昨日、今日の夢

この二日は起きたとき、すでに見た夢が複雑すぎてほとんと覚えてられなかった。
起きてすぐにパソコンを開いて打ち込めればいいのかもだけど、今は目が覚めたらまず自分の身体を感覚する時間にしたいので、悩めるところ。忘れないように内容を繰り返して記憶しようとすることがいいものか。ちょっと試行錯誤中です。

昨日は、大竹伸朗展に行った。夢の話ですが。ご本人がいて、隣に白髪で背の高い男性が一緒にいた。その男はしっかりした白のデニムシャツを着ていて、そのデニムは沢山のシャツの端切れを縫い合わせ、絵の具で染め、塗り、固められたものをさらに削いで破って剥がして、そこからもう一度縫い合わせたという複雑な工程を取ったもので、大竹さんは
「一度重ねたものを剥がして、そこにもう一回重ねる、という工程が重要なんだ。そうじゃないとつまんないんだよな」
と言った。
その後、一体何があったのか忘れた、僕はモジャモジャの小学生の男の子をしばいていた。

今朝は、どこかの店に出張喫茶でカウンターを作って珈琲を淹れていたはずが、カウンターを抜けるとそこは古びた洋館で、電球やフラッグガーランドで飾り付けられているが余計に侘しい。扉を出てベランダを降りると、家は林の中にポツンと建っていて、少し離れてファミリーワゴンが停めてある。まだ陽が昇っておらずに少し霧が出ている。
車に向かおうとしたら、巨大な黒い熊が現れ、僕らは慌てて走り出してしまう。
熊が追いかけてきて、僕らは木を障害物にしながら逃げる。車に乗り込んで逃げたいが、直にそこまで行けず大回りして逃げ惑いながら車を目指すうち、僕は判断を誤って倒れかけた木の幹に駆け上がってしまう。友達はうまいこと車にたどり着くが熊は僕の跡を追って木を登って来てしまい、僕は襲われる。

というところで目が覚めた。
僕は、夢の中でとる自分の行動や起こる感情のほうに現実の自分より信頼を置いている。目が覚めたとき、熊に襲われる瞬間に「死にたくない!」と強く思った自分を思い返して、
いつ死んでもいい。という境地に辿り着くにはまだまだ、生き抜く覚悟と行動が足りてないなぁ、と省みる朝になりました。

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