妊娠の記録⑮
産休に入って早2週間。33週になりました。
32週の時、朝起きてトイレに行くとトイレットペーパーにうーーーーっすら血がついていて、びびって産院に電話。この時期の出血は怖いので来てくださいとのことで、検診とは別に診てもらいました。
内診の結果、特に出血ないけど?とのこと。エコーも異常なし。
なんか大騒ぎして、結果何もなくて恥ずかしかった…笑。でもまぁ血が出たって不安に過ごすより、診てもらって何もなかったから安心できました。
尿検査で少し炎症が出てたみたいで、お薬もらって、いちおう1週間安静にとのこと。予定していたご飯とプチ旅行をキャンセルしてゆっくりすることに。たのしみにしていたから行くかどうかすごく迷ったけど、もし何かあったら後悔してもしきれないから、諦めました。すごく落ち込んだけど。この2週間、夫以外とまともに話してない。
産休って、いちばん合法的ホリデイだと思うけど、やっぱり自分が社会の中で何者でもないのって、メンタルやられる。毎日やることがないのって、何週間も続くと変な罪悪感とか、焦りとか感じてしまって気分が落ち込むなあ。
その反動かなんなのか、妙に夫への母性が爆発してしまって、毎晩マッサージして頭を撫でて可愛い可愛いしてしまう。
子供が産まれても、このまま夫を愛おしく思えるかなあ。思えなくなったら寂しいな。なんか、産まれてしまったら夫との関係が変わってしまう気がして、それが怖い。子供も一番、夫も一番でいれたらそれがいい。でも産まれたら、わたしは母になってしまうかもしれない。すごく怖い。
妊娠しても特にイライラしたりすることもなくて、時々落ち込むことはあるけど割とフラットでいられてる。けど、やっぱり無意識のうちでは不安定になってるみたいで、たまに寝ながら泣いていることがある。嗚咽しながら起きたりとか。だいたい夢を見ているんだけど、それがそんなに悲しい夢でもなくて、なんでそれで泣く?っていう内容で、だけど目が覚めても涙が止まらなくて、寝ている夫の横でしくしく泣いていたりしている。
不安定になってるけど実生活でそんなに悲しくなる出来事がないから、寝ている時に発散して調整してるのかな。可愛いわたしの体よ。
さて体調面では、とにかく背中が痛い。右側の肩甲骨付近。座ったら10分とせずに痛くなる。寝ていても、ずっと同じ体勢だと痛い。ころころ体勢を変えないとすぐ痛むので厄介だ。それに、寝ると中の人がぼかすか暴れるから、なかなか落ち着かない。
ありがたいことに腰は痛くなくて、立って歩いている方が楽なくらい。でも、歩いていると今度はお腹が張って痛くなる。もうどうせいっちゅうねん…。最近は老人のような歩みでのんびり散歩してます。
予定日まであと1ヶ月半。息苦しいし辛いし早く産んじゃいたい。けど、愛しくて憎たらしいこのお腹とさよならするのも惜しいような。息子とこうして一心同体でいられる日々を、もう少しだけ享受していたいと思います。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?