再認が得意な人間と再生が得意なAIの関係
どらえもんの表記がドラエモンではないのは分かるけど、書けと言われてすぐに書けない。
アンパンマンも、似顔絵を描けと言われても描けない。けど見るとどれが正しいか分かる。
生成AIはそういうところで使えるものだと考えると納得感が増した。
欲しいものを生み出すことは出来ないけど、出来たものが欲しかったものかどうかは分かる、ということ。
記憶と照合して認識することを再認という。
脳は再認は得意だけど再生は苦手ということが前提にあるけど、解明はされてないみたい。
ただし、観察結果からは、特徴を記憶して照合に使っていると言えそうとのこと。そして、特徴だけを記憶していて、再生できる完全な情報は持っていないから再生が難しいという説明。
それはそれで納得。
じゃあ、どうやって照合しているの?という疑問が湧いてきた。大量の記憶から照合先のデータを検索するのはかなり大変な処理なのに、文字を見たら画像を見たり音や声を聞いたり、認識システムがフル稼働している。
脳の検索認識システムを模した検索エンジン出来ると面白いんじゃないか。
ちなみに、もちろん研究されているし、すでにAzure AI Searchでマルチモーダル検索は使えるようになっているみたい。
ちょっと学んでみる。
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