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もやもやしたときに立ち返るメモ
なんだかすっきりしない、もやもやする。
元気なのに、ぱっとしない。
こんな自分になっているときのためのメモ。
まとめ
1. 体調は悪くないか
2. 朝の目覚めは良いか
3. 自分のありようを保てているか
4. 出したい成果は、心から願っているものになっているか
5. この3ヶ月間でどこまでいくか、はっきりしているか
6. 今週の予定は明確になっているか
7. 今日、できなかったこと、できたことがクリアか
1. 体調は悪くないか
体調が悪いときは、何を考えても無駄。
すぐに予定はすべてキャンセルして、たくさん寝る。
回復できるよう対処する。
注意したほうがいいのが、責任感を持ち出して、無理に予定に対応すること。なぜならば、アウトプットの質は確実に悪化するから。
期日が迫っているものがあっても、本当に今でなくてはいけないものかを精査した上で、できるだけ先に伸ばす。最高のアウトプットをするために。
自分では絶対に精査できないので、「今日は体調が悪いのだけど、今対応しなくても大丈夫だろうか?」と相手に尋ねる。
あと、自覚症状がなくても、自分ではなく、周囲にイライラしているときは、基本的に体調が悪い。休むサイン。
2. 朝の目覚めは良いか
目覚めが悪いのは、体調が悪いか、心の調子が悪い時。
→ 体調が悪いなら、「1.」に戻る。
体調が問題なくて、目覚めが悪いとすると、心がなにかのSOSを出している。このときは、立ち止まって自分のことを整理したほうが良い。その手順が、「3.」以降。
3. 自分のありようを保てているか
大前提として、自分のあるがままの「ありよう」が自覚できていないうちは、周囲に振り回されて、心が安定しない時期が続きやすい。
まずは、自分の目指すありようを「自覚できるカタチ」にする。もちろん、どんどんこれも変わっていくけれど。
「自覚できるカタチ」は、言葉が一番一般的だけど、ビジュアルでも、音楽でも、匂いでも、なんでもいい。「自覚できるカタチ」にする手順は、人それぞれだけど、はやくその自分なりの手順をつかんでしまったほうが、毎日が生きやすくなる気がする。
*私のやり方は、また別の記事で。
で、元気出し、毎朝いい感じで目覚めるのに、なんだかもやもやするときは、カタチになっている自分のありようと、今の自分を見比べ、差異がないかを確認する。
例えば、私は、「不安を起点にして行動しない」という目指したいありようがある。
昨日の行動を振り返って、不安から駆られてやっていることがないか、チェックしてみる。
なぜその行動をやっているか、確認してみる。
そうすると、例えば、「評価されない不安」を起点に始めてしまっていることがあったりして、その行動が心の不安定を作り出していたりする。
そういう行動はすぐに辞める。そんな感じ。
4. 出したい成果は、心から願っているものになっているか
ありようが自分の目指す状態であっても、そもそも、その向かっている方向って、自分が目指しているところなんだっけ?というのが、ここのポイント。
出そうとしている成果が納得できなかったり、やりたくないことだったりするのに、それを無理やり意味づけて、わかったふりして取り組むのは本当に辞めた方がいい。
心が苦しくなる。
これは、自分が自分を騙すこととイコールだし、どんどん気持ちが重たくなる。
確認するのは、その目指す方向や、出そうとしている成果を思い描いたときに、わくわくしたり、心がうずいたりするか。
感覚で、すぐにYesかNoがわかるのが、このチェックポイント。
たとえば自分にとっては、東京マラソンで3:30を切って皇居前でガッツポーズして、汗だくになりながらも、「やったー!」と叫んでいる自分を想像すると、今もまたすぐにトレーニングをしたくなるくらい、ワクワクしてしまう。
この感覚を、今出そうとしている成果にも、持てるか。これが大事。持てていないなら、その成果を追うのは辞める。すぐに。
アウトプットもイマイチになるし、自分も生かせない。結果、誰のためにもならない。
過去の自分は、「そういう時もある」とか、「あの人にも事情がある」とか、いろんな前置きを置きまくって、その成果を自分があたかも求めているように振る舞い、率先していた時期もあった。
でも、結果は疲弊感、徒労感しかなかった。今思えば、なんでもっと早くそれを辞めなかったんだろうという気持ちしか残らないこともある。
