防災について考える⑨【備蓄食糧ってどんな味?part1~きのこのパスタ食べてみた~】
みなさん、こんばんは!
今日、11月5日は「津波防災の日」です。
これは、安政元年11月5日に発生した安政南海地震で、紀州藩広村(現在の和歌山県広川村)を津波が襲った際、濱口梧陵という人が稲むらに火をつけて村人を安全な場所に避難誘導した実話にちなみ定められました。
さて、以前、ローリングストックについて考えましたが、今回は、私が自宅で備蓄している保存食を晩御飯にしてみました。作り方、作るときのポイント、食べてみた感想などをご紹介していきます。
実際に食べてみたのは、こちらになります!
1 作り方
作り方はいたって簡単で、たったの3ステップです。
① 袋を開ける
② 袋から乾燥剤とスプーンを取り出す
③ 熱湯か水を入れて待つ
これはお手軽で、ちょちょいのチョイで作れてしまいますね。なお、作り方については袋裏面に記載されています。
2 待ち時間
待ち時間ですが、熱湯か水かによってそれぞれ時間が異なります。
熱湯の場合・・・3分
水の場合・・・・20分
備蓄食糧ということもあり、水でも作れるのがポイントです。災害時において、お湯が沸かせないこともあるので、非常にありがたいですよね。
なお、今回は熱湯を入れて作っています。
3 作るときのポイント
実際に作ってみて感じたことがいくつかありましたので、ご紹介できればと思います。
① 熱湯を入れたときにしっかりかき混ぜる
今回紹介しているパスタは、固形ソースが袋の底にあるため、熱湯を注ぎ、ソースが全体にいきわたるようかき混ぜる必要があります。
② きちんと注水線まで熱湯か水を注ぐ
袋内部の片面に線が書かれているので、その線まで熱湯か水を注ぎます。これは、カップラーメン等と同じですね。線より少なすぎれば、固くなりまうし、多すぎれば柔らかくなってしまいます。
4 食べてみて
熱湯を入れ、3分。実際に食べてみた感想は次のとおりです。
① 味が薄く、水っぽくなってしまった
はい、単純に熱湯を線より注いだがため、こうなりました。気持ち多めにお湯を入れたのですが、固形ソースもゆるゆるになってしまいました。
② スプーンだと食べづらい
付属しているスプーンでは少し食べづらかったです。例えば、お皿に移し替えればいいのかもしれませんが、災害時はそうも言えません。スプーンではなく、フォークがあればもっと食べやすかったのかなと思いました。
③ パスタの食感、味はしっかりしている
即席とはいえ、歯ごたえやソースの味はしっかりしていました。災害時に、この味を味わえるのはうれしいことだなと感じました。
※今回の場合、若干水っぽくはなってしまったのですが、、
何よりも強く思ったのは、ここです。
災害時に乾パンやアルファ化米だけでなく、パスタも食べられる。
現在は、本当にいろいろな種類の備蓄食糧が商品化されています。いろいろな種類の保存食を備蓄しておくことで、いざ災害にあったとき、少しでもより良い食事をとれるのは、精神的にも支えになりうるのではないでしょうか。
みなさんも、ローリングストックとして、また、食べなれておくという点からも、実際に食べてみることで気づくこともあると思います。
お子さんのいるご家庭では、防災教育の一環にもなりますし、ぜひ一度食べてみてください。
ということで、備蓄食糧「きのこのパスタ」を食べてみた感想でした!
次回は、写真に写っている五目ご飯を水で作ってみたいと思っています。
最後までご覧いただきありがとうございます。
ではまた!