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ACC NY滞在記 #10


November 12th, 2024

今日は少しゆったりな1日。Gibneyのクラスも夜のみなので、夕方まではゆったりモード。しかしそこは貧乏性というか、予定を入れて朝から活動しちゃいます。

冬が来る前に

10月末に東京を発つ時の荷造りで難しかったことの一つが服をどのくらい持っていくか、ということでした。東京はまだまだ夏日、時には真夏日が顔をのぞかせるような感じでしたし、NY現地の天気予報を見ても暑くなったりぐっと冷えたり不安定な温度。とはいえNYの冬は厳しいとも聞いているし…結果、コートは現地調達することにしました。昨シーズンまで来ていたコートはもう7年近く着ているし、ポケットも片方抜けちゃってたので買い替えのタイミングだろう、ということで。

せっかくアメリカ行くのだからM-51のフィッシュテールパーカーのゲットを滞在中前半の目標にしてました。じゃないと冬の寒さで死ぬ笑
マンハッタン周辺のミリタリーショップは↓を参考に。

先週の月曜日、急に冷え込んだのと予定の間に時間があったのでミリタリーショップ巡りを。早々に良いサイズ感のM-51に出会い、即ゲット。
帰宅して一応調べてみるかー、くらいの気持ちでタグを見てみると軍放出品ぽいタグはあるんだけど、その真下に”MADE in China”の文字。
アメリカ軍の放出品が中国産、てことある?と調べたみたらどうも偽物っぽい。

…いや別にM-51であれば本物じゃなくて全然構わないし、デザインもサイズもいい感じだからいいんですけど。ちょっとガッカリした気持ちが無くはない。

1週間なんとなくガッカリした気持ちがモヤモヤと残っていたので、本物を探しにいくことを決心し、本日決行。

本物の軍放出品を求めて

朝から↑のGoogleMAPをBrooklyn周辺から回っていく。もう潰れちゃっているところもあったりしながら街歩きを楽しみつつ、お店を回っていく。
NYは高い建物が少ない、訳ではないんだけど空が広く感じる。めちゃくちゃ高いのは高いけど、平均すると低いみたいな、バランスが良いのか変なのか。
そんな気づきがあったり。歩くと色々な発見があります。

駅前も建物低め

何店舗か回ってみて、どの店も"Made in China"ばかり。
もはやアメリカの軍用品は"Made in China"なのか?そんなブラックジョークみたいなことある?と思いつつ、なんだかモヤモヤが晴れた感じも。サイズもデザインもいい感じなのに巡り会えたんだからいいじゃない、と納得に納得を重ねることができました。$120(≒18,000円)だから悪くない買い物だし。
何よりこのコートがなきゃこれからくる寒さに耐えられない。

急遽の観光Day① 

ミリタリーショップ巡りの移動中、メールが入り夜のクラスがキャンセルになったとのこと。こりゃもう一日観光するっきゃないですね。
ということで歩き回り、ミリタリーショップ巡り兼街めぐり観光地巡りしました。

まずは乗り換えの駅、14St/8Ave.で偶然出会ったブロンズ像たち。
乗り換えをしようとしたら、なんかやたらブロンズ像あるな、と思ったらアート作品だったらしく、人目を気にせず、人の流れを邪魔せず写真撮りまくる。
Tom Otternessの”Life Underground”という作品だそうです。

「暗くてお靴が分からないわ」「どうだ明るくなつたろう」感

可愛いフォルムながらもどこか風刺めいたものも感じさせます。世界経済のど真ん中、マンハッタンの地下、ブロンズ像のすぐ近くで物乞いがいたりするからでしょうか。

私の食の生命線 Whole Foods Market

お昼はちょうどいつもいるあたりにいたので、もうWhole Foods MArketでいいや、といつものようにスープバー+αで済ます。私は食に対しては結構保守的なので同じお店に行きがちだしお店で同じもの頼みがちです。
いつものように公園で食べようとしますが…寒すぎる。気温13℃、風は強風。
日差しの暖かさを風が吹き飛ばします。あれ?太陽より北風の方が強いんじゃないか?もうWFMランチ作戦は無理か?

と絶望的な気持ちになりながら、そういえばさっき出口近くのところで立ち食いしている人いたな、と思ってフラッとWFMに戻ってくると

お?
おおおおおおおおおおおおお!

WFMに通い続けて3週間目にして初めて2回があることに気がつきました。
ここで買ったもの食べられるじゃん!しかも電子レンジもあるじゃん!
最高だ、Whole Foods Market、あんた最高だよ。

急遽の観光Day②

次に徒然なるままに辿り着いたのはWorld Trade Center跡地、通称Ground Zero。
ちょうど高校生の時にニュースでリアルタイムに見ていた、911。全然どこにあるのかも知らなかったので、意外とマンハッタンの下の方なんだな、とか

あれから20年以上経って、どこかの戦争が終わってもまたどこかで戦争が始まって、それはもはや戦争とも呼べないような虐殺だったり。
考え始めるとアメリカに身を置き、この国の経済にお金を落としていることすらモヤモヤとさせられます。もちろん国=国民ではないことはわかっているのですが。
グローバルに世界全体が繋がっている難しさ、かといって自国至上主義に走りすぎるのもどうなのでしょうか。

急遽の観光Day③

ブルックリン橋を歩いて渡り、Brooklynへ。
意外と15分くらいで渡れます。やはりInstagramに映えるのか、みんな写真撮ってます。そして南京錠がところどころに。こうゆうおまじないって全世界共通で生まれるものなんですね。

ブルックリン橋、足元スノコだし、よく見ると下が基本何もないし絶妙にスマホ通り付け落ちそうなので
終始会陰がキュイんとしてました
遠景に新WTCビルを望むとずいぶん歩いてきたように思うけど
徒歩30分もかからないくらいです、あそこからここまで

そのままブルックリン橋を渡ったあたり、通称DUMBO(Down under the Manhattan Bridge Overpass)をプラプラ歩いて回る。
街を統一したイメージでブランディング打ち出しているのがすごい。

夕暮れ時のDUMBOをあっちへ行ったりこっちへ行ったり。
街が醸し出す雰囲気がとても良く、カッコいい。グラフティも多いので治安悪いような雰囲気と洗練されたイメージが同居して、ちょいワルみたいな感じになっている気がしました。ちょっとした小さなお店もオシャレ。

最近日本で拡大中の2nd STREETもありました。こっちが本場?
結構ハイブランドの中古が多く、お高い値段設定でした

気になったので、スーパーマーケットにぶらり立ち寄り調査。
印象としてはBrownsvilleのスーパーとManhattanのスーパーのちょうど真ん中みたいな整然さと猥雑さ。品揃えもちょうど真ん中な感じ。地理的にも間ぐらいだからか?

焼きそばやうどん、豆腐など日本食が並んでいるのが目を惹く。
この辺りは日本人、もしくはアジア系が多いのかな?
その名もDUMBO MARKET

帰宅して残りのスープと近くの中華屋料理屋さんで買ってきたビーフンと揚げワンタンで夕飯。包装トレイの大きさに対して開けた時に感じるボリューム感がすごくて想定以上にお腹が膨れます。

中華料理屋に貼ってあった十二支占い?
占いの断言の仕方がすごい"蛇か鳥と結婚する""羊がトラブルを持ってくる"

今日は急遽一日積極的休養になってしまったので、明日はハードに。NYで初めて一日3クラス受けます。我ながら元気だなぁ、頑張ってます。

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