\笑った人たちはマジョリティの特権に気づいていない!?/Diversity Journey航海記【アクションチャレンジ19】
みなさん、こんばんは!
うさみです。
NPO法人コモンビートの多様性や違いについて考えるプログラム「Diversity Journey」。先日発表したアクション宣言「生涯吸収・生涯発信」を実践していきます。
ちなみに、毎週日曜日に記事を発信しています。今回は、ワイドショーでも取り上げられている米アカデミー賞授賞式での一幕のお話です。よかったら最後までご覧ください。
▶暴力は「ダメ、絶対!」しかし、、、
すでに報道でも取り上げられているとおり、ウィル・スミスのビンタ騒動が物議をかもし、本人がアカデミーを退会しました。
この一件では、ウィル・スミスのパートナーを揶揄されたことに端を発したわけですが、日本と米国では受け止め方が大きく違うことに驚きです。
日本では、ウィル・スミスを擁護する意見が多いのに対し、米国では厳しい意見が相次いでいるとのこと。
やっぱり文化が違うととらえ方が違うのかとなんだか色々な記事を目にしながらモヤモヤしていました。
もちろん、手を上げるのはもってのほかですが、個人的はやはりきっかけとなった発言も見過ごせないなーと感じました。
Diversity Journeyで学んだ、マジョリティの特権を強く感じている自分がいたのです。
▶マジョリティの特権とは
以前の航海記でも取り上げたテーマです。
【以前の記事】
マジョリティの特権とは「マジョリティの立場にある人たちが、差別等されることなく不自由なく生きていくことができ、かつその差別されないという恩恵を気づかぬうちに享受しているということ」を指すわけですけれど、まさにこれだよ!と思いました。
ウィル・スミスのパートナーが悩んでいる脱毛症のことについて、生中継されている場であげつらう。そしてその発言に笑みを浮かべる周囲の参加者たち。
みな自分がマイノリティでないと感じているからこその反応なのではないでしょうか。
その点について何の話題のも上らないのがとても残念です。みなさんは、この点についてどう感じるでしょうか?
【今回目を通した記事】
マジョリティの特権を意識でき、周りに流されることなく行動できる、そんな人が一人でも増えたら、社会はきっとよくなるはず。
たとえハチドリの一滴でも、積み重ねることで変化があることを信じて。
最後までお読みいただきありがとうございます!
うさみ
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