自分の心がアラーム出しているときには、立ち止まって、素直に従って、順番にそれを辞めていく。
やめたいけど、やめられない、というときは最も危険なサイン。
このときに、ひとりで抱えると大変で悪化していくから、一番信頼できる人に、すぐに相談する。
5. この3ヶ月間でどこまでいくか、はっきりしているか
目指す方向性もあっていて、ありようも大丈夫でも、もやもやすることもある。次に確認するのが、毎日の自己規律。
これは、今の会社で学んだ「自分を開放する」ための大切な考え方。
ユーザベースの大切なバリュー(31の約束)に、自由主義でいこう、があって、このバリューをなす要素に「自己規律」がある。
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自己規律ができている状態とは、自分はもちろん、周囲も、あのひとは何をしようとしていて、きっと、いつまでに、こうなる、と明確にできている状態。
いくら目指す方向が明確で、毎日そこに邁進していても、いつまでに、どこに到達するのかが不明では、自分が、何を軌道修正したら良いかわからなくなるし、周囲もどう支援したら良いかわからない。
毎日邁進できているようなら、いつまでに、どこまでいくのか、改めて確認する。
ペースは早すぎないか、遅すぎないか。そのベンチマークが必要。最後息切れしてもゴールに行けないし、おそすぎても時間切れになる。
目標を絞り込む(心から願う成果を設定する)ことと、何をどこからどこまで、いつまでに、を明確にすること。
結果、「Regarding My "O", From X to Y by When」が明確になっている状態だと、心身ともに健全でいられる。
*これを具体的にサポートしてくれるのは、4Dxという考え方なので、これもまた別途。
大きなビジョンを持ちながらも、足元の一歩をめちゃくちゃ具体的に。
あれもこれもになったり、圧倒的に無理なことに挑戦しすぎると、結局は疲弊するから、絞り込み、具体化が超重要。
6. 今週の予定は明確になっているか
アクションの設計は、1周間単位がいい。
想定外の出来事が起こり、せっかくのリズミカルな毎日が、いつのまにか追われる毎日になるなんて残念すぎる。辛くなる。
しかも、想定外のことは、起こることが前提なくらいに思った方がいい。
たとえば、旧友とのタコパのチートデイがあっても、一週間で栄養素を補正すれば、それなりに食事をなだらかにできる。
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一週間のおおまかな予定を頭に描いていれば、例えば、たまたま出くわした私の大好きな町中華の美味しそうなチャーハン・担々麺セットを、今食べるか食べないか、決断できる。
マラソンのトレーニングも、ボディメイクのための食事も、はたまた、新規受注に向けた行動も、1周間単位で設計すると、いろいろなアクシデントがあっても、補正できる。
予定を立てておくことは、自分を汲々とさせるものではなく、自由にさせるもの。
7. 集中できているか
自分がこうあったらいいということもあって、いつまでに、どこまでいこう、が決まっていても、なぜか拡散してしまうのが自分。
うまくいかないことがあると、他のことで自分の効力感を代替しようとする癖があるから。
やりたくない仕事があると、ついつい部屋の掃除をしてしまうけど、それでは前に進まない。
新規受注件数を伸ばすことが必要な時期に、既存のお客様との関係性を深めていても意味がいない。でも、既存のお客様の信頼を感じられると、やっぱりこれが大事だよな!として、そっちに傾倒してしまったり。
いやいや、集中しよう。
規律を持って、やろうとしたことを、やりましょう。がんばれ自分。
そして、集中して、なにをするかがわかっていれば、やった、やらない、できた、できないがはっきりする。
それを元に毎日生まれ変わったほうが、すっきりする。
今日は今日頑張ったことがあるし、今日できなかったことは、明日の学びになる。何ができて、何ができなかったか。
1分でも、3分でも、振り返りなんて簡単にできる。
メモに書き出してもいいし、頭で妄想するだけでもいい。
他事しているような暇も余裕もなし、何よりも楽しくない。
ちゃんと対象を特定して、それが進んだか、進まなかったかを毎日考える。
そしてさらに大切なのは、考えたら、ちゃんと毎日を終わらせて、また新しく明日をはじめるよう。
私の好きな言葉は、
「過去に拘泥せず、未来を憂えず、今を生きる」です。