
ACC NY滞在記 #30
いよいよ滞在最終日、そして
December 26th, 2024
明日は朝早くに帰国するのみ、なので実質滞在最終日。結局ブロードウェイのLotteryはハズレ続けたので本場ミュージカル鑑賞は断念。Rush Ticket狙って朝並んでも良かったんですが、そこまでのミュージカル鑑賞熱は起こらなかったです。現地NYにいるのにミュージカル観ないのか!と全国のミュージカルファンの皆さまになんとなく申し訳ない気持ち、は多少ある。
NYと言えばやはり彼女
せっかくNYに来たのだから彼女には会っておいた方が良いと思い、滞在最終日に会いに行く。と言っても、実際にお会いするには$25くらいかかり、荷物保安検査も受けなくてはいけないらしい。荷物保安検査(=X線照射)には良い思い出がないし、そこまでの入れ込み具合では無いので遠巻きに無料で眺めることに。
昼前にManhattanにつき、フェリー乗り場まで歩いていく。Lower Manhattanを中心に活動していたけど海沿いは意外と行ったことがなかった。おしゃれな本屋などがあり、いい感じ。遠くに霞んで見えるBrookylnもいい感じ。

海沿いを歩いていくと、フェリー乗り場に到着。
Staten Island Ferry乗り場。綺麗だしトイレも無料で使えるし良い。


Staten Islandへの移動手段としてより、彼女を無料で見られることで有名なので、めちゃくちゃ観光客がいる。おそらくクリスマスシーズンだから混んでいたのもあるのでしょうが、生活導線として使っている人にはいい迷惑。
もちろん時間通りにフェリーは来ません。急にゲートが開いてフェリーへ雪崩れ込んでいきます。後ろから「Go!Go!」と煽られますが、焦らず行きます。
これだけの人数乗れるのか?と不安でしたが、そこは大丈夫なようです。ただ往路は彼女が見える右側に船が傾きます、みんなそちら側に集まるので笑
明らかに傾いてますが、構わず発進します。慣れてらっしゃるのですね。
そしてついに彼女とご対面。

Staten Islandに着くなりトンボ帰りで復路のフェリーに。
NYグルメと言えば
せっかくNYに来たのだからNY発祥のグルメを食べようと思い、なにがNYらしいのだろうと考える。街中でやたら見かけるのはピザ、しかしピザことピッツァの本場はイタリア。タコスやメキシコ料理はもちろんメキシコ、ハラルフードもイスラム教の食事。
案外盲点だったのですが、ハンバーガーだな、とふと気がつく。
ということで評判の良いハンバーガーショップを調べて行くことに。今回行ったのはこちら↓
訪れたのは午後2時前後、店内で待つ人がいるくらいには混んでいる。NYのランチタイムの感覚はわからないけど、絶え間なく待機列が発生するくらいには人気で繁盛している模様。


チェーン店じゃないハンバーガーショップのハンバーガーは意外と小さい。鉄板の上で成形される、というか潰されて焼かれるハンバーグは独特の食感。美味しゅうございました。
NY観光名所と言えば
他にもせっかくなのでNYの観光名所を巡る。
お次は5番街にデーンと厳かに構えるSt Patrick's Cathedral

Cathedral=大聖堂で教会よりもデカい、という認識であってますでしょうか。5番街の賑やかに栄えたエリアにある、東京で言えば明治神宮みたいなものでしょうか。中に入ってみますと…

ものすごい混んでいる。クリスマスシーズンだからでしょうか、賑わいすぎてて教会にあるような静寂さとは程遠い。とても祈ってなどいられないけど、こんな混沌の中でも捧げられる祈りが届くのかもしれない。東京でも元旦3が日は明治神宮も浅草寺も大賑わいでお参りどころではないので、NYも似たようなことあるんですね。
教会から出ると、斜向かいにVICTORIA'S SECRETの巨大広告。
急に俗っぽさがすごい。聖と俗が隣り合わせ、聖と性が隣り合わせ。NYの清濁併せ吞む感じをビンビンに感じる。

