放送室からの開校記念挨拶
みなさん、こんにちは!
実は私、高校の同窓会長をやらせていただいているのですが、毎年11月1日は母校の開校記念日なのです。
例年、同日かその付近で開校記念式を実施しています。式典では、学校長挨拶、同窓会長挨拶、基調講演(その年によって講師は違います。)を行っているのですが、今年はコロナ禍ということもあり中止かなーと思っていたのです。
が、学校からは実施する旨の案内が届きました。
やるのか、と思って内容をよく確認すると、基調講演は実施せず、挨拶のみとのこと。さらには、体育館に集合させられないので、挨拶は放送室から行うともありました。
放送室から。。。。?
正直、そこまでして行うものなのかと疑問を抱きました。
しかし、コロナ禍だからこれもできない、あれもできないでは、何もできません。こんな状況だからこそ、何ができるのかを考えるのが大切なんですよね。
また、やはり、途切れさせることなく、継続していくことも大切です。コツコツは勝つコツ。こうやって、1ページ1ページ学校の歴史が綴られていくのでしょう。学校側にも、今回の開校記念式を実施する判断をしてくれて感謝です。
ということで、放送室で挨拶してきました。
相対して話をするわけではないので、個人的にはシュールな感じがしたのは、内緒の話です。
後輩たちがきちんと聞いてくれたのかは定かではありませんが、少しでも、一人でも、届くと良いなと思います。
以下、せっかくなので、備忘として掲載しておきます。
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みなさん、こんにちは。同窓会長のうさみです。
同窓会長になって12年になりますが、このような方法で開校記念式典をすることになるとは大変驚いています。
さて、この母校も創立15年を迎えました。私たち1期生が蒔いた種を今まで水や肥料を与えてこられ、この学校がすくすくと成長する様を見ていると感慨深いものがあります。
新設校としてスタートした頃から比べ、部活動での活躍、地域への貢献などは目覚ましいものがあり、外部で母校の名前を耳にしたり目にしたりするととても誇らしい気持ちになります。
今日は、みなさんと相対できませんが、一つだけお伝えしたいことがあります。
それは、人はどんな状況下でも学ぶことができるということです。
ご存じのとおり今年一年は、新型コロナウイルスの影響によりさまざまなイレギュラーがあったと思います。
イベントや事業の中止などに見舞われたことと思います。
しかし、そこで、挫けてしまうことはとてももったいないことだと思います。
出来ない中でも出来うることはないのか、出来ないからこそ何が出来るのか。これらを考える。そして、実行することで、それは学びとなるのです。
こんな状況下だからこその発見、気付きを得てください。
それらを、これからの学びとしてください。
かくいう私自身も、今年はオンラインでのやり取りが多く、プライベートで動画配信に初めて挑戦してみた後、仕事の関係でも動画配信に挑戦するなど新しく取組んでいます。
ぜひみなさんも、コロナでなにもできないではなく、できないけどこれはできる!というものを考え実行してみてください。
結びに、季節も代わり肌寒くなりました。まだまだコロナ禍ではありますが、みなさんのご健康とご活躍、母校のますますの発展をお祈り申し上げ挨拶といたします。
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ご覧のとおり、いつも話が長いといわれるのですが(笑)
最後までご覧いただきありがとうございます!
ではまた(^^)/