藤島慈はお前より社会人

Link!Like!ラブライブ!の活動記録で印象に残っているシーンがあります。

先輩っぽいハロめぐ

自分の理想を持ち、追い求める。ハロめぐらしさに満ち溢れたセリフです。

信念深い彼女の姿はアイデンティティの歌詞を通しても伝わってきます。

360°私が好きな私でいたいから
ガラス越し まずは笑顔のオーディション
1次審査は通過です あとはひたすら信じて進むだけ
1番のファンとして

アイデンティティ / 作詞:ろさ

アイデンティティは伝統曲であり、彼女のことを歌った曲ではありません。でも、もう藤島慈の曲でよくないですか。伝統とか知らんので。

大沢もこう言ってる

冒頭のシーンに話を戻します。そこに至るまでの経緯を見てみましょう。

怪我をしてステージ上で踊ることができなくなったハロめぐ。そんな彼女に対する日野下花帆さんの一言から会話が始まります。以下、会話を抜粋。

🐰「だったら、タンスができなくても、スクールアイドルにはなれますよね!?」
🎙「人にはそれぞれ、その人にとってのスクールアイドルがあるんだよ。」
🎙「もちろん、ダンスをしないスクールアイドルがいてもいいと、私は思うよ。けどね、それは私の思い描いた夢の形じゃないんだ。」

第10話『ルリめぐ・ファンファーレ』PART 4

否定から入らない。相手の意見を尊重した上で自分の意見を述べる。
真の主役は誰かを傷つけたりは絶対しないもの です。(ノンフィクションヒーロー / 作詞:ろさ)

自分の理想への強いこだわりを持ちながら、心理的安全性に対する配慮を怠らない。そんな社会人力に魅せられて印象に残ったシーンでした。

しかし、これはあくまで長い物語の中の一場面に過ぎません。自己チューギリギリラインを反復横跳びする彼女を持ち上げて称賛するほど私は頭フラワーではない。

それでも藤島慈はお前より社会人です。子役から働いていてお前より社会人歴が長いから。


※ この記事は はてなブログの記事 を再編したものです。

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