BigApple
続・お土産巡り
一昨日MoMAに行った際に目星をつけていたお土産をゲットすべく、再びMoMAへ。鉛筆とかいいんじゃないかと思って買おうとしたのですが

made in Japanの文字。NY土産がmade in Japanてのも残念だな、と思い断念。これをきっかけにMoMA Storeで買えるものは実は全て東京のMoMA Storeで買えるんじゃないかという疑念が生まれる。これだからお土産選びは難しい。
その後、Union Squareまで下りお土産屋としても有名らしいStrand Book Storeへ。なんだかんだ結構細々とお土産を買ってしまいました。
Manhattan最後は結構通ったカフェへ。帰国後に備えた作業を。

歩きに歩いたNY滞在
60日間のNY滞在、歩きに歩き回りました。碁盤目状のわかりやすい地図、坂のない平な道、歩きやすいとはいえ歩きに歩きました。今日も歩いて移動できるところは歩いて移動。途中、この道はあの時に通った道だな、と感慨に耽ることもあり。



スニーカーもだいぶすり減ったし、スニーカー買って買えるのも悪くないな、と街中で靴屋を見かけるたびにチラ見。デザインがカッコいいし配色も良い、買っちゃおうかと悩んでいたハイカットのスニーカー。
昨日あらかたパッキングも済ませ荷物のスペースも確保した上で、もう明日帰国するだけのお財布とも相談し、迷った挙句買う気で試着してみました。
が、めっちゃ履きにくいし少なくとも自分の足には合わない。
うん、買わない。踏ん切りがつくから試着って大事。$170で買えてAmazonの最安値が4万円弱だったので買って帰って転売するのもアリだったかもですが、そうゆうのはいいかな。
December 27th, 2024
荷造りや住居の現状復旧、清掃などを夜通しやって徹夜でそのまま空港へ。
2ヶ月間お世話になりました。

See you NewYork
Google Mapの経路案内に若干翻弄されながらも予定通りに空港へ到着。
NYの空港は羽田のようなエンタメ感あるフードコートのわちゃわちゃした賑やかさはなし、質素。他のターミナルはそんなことないのかもしれないけど。
保安検査所ではインスタントカメラのチェックなどで若干バタバタしつつも無事に通過。靴も脱ぐし、上着もどこまで脱げばいいのか係員次第な感じがアメリカン。

これから出発するんだけど
軽食をとり、冠ちゃんと出発直前までInstaライブを配信し、無事乗り込んで出発。「ZOOTOPIA」を観たり帰国後の企画の書類を作ったり、仮眠したり。徹夜明けということもあり、飛行機の中にしてはよく眠れる。
ベーリング海峡を超えたあたりで不自然な航路を進む。ロシアの空域を避けているのだろう。ロシアウクライナの争いも年明け2月で3年を迎えてしまう。一刻も早くの終結を祈るのみ。

I'm back Tokyo
無事に着陸し、税関も入国審査もスムーズ。2ヶ月ぶりの東京、どのように目に映るのかが楽しみです。
空港もどこもかしこも隅々まで明るく照らされている。過剰なようにも感じるし、それ故の治安の良さなのかもしれない。
そして自販機がある。自販機が普通にあること自体治安の良さを表しているのかもしれない、と思います。しかし水を買わなきゃ飲めない。NYのようにボトリングできる場所は限られている。そして…140円!?だいぶ値上がりしましたね。
なおさらボトリングスポットを街中に用意して欲しいですね。

山手線で冠ちゃんと別れ、乗り換えの駅で下車。
小腹の欲求に従い、立ち食いそばへ。たぬきそば520円、高い。こんなに高かっただろうか?ただ単に物価だけが上がり続けるだけでは尻窄みを感じざるを得ない。

無事に帰宅。2ヶ月も家を空けることがなかったので色々と新鮮。
ウチはこんな匂いだったのか、というが一番の新鮮な衝撃。よく他人の家に行った時に感じる匂いを自宅でも感じるとは思わなかったです。
2ヶ月に及ぶNY滞在も無事終了。いまは2024年12月28日23時40分です。
またじっくり振り返りはするとして、これにてひとまず滞在記は終了です。皆さま、温かくお付き合いいただきありがとございました。
