映像の補正を動かした分と同じだけ入力のレイテンシーの値も動かしてください。
ガチ勢向け判定調整方法
やることは基本の判定調整とほぼ同じですが、この方法ではより正確に音と映像を合わせるよう音声/映像の補正の値を設定してから入力レイテンシー調整に入ります。
私が参考にしたのはこのhaze.xmlというプレイヤーの調整方法です。彼はランキング上位常連のプレイヤーなのでかなり信頼できる方法だと思います。
動画は英語なのでおおまかな手順を以下に書きます。
①自動チューンナップの画面で、スライダーを動かしながらゲーム画面を録画します。ビープ音が2回ずつぐらいで10ミリ秒ずつずらしていく感じでいいと思います。
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➁音声波形を確認できる動画編集ソフトで①を開きます。元動画ではcapcutを使っていました。私はaviutlで音声波形表示を追加することで確認しました。
③ビープ音のピークと「バーがターゲットと交差する瞬間」が合っている箇所を見つけます。これが最適な音声/映像の補正の値ということになります。
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この場合では100ミリ秒地点とターゲット交差の瞬間が一致しているので、音声/映像の補正は100ミリ秒が良い……ということになる。理論上は。
④Festivalの音声/映像の補正の値を③で見つけた値に設定します。このとき、入力のレイテンシーの値もそれと同じ値にしてください。こうすることで映像補正後も疑似的に補正レイテンシー0/0のような状態になります。
⑤やり慣れていて、難易度が比較的優しい曲(目安としてレベル3以下だと良い)を4曲、パーフェクト率や判定を極力意識せずにプレイします。画面下部をなるべく見ないようにしましょう。何か物を置いて画面下部を隠してもいいです。
⑥4曲の平均入力時間の平均値を取ります。
⑦入力のレイテンシーを調整します。遅いなら右側(+)に、早いなら左側(-)に、誤差を埋めるように動かします。
⑧全く同じ4曲をプレイします。平均入力時間が0msに近づいていれば調整成功です。
この方法の強みとしては、より実際の値に基づいた音ズレの補正ができるようになること、それから(⑤で判定位置を隠すことで)聴いた体感とノートを押す感覚をより近づけるよう調整するため、早取り遅取りを頭で考えながらプレイする負担を減らし、より自然かつ楽にパーフェクトを取ることができるようになる点が挙げられます(多分)。
もしかしたら英語を正確に聞き取れていない箇所があるかもしれないのですが、私はこの方法を参考にしてから楽にパーフェクトを取りやすくなった……ような気がします。
参考になれば幸いです。
ちなみに最新版の動画(リンク)が数日前に上がっていましたが、そこではより正確に音声遅延を把握するために「ヘッドセットでビープ音をスマホに聞かせながら画面を直撮りする」という方法にたどり着いていました。
PS, Xbox, Switchでプレイしている方はこちらの方法が良いかもしれません。
音声/映像の補正の値を変更すると何がどう変わるか
+方向に動かすと、数値分の時間だけ譜面が遅れて表示されるようになります。-方向に動かすと譜面が早く表示されるようになります。
つまり、曲に対して譜面が早く来すぎているな……と感じる場合は、音声/映像の補正の値を+方向に動かすと体感が改善されるかもしれません。逆の場合は-方向に動かしましょう。
これによって音声/映像の補正の値を変えた場合、入力のレイテンシーの値も同じ数値分変更するのをどうかお忘れなく…
曲や譜面ごとに調整をやり直すべきかどうか
FPSの感度調整やキー配置と同様に、むやみやたらに変更はしない方が良いと考えています。曲や譜面、体調によって多少の早取り・遅取りが発生するのは自然なことです。もし、どの譜面をプレイしても必ず+になる(または-になる)のであれば、入力のレイテンシーの値を調整してみてください。
例外として、「何回やってもこの曲のこの譜面だけどうしてもズレる!」という場合の最後の手段として、その譜面をプレイするときだけ入力のレイテンシーの値を調節することはあります。ですが、基本的には目で見る・耳で聴いて合わせる方が良いです。