きっかけ
初めてのnote投稿がこのような記事になるとは思わなかったが、書き始めてみることにする。
うーーん。難しいけど。頑張って言語化してみよう。
巷ではデータドリブン経営とかDXとかAIとかって言われて久しいが、私の周りではまだまだ言葉だけが踊っているような状態で、なかなか実体を伴う何かの変革が蠢いているような体動は感じない。。私が勤めている企業がそれなりの大企業と言える会社だからなのかもしれないが、データドリブンなどの言葉を一つとってみても、その重要性に気付いている人はごく一部で、多くの人は誰かが・もしくはシステムが自動的にレポートを作ってくれてそれを見るだけだと思っている人が多いように感じる。
データ分析みたいなものを仕事としている私からすると、上記のような考え方は極めて危ないと思う。なぜなら、データは確かにそこにあった事実を正確に残してはくれるが、そのデータをどういう角度から分析し、どういう単位で集計し、どう解釈するか?は本当に恣意的に如何様にも印象操作することができるからだ。
だから、「データはファクトを表しているから、誰が集計しても結果は同じだ。」このように考えるのはすごーく危険であると私は感じる。
これは、一度でもデータ分析のどぶさらい作業(私は綺麗にまとまってないDBのデータを集計してレポートするような作業をこう呼んでいる)をちゃんとやったことがある人ならば共感してもらえると思う。
じゃあ、どうすればもっと多くの人がデータから得られるインサイトを元に施策立案などをできるようになれるのだろうか。。
データ分析というものからインサイトを得るためには、個人的には
1.データを探す
2.データを見る・探索する
3.集計する
4.人に見せる
5.自分の意図と違う形で誤解される
6.レポーティングの奥深さを知る
こういう行動の繰り返しで会得できるスキルを身につけるしかないんじゃないかと思っている。
と。そう漫然と思っていたところに、偶然下記の絵に出会った。
。。。。いや、まさにこれじゃん。
https://help.tableau.com/current/blueprint/ja-jp/bp_cycle_of_visual_analysis.htm
データ分析に必要なサイクルと、その中心に人がいて、どのプロセスでもその人が柔軟に介入できて修正できるような枠組み。。
いや。これじゃん。。
というわけで、これがTableauをちゃんと学ぼう(Data Saberにも挑戦しよう)と思ったきっかけである。
https://datasaber.world/
。。。学び始めたはいいけど、やっぱり難しい点はある。笑
まだ、「なんでTableauじゃないとダメなの?Excelじゃなんでダメなの?」と聞かれると説得力を持ってちゃんと答えられない自分もいる。
今回の挑戦ではこの点を具体例を持ってこのnoteに記してみたい。
noteに記すこと自体が課題みたいなこともあるのだけれども、データの利活用を推進するためにはそういった伝える力みたいなものも必要不可欠であるわけで、、これもトレーニングと思って継続は力なりで頑張っていきたい。