脳の関所を通り抜けるワクチン

ワクチンで頭痛が出るというのは、
BBB(血液脳関門)の監視の目をくぐった
何よりの証拠ではなかろうか。

脳というのは特別に大切な臓器なので、
ヘンなものが侵入してこないように
BBBという門番によって守られている。
フィルターのように濾す仕組みになっており、
大すぎる分子はBBBで堰き止められる。
逆にいうと小さな分子であれば通してしまうため、
本当に安全かどうか?
という質を担保できるほど万能な仕組みではない。

ファイザー社やモデルナ社のmRNAワクチンは、
コロナ遺伝子mRNAを
LNP(脂質ナノ粒子)という
オブラートでくるんだ構造をしている。
LNPはその名の通り極めて小さい。
筋肉注射されたLNPは、
血流に乗って全身の細胞に
満遍なく送り届けられる。

細胞は細胞膜という脂質の膜で覆われている。
LNPも脂質の膜で覆われている。
両者は同じ脂質同士なので親和性が高く、
細胞表面に触れたLNPは、
そのまま細胞と一体化し、
中に入っているmRNAを細胞内部へと吐き出す。
mRNAをわざわざLNPで覆ったのは、
このようにmRNAを細胞へ簡単に送り込むように
することが主な理由の一つである。

LNPはその小ささにより、
BBBの監視の目を逃れたはずだ。
関所を突破したLNPは、
脳の神経細胞へと容易に侵入する。
そしてLNPの中に詰まっている
コロナ遺伝子mRNAは無事に
細胞内部へと送り届けられる。

mRNAはいわば設計図だ。
細胞内部には工場があり、
mRNAを引き渡すとその情報を読み込んで
コロナのトゲトゲ蛋白を合成してくれる。

合成されたトゲトゲ蛋白は細胞表面に移動して、
その特徴的な形の突起をニョキっと出す。
あたかも自分がコロナですよと言わんばかりだ。

体の中は免疫細胞がパトロールしている。
もしも異物を発見したら、
敵だと見なして総攻撃を加える
自衛隊の役割も果たしている。
コロナのトゲトゲ蛋白を生やした細胞は
免疫細胞によって細胞ごと破壊される。
それがコロナ感染の予行演習だということだ。

ワクチン摂取後に
体のあちこちで痛みや倦怠感が現れるのは、
このような炎症が全身の細胞で起こるからだ。
しかも高い確率で頭痛も起きるという。
BBBは頼りにならず、
極めて重要な臓器である脳までもが
免疫細胞による攻撃に晒されている。
脳の神経細胞が破壊されているということだ。
ちなみに神経細胞は特殊な細胞であり、
一度壊れると二度と元に戻ることがない。

筋肉注射は体の一部を狙うのではなく、
全身にくまなく行き渡らせるという特徴がある。
他に筋肉注射をする代表的なワクチンに
子宮頸がんワクチンがある。
摂取後に障害が起こったとして、
被害者による訴訟が起きていることで有名だ。
頭痛や麻痺や思考力低下など、
脳へ達したワクチンが炎症を起こして
正常な機能が果たせなくなったと言われている。

問題となっているウイルスはまず喉に感染する。
若い人や健康な人であれば、
粘膜免疫と自然免疫がほぼ全てブロックする。
喉だけで問題が解決されて終わるのだ。
新型ワクチンは全身に問答無用でブチ込まれる。
その影響は脳までモロにくらってしまう。
脳細胞の破壊は不可逆的。
一度壊れたら決して元に戻ることはなく、
運が悪ければ一生障がい者になってしまう。

ワクチン摂取には
リスクを超えるベネフットがあるのだという。
私がここに書いた問題は氷山の一角でしかない。
まだまだ書ききれないほどたくさんあるし、
何年も経ってから次第に見えてくる問題もある。
これら全てをひっくるめた莫大なリスクを
上回るベネフィットとは一体なんだろうか?
それらを正しく評価することなど可能なのか?
摂取を決意するほどの信念とはなんなのか?
教えて頂ければ幸いである。

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