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ACC NY滞在記 #27

滞在も残すところ1週間。


December 20th, 2024

朝からGibneyでクラス。先週に引き続きKlein Technique。
講師のBarbara、トナカイのツノをつけて遅れて登場。が、そのことにはとくに触れず「遅れてごめんよー」とクラススタート。そしてクラス中はツノつけない、謎。そんな謎な感じもチャーミングなBarbara、いつもようにクラスをやってくれる。年明けに台湾に来るらしいです。

その後、レギュラーで受けてたPartneringのクラスを。日本ではクリエイション以外でなかなか触れられないPartnering、しかもフライヤー側をやることも多かったので色々学びの多い時間になりました。

本場HarlemでJazz

夜はHarlemの教会でJazzを聴く。
先日ApolloにAmature Nightを観に行ったときに通りがけのバス停で見かけた広告で得た情報という、とても偶発的に出会ったというのも良い。
↓のサイトで色々本場のブラックミュージック情報ゲットできるようです。

会場はMount Morris教会。
普通の教会なのだけど、結構ライブの会場としても使われているようで一味違う雰囲気。

ピアノトリオ+Tb、T.saxの編成でTbがリーダー。不安定な床で暴れるドラムセットをリーダー自ら支えてあげてドラムソロを完遂するとか、演奏以外の部分も含めて良かったです。あまり思い込みでタブーとか決め込まずにやってもいい、そんな勇気をもらった気がします。もちろん音楽ライブだから成り立っている部分もあるのだけど笑

Mercer Labs

この日は盛りだくさん。そのあとManhattanを縦断し、Mercer LABSへ。
今年の2月にオープンしたアートとテクノロジーを融合させた新しいミュージアム。

メディア・アート絡みのパフォーマンスの仕事を近年やることが多く、せっかくNYにいるのだし、ということで。

何故か日本語カタカナの表記が。

木〜日は夜にオープンするのでその時間帯を狙って予約。
感想としては、あー、こうゆう感じかぁという域は出なかったです、個人的には。部屋全体6面を使ったプロジェクションはちょっとした錯覚を生む体験ではあるけど、プリレンダリングのCGアートも合わせ鏡の奥行きを利用したインスタレーションも結局インスタ映えを狙ったような感じでピンとこない。とくにインタラクティブな仕組みも無いし。行ったことないけどチームラボとかこんな感じなんじゃなかろうか。

クロマキー合成感
延々と箒目を描き続けるロボットアーム、ずっと見ていられる良さ

ガションガション作業を続けるロボットアームの作品が一番良かった、ていうのはなんとなく映像の敗北を見ているようでした。

KARAOKE!!

その後、クラス終わりの冠ちゃんと地元のカフェバーで合流。この日はKARAOKE企画。NYのカラオケはMCがいる。YouTubeでカラオケをかけて、歌う。
冠ちゃんは尾崎を日本語で、歌う。日本とはまた違う空気感で面白い。

December 21st, 2024

昨晩からチラチラと降っていた雪がそれなりにうっすら積もり、NYの冬。

朝から洗濯に。おそらく滞在中最後の洗濯。
滞在中お世話になったコインランドリー。あまり触れなかったけど、アジア系の家族経営でまさしく「Everything Everywhere All at Once」に出てくる感じそのまま。ハラル屋の多さといい、Brownsvilleはアメリカ白人社会の影のようなものを感じさせてくれる街。それが居心地の良さだったのかもしれない。

お世話になりました。

ラストGibney

昼からGibneyへ。クラスチケットを使い切るためにCounter Techniqueのいつもとは違う講師を受ける。前にも書きましたが、同じメソッド、テクニックでも講師が変わればずいぶん様子が変わる。エクササイズやシーケンスの組み方の違い、それが面白い。

そして本日がGibney通いの最終日。10月末からほぼ毎日通い詰め、Gibneyのみで54クラス受けました。うーん、感慨深い。頑張った感覚はないけど、アラフォー頑張った。改めてダンステクニックもっと磨きたいと思えたし、久々にTシャツを何枚も替えながらガッツリクラスを受けて楽しかったです。

お世話になりました。

ラストEden's

そのあとはEden’s ExpressのCI JAMへ。
トリシャのクラスに土曜午前の即興、CI JAMと意外と通ったEden’s。とても気持ちのいいスタジオでした。最後のJAMも、初めましてからコンタクトを通しての非言語コミュニケーション。CIに慣れている上級者からほぼ初めての初級者まで色々なレベル、色々な人種の方々と言葉を介さず触れ合うことができたのはとても良い経験だったな、と滞在最後のJAMで噛み締める。

滞在を振り返るような時間も増えてきて、自身の興味と向き合っている気がします。言語化できるところは丁寧に、難しいところは無理せず感覚を大事に。
この滞在を良い糧にするための準備を粛々と。